【PixAI/Tsubaki】美少女特化3モデルを徹底検証してみた【画質・構図・速度・LoRA対応】
こんにちは、めいのはです✨️
PixAIの人気イラストモデル“Tsubaki”シリーズに、3周年記念のアップデートとして「Tsubaki v1.1」と「Tsubaki Flash」が加わりました!
「新モデル? それじゃあ旧モデルはもう使えない?」
「3タイプもあるけど、どんな違いがあるの?」
そんな疑問に答えるべく、今回はこの3モデルを実際に使い比べ、画風の違いや得意シーン、生成の安定感を丁寧にレビューしていこうと思います😊
※この記事はPixAI様よりご依頼いただいた提供記事です。
🟥Tsubakiシリーズ3モデルの概要
PixAIの美少女特化モデル「Tsubaki」シリーズは、これまで多くのユーザーに愛されてきた看板モデル。
なかでも、3周年記念期間に登場した Tsubaki v1.1 と Tsubaki Flash は、
既存のTsubaki(v1.0)をベースに、より明確な方向性へと進化していった“分岐版”と言えます。
旧Tsubaki(v1.0)は、柔らかい光のにじみや、ほどよいアナログ感のある線が特徴で「ふんわりしていて、優しくまとまる」独特の魅力がありました。そこから派生する形で、より写実表現を高めた v1.1 と、高速生成に軸足を置いた Flash。
今回の記事では、この3モデルをどれか一つの優劣で語るのではなく「どんな用途で、どんな絵を目指すときに最適なのか」という視点を大切にしながら比較していきます💪
🟦テスト条件と比較方針
今回のレビューでは、PixAIで実際に3つのモデルを使い、日常的な利用シーンを想定したうえで比較を行いました。
単純な作例紹介ではなく、“実際にユーザーが遭遇する状況をできるだけリアルに再現する”という視点を重視しています。
■ 使用したテスト条件
全モデルで条件を統一し、より公平な比較を行うため、次の設定を基準に検証を進めています。
生成モデルの標準設定(デフォルト値)を使用
→ 個別の細かい調整は行わず、モデルそのものの性格を確認。
画像サイズは9:16(832 × 1472)で統一
→ スマホ閲覧やSNS向けの需要が最も多いアスペクト比を採用。
再現性のため“最大3回までリトライ”を実施
→ 初回で崩れた場合でも、一定の範囲で再テストし精度を判断。
英語プロンプトを使用
→ 日本語プロンプトでは効果が揺れやすい可能性があるため、比較の精度を高める目的で英語に統一。
■ テスト項目の比較方針
モデルの強み・弱みをバランスよく把握するため、次の5つの観点から比較を行いました。
1.基本作例(単体構図)
2.複雑構図(カフェでの姿勢+小物操作)
3.複数人構図の安定感
4.LoRA適用時の挙動
5.生成速度・コスト面の体感
それでは、次の項目から3モデルの違いを比較していきましょう!
🟥基本作例の生成クオリティ比較

まずは、素直にモデルの性格が出ると言われる、1人物・屋外・自然光の基本構図を使って、3モデルの画質と雰囲気の違いを見ていきます。
同じプロンプト・同じ構図条件でも、仕上がってくる絵の気配はまったく異なり、その違いこそ、Tsubakiシリーズの面白さでもあります😊
A young girl, soft light, golden hour, standing on a quiet street,
long hair fluttering in the wind, natural expression, school uniform,
sharp eyes, detailed face, dynamic lighting, soft background blur■ 旧Tsubaki:ふわっとした“にじみ”感のやさしい可愛らしさ

旧Tsubakiが描く絵は、“ふわっとした温度”が心地よいです。光も強すぎず、にじむように柔らかく広がるので、全体の雰囲気が穏やかです。
鮮やかすぎず、コントラストも控えめ。
この淡さが、旧Tsubaki特有の魅力であり、見る人の感情をやわらかく撫でるような優しい絵を生み出しています。少し懐かしさのある色合いが好きな人には、いまでも十分使い続けたくなるモデルです。
■ Tsubaki Flash:鮮やかさと“くっきり”感がある可愛らしさ

Flashは初見でわかるほど発色が華やかで、輪郭線がシャープ。特に目元のコントラストが力強く、ぱっと見た瞬間に印象に残る“映える美少女”が生まれます。
また、カメラアングルを指定しない場合、真横からのポートレート的なアングルが多い2タイプとくらべて、上から撮ってみたり斜めにして撮ってみたり、角度の変化が多い印象でした。

この元気で明るい華やかさは、Flashの大きな個性です。
スピードモデルにもかかわらず、着色の丁寧さや髪の立体感もそれなりに高い水準でまとまっています。SNSに載せるイラストや、少し派手めの美少女アイコンなど、目を引く表現がほしい人向けのモデルです。
■ Tsubaki v1.1:自然光と“なめらかさ”が綺麗な可愛らしさ

v1.1の絵は、“シーンの空気感が綺麗”です。光の方向・影の落ち方・グラデーションのなめらかさ。どれを見ても自然で、最新モデルらしい丁寧さ。
また、髪の毛が1本1本描かれているように感じられる、髪の密度感がしっかり描かれ、背景との距離感も上手く調整されているため、一枚絵としての完成度が高く、落ち着いた美しさを感じさせてくれます。
派手ではないのに、丁寧で品がある。
この自然で美しい立体感は、旧TsubakiとFlashのちょうど中間にあるようでいて、実際にはどちらとも違う“v1.1ならではの画風”です。しっとり丁寧な美少女画を描きたいとき、もっとも頼れるモデルと言えます。
🔶複雑構図の再現度

次に試したのは、AIモデルの苦手がハッキリ出る、複雑構図(ポーズ+物体操作+シーン要素) の比較です。
「カフェでカップを持ちながら少し前のめりに座る」という、破綻が出やすいけれどよく使われそうな構図で検証。すると、3モデルの得意と苦手が非常にクリアに分かれました☕
Inside a cafe, a girl sitting by the window, sunlight streaming,
coffee cup, open book, warm wooden interior, soft shadows,
reflections on the glass, detailed hands, natural pose■ 旧Tsubaki:ポーズの破綻が出やすく、複雑構図は苦手

旧Tsubakiは優しい絵柄が魅力ですが、複雑なポーズになると、手の形やカップの持ち方、腕の位置が不自然になりやすいという欠点が目立ちました。
検証では12枚連続で成功なしという結果に。横長16:9でも4枚中1枚のみ成功という状況で、複雑構図は不得意という結果になってしまいました。
■ Tsubaki Flash:スピードは優秀、構図はそこそこ

Flashは全体として破綻は少なめですが、複雑構図に強いかと言われると、そこまではいきません。カップの形や指使いはおおむね成立しつつも、ポーズにやや不自然さを感じる部分も。
とはいえ、速度モデルでありながらかなり優秀です。速さ・見映え・そこそこ整ってる。この3つをバランスよく満たしていて、SNS向けのイラスト量産には向いています。
■ Tsubaki v1.1:構図の安定感が抜群で、破綻が最も少ない

今回のテストで、頭ひとつ抜けていたと感じたのが v1.1。特に、カップの持ち方や、上体の前のめりポーズといった重心の置き方がとても自然です。
破綻率が低く、旧Tsubakiが苦手としていた部分が、v1.1では丁寧に補強されている印象が強く、日常シーンの表現力が大きく進化したと言えます。
🔷複数人構図の再現度

多人数シーンは、モデルの「理解力」と「構図整理能力」が問われます。
キャラクター同士の距離感、身長差、視線の向き、さらに背景の遠近まで正しく調整しなければ、一気に破綻が目立ってしまう難易度の高いテーマでもあります。
今回の比較では、「同じ距離で2人が立っているシンプル構図」を使い、各モデルの特徴を見ました✨️
Two girls talking together in a park, standing close,
matching lighting, expressive faces, natural interaction,
background trees, sunlight, dynamic atmosphere■ 旧Tsubaki:複数キャラ対応モデルらしい可愛い表現力


複数キャラ対応を打ち出したPixAI謹製モデルらしく、キャラの絡み方がかわいらしい、とても魅力的なイラストを描いてくれました。絵柄にクセがなく、画質が綺麗。もっとも安定した出力が得られるモデルと感じました。
■ Tsubaki Flash:コスパ的に充分満足できる出力結果


Flashは、旧Tsubakiの描写力をしっかり受け継いでいる構図で、可愛らしく描けています。ただし若干画質が荒く、腕や指の破綻も起きやすい印象。ですが、安価な生成コストを考えたら充分満足できるイラストだと思います。
■ Tsubaki v1.1:スタイリッシュだけど破綻もしやすい


v1.1で生成して感じるのは、スタイルやポーズのスタイリッシュさ。PixAIには「Serin」というオリジナルモデルがあるのですが、そのテイストが混ざっているような雰囲気を感じます。
漫画チックな、オーバーにも感じる表情はとても魅力的。ですが、腕や指の破綻が一番多かったのが、このモデル。この点も、Serinと同じですね。
ハマるときはとても綺麗なイラストを描いてくれますが、ダメなときの落差がある、ちょっとじゃじゃ馬な印象でした。
🟣LoRA適用時の挙動

LoRAは、モデルそのものの画風へ追加の個性を与える拡張機能で、モデルごとの相性がもっともはっきり分かれる領域でもあります。
今回の検証では、わたしが作って実際に利用している「瞳キラキラの可愛い系美少女LoRA」を適用し、どのモデルがもっとも素直にLoRAの個性を乗せられるかという視点で比較しました🐱

実際に使ってみると、三者三様の特性がとても分かりやすかったです。
■ 旧Tsubaki:やさしい可愛らしさを演出するならコレ!


旧Tsubakiは、モデル自身のふわっと優しいテイストがしっかり効きつつ、LoRAの瞳キラキラ感もほどよく出してくれています。
破綻の少なさや安定感は一番。モデルの世界観を崩さないように、ほんのり可愛さを盛りたいときには、ぴったりのモデルだと思います。
■ Tsubaki Flash:メリハリクッキリな絵柄ならコレ!


Flashは、発色やメリハリが強いモデルのせいか、瞳の輝きよりも色の鮮やかさが強く出ていますね。見る人をグッと惹き付けそうな、華やかで勢いのある可愛さや、眼力を強く出したい時はアリかなと感じました。
■ Tsubaki v1.1:ナチュラルな綺麗さを演出するならコレ!


v1.1は、適用したLoRAでの相性が良く感じられました。瞳のキラキラ表現がもっとも綺麗で、絵柄へナチュラルに溶け込んでいる印象です。
ふわっと可愛らしい表現をしつつ、ラインがクッキリ。メリハリを感じるけど、Flashほど強くない。ちょうど中間のいいとこ取りって感じですね。
LoRAなしではSerin寄りでちょっとクセがある絵柄でしたが、LoRAを適用してみたときの化けっぷりに驚きました!
🟡生成速度・コスト面の比較
ここでは、高速生成モデル Tsubaki Flash が実際にどれくらい速いのかを計測します。土曜18〜19時の混雑帯を利用し、できるだけリアルな実測比較を行いました⏱️
「9:16(832×1472)、高速生成なし、4枚×2回+1枚×3回の最速値」
上記の設定で測ってみた結果は、以下の通りです。

Flashは、速度モデルの名にふさわしく、生成そのものは最速クラス。
4枚生成・1枚生成のどちらでも圧倒的に速い結果が得られました。
ただし、人気モデルゆえのデメリットなのか、混雑時間は生成前の待機で、5〜10分待ちが頻発。生成自体は速くても、混雑帯では結果的に「最も時間がかかる」という逆転現象が発生します。
とはいえ、空いている時間帯に使う場合は話が別で、もっとも軽快に絵を出したいなら、Flashがナンバーワンです。さらにコストが安いため、“待ち時間を許容してでも枚数を大量に出したい”用途には非常に向いています。
🌼まとめ
Tsubakiシリーズは、同じ名前を持ちながらも、それぞれがまったく異なる個性を持っています。
旧Tsubakiの柔らかいタッチ、Flashの華やかさとスピード、そしてv1.1の丁寧で自然な質感。どれもが違う魅力を持っていて、創作の目的によって使いどころが変わるモデルだと感じました。
今回のレビューが、自分の表現したい雰囲気や作りたいシーンに応じて、どのモデルが合うのか、選ぶときのヒントになればうれしいです。
PixAIのTsubakiというブランドは進化を続けていて、今後のアップデートでも新しい魅力に出会えるはずです。ぜひ、それぞれの良さを楽しみながら使い分けてみてくださいね✨️
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