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無計画退職4回。それでも、詰まなかった理由。

転職4回。
次を決めずに辞めた。

4回とも。

お金に困らなかったからではない。
僕は「どこにでもいる、普通のサラリーマン」だ。


それでも、人生は詰まなかった。


ーーーなぜか。






1回目の転職|早期退職者募集


1回目は、20代半ば。
早期退職者募集に手を挙げた。
次の仕事は決めていない。

将来に不安がなかったわけではない。
でも、あの会社に残る未来のほうが怖かった。

退職後、すぐに次が決まったわけではない。
無職期間は6ヶ月。

「なんとかなるやろ」って思ってたけど、
そんなに甘くはなかった。

買い物や外出することは少なくなり、
ハローワークと求人サイトを往復する毎日。
受けては落ち、受けては落ちての繰り返し。
正直、焦りもあった。
でも、どうにか生活できた。

そして、次の仕事は見つかった。
地元では大きな会社に入った。





2回目の転職|理不尽な人事異動


2回目は、30代半ば。
10年勤めた会社を辞めた。

やりがいはあった。
でも、会社の進む方向に違和感があった。
そんな時に、理不尽な人事異動。

すぐに辞めたわけではない。
異動してからの2年はずっと悩んだ。

やりたい仕事に戻れるのだろうか?
次の異動があるまで、我慢すればいいのか?


妥協か、決断か。


それなりのキャリアを積んだ自負はあった。
「すぐに次は見つかるだろう。」

そう思って、辞めた。
その時は、この決断が間違いだなんて
ちっとも思わなかった。

しかし、
無職期間は7ヶ月。
謎の自負から条件を譲ることができなかった。

30代半ば。
経験はある。
でも、決定打がない。

県内求人に条件に合うものはなくなり、
始めて県外に出る決断をした。


後から聞いた話だが、経営方針も変わり、
働き方改革もきちんと進められたようだ。

我慢すれば、良かったのか?
何度もそう思った。


後悔がある転職は、この時だけだ。





3回目の転職|体からのSOS


3回目は、30代後半。
心が限界だった。

仕事の内容ではない。
出社ができなくなった。

正月休みからの帰り道、
実家から車を走らせ数時間、自宅に着いた。

さぁ、明日から仕事だ。
実家でしっかりリフレッシュできた。


はずだった。


横になってから、仕事の事が頭をよぎる。
また、あの環境で働かないといけないのか。
脳が考えることを止めてくれない。

その日は、一睡もできなかった。
悪夢のような日が、何日も続いた。


お金に困らない会社だった。
それでも、続けるという選択肢は、
もう僕の中になかった。


一時的に実家に戻った。
眠れるようになるまで、何もしなかった。

無職期間は1ヶ月半。
年収は下げた。
条件も譲った。

それでも、生活は回った。





4回目の転職|自分として生きるため


4回目は、つい最近のこと。

複数の業種、様々な世代が入り混ざる社内で、
バックオフィスとして様々な効率化を進めてきた。

ハレーションもあった。
嫌われ役にならないといけない時もあった。

時代遅れな部分に着手して、
マイナスをゼロに持っていくために奮闘していた。
そんな時に、経営陣から非常な指示。


「君たちにも、0→1をやってもらいたい。」


?????


俺がやってきたことは、さも当たり前のことなのか?
やってもやっても、評価の前に次の仕事なのか?


またか…。


過去の退職経験が頭をよぎる。
迎合か、自分として生きるべきか。

今回も、次を決めずに辞めた。



無計画退職は、これで4回目だった。





それでも、詰まなかった。


4回、次を決めずに仕事を辞めた。
それでも、人生は詰まなかった。

5社目の会社では、有給がやっともらえたばかり。
裕福な生活ができているわけでもない。


でも、こうして振り返って書けている。


詰まなかった理由は、ただ一つ。

きっかけや温度は違えど、






自分が壊れる前に、辞めただけ。






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