【HH考察05】イルミは誰に雇われているか
イルミは、ヒソカに雇われてヒソカと戦うのが目的です。本人談。
それとは別に、何らかの仕事を請け負っています。

本人の発言なのでこれは確実。
1層のV・VIPチケットを用意できる層の依頼を受けてBW号に乗っているのです。
ではイルミの雇い主は一体誰だ? というのが今回のテーマです。
以下考察。
○ イルミはなぜ3層に残ったか?

1層に戻るよう促されたにも関わらず、イルミは3層に残る判断をしました。
つまり、以下のようなことが考えられます。
・イルミのターゲットが3層にいる
・ターゲットの関係者が3層にいる
更に、イルミの仕事が暗殺でなかった場合は(蟻編のゼノとか暗殺でない仕事をやっている)
・ターゲットの敵が3層にいる
あたりが想定できます。
ちなみに、この理由にヒソカは無関係だと思います。ヒソカが3層に居たならば、イルミは何らかの情報を持っていたと判断できますが、実際には1層にいたわけで、「ヒソカがいる気がするから3層に残る」というのは理屈が通りません。
じゃあ、ヒソカ探しはどうするの?となりますが、イルミはそのあたり、どうでもいいんじゃないですか?
イルミは元々、ヒソカのようなバトルジャンキーではありません。
また、クロロのようにヒソカに私怨があるわけでもありません。
クロロなり他の旅団なりが先にヒソカを倒してしまったとしても、手間が省けてラッキー程度でしょう。執着する必然性が特にないのです。
もう1つの仕事をしているときに遭遇したら戦闘になるという話で、積極的にヒソカ探しをしていなくても、おかしくは無いと思います。
○ イルミの目的は誰か?
「ゾルディック家に暗殺を依頼される人物」とは、どういう人物だと思いますか?
ゾルディック家に暗殺を依頼される人物=高額な依頼料を払わないと殺せないような人物、ということです。
これはつまり、強いor偉いのどちらか。
強いは言わずもがな。
偉いは本人一般人でも護衛や警備がしっかりしていて難易度高い。
ヨークシンで言えば、幻影旅団が強い、十老頭が偉い、といったところですかね。
しかし、そのような人物が3層にいるでしょうか。より細かく言うと、3層にずっといるでしょうか?
まず、「偉い」。これらはまず確実に1層にいます。王族、マフィアのボス、V5政財界要人、全部所在は1層です。ちなみにビヨンド拘束室も1層です。
フウゲツ(11)が今2層司法局にいたり、チョウライ(3)が下層に降りてきたりしていますが、これがイレギュラーであり、出航5日目の380話時点で予見できたはずがありません。
次に、「強い」。ゾルディック家でなければというほどの相手なら、旅団レベルの強さがあると考えていいでしょう。
が、こいつら、もう好き勝手層を移動してますね。 そう、ある程度以上の権力者や実力者は、戒厳令があろうとなかろうと、層の移動を可能にしてしまうのです。
ならば、3層に居なくてはならない明確な理由があり、簡単に動けない偉いor強い者はだれか?
私、十二支んしか思いつかなかったんですが、他にいますかね?
なので、イルミは十二支ん目当てに3層に残ったと考えます。
○ それはイルミの暗殺の標的なのか
これは違うんじゃないかと思うんですよね。
ハンター10箇条に「同胞のハンターを標的にしてはならない」とあるからです。

甚だ悪質な場合はその限りではないと但し書きがありますが、今の所、十二支んに該当するような行為を犯したと判明した者はいません。
ビヨンド内通者とされるサイユウですら、該当しないでしょう。
もう1つ、イルミがどのくらいこの10箇条を重んじるかわからないのが難点ですね。
ただ、元々イルミは仕事に必要になったからライセンスを取っています。一度剥奪されたライセンスを取り直しはできないでしょうから、資格の剥奪はされたくないじゃないですかね流石に。
またゾルディック家のビジネスに必要になることもあるかもしれませんし、残しておいた方がメリットがあります。
なので、イルミの目的は暫定、「十二支んの監視もしくは見張り」と推測します。
最終的に戦闘になる可能性はありますが、先んじて開戦する必要はない、というレベルの話ですが。
○ イルミの雇用主は誰か
BW号に乗船している人間のうち、十二支ん(クラピカ除く)と明確に利害が対立している人物は1人です。
それが、ビヨンド=ネテロ。
つまり、イルミの依頼主とは、ビヨンドなのでは?
ちなみにビヨンドは、30年も前からカキン中枢に食い込んでいるので、V・VIPのチケットを用意するくらい朝飯前だと思います。
また、ネテロとゼノが旧知の仲であることも傍証となります。
ビヨンドはゾルディック家を知っているでしょうし、依頼をする伝手もあることでしょう。
十二支ん全員からネテロの生き写しだとお墨付きを得ているビヨンドが、キメラアント編でのネテロ同様ゾルディック家を使うことはむしろ自然ですらあります。
○ 依頼内容は何か
暗黒大陸道中の船で拘束されているビヨンドが依頼することは1つでしょう。
十二支んの監視下からの逃亡の手助けすること、です。
その後の暗黒大陸での活動まで依頼に含まれているかは不明ですが、とりあえずは監視下から逃がすのが先。
監視下さえ抜け出せば、ビヨンドは、独自にBW号から離脱する手段も持っています。

ビヨンドを逃がす適切なタイミングは、BW号で暴動が起こるなりのトラブルが発生し、十二支んの監視が緩んだ時です。
そのタイミングを見計らうため、十二支んの近くで生活できる3層中央警察署の一室に登録居住番号を変更したとすれば、3層に残ったのも頷けます。
ビヨンド拘束室が1層にあるのだから、1層に居た方がいいのでは?という考えもあるかもしれませんが、1層に居たところでビヨンド拘束室を確認できるわけではありません。
監視が厳しいのにビヨンドのそばをうろうろしたところで、怪しまれて警戒されるだけです。
3層中心に仕事をしている他の十二支んの動向を観察する方が、よほど監視の強度が分かります。
実際最初3人体制だった監視は、トラブルが増えたためか、401話ではカンザイ1人になっています。すでに監視は緩んでいる。
更に暴動などが起こりBW号全体が大混乱になれば、いよいよ十二支んはビヨンドの監視に手が回らなくなるでしょう。
そのタイミングが一番肌感で分かるのが、3層ではないでしょうか。
○ 結論
イルミの仕事は、ビヨンドを十二支ん監視下から逃がすこと。
いかがでしょうか。
ちなみに、脱出サポートは協専では難しいと思います。
彼等の能力は暗黒大陸用で、対人間の戦闘は不得手です。でも、ビヨンドを逃そうとすれば、高い確率で十二支んと戦闘になります。
隙を突かれて逃げられたとしても、追っ手が来る確率が高いです。
対人戦闘が得意な能力者を雇った方が確実です。
