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大アルカナ 2 女教皇・女司祭

女教皇:静けさの中に秘められた知恵

女教皇(High Priestess)のカードは、「潜在意識」「自身の本質」といったテーマを扱い、深い精神的な洞察を促してくれるカードなんだよね。
このカードは、生命の樹のセフィラ「ケテル(王冠)」と「ティファレト(美)」を結ぶ「ギメル」のパスに対応している。生命の樹を理解すると、このカードがどれほど深い意味を持っているかが見えてくるよ。今日は、そんな「女教皇」について、ウェイト版とトートタロットそれぞれの象徴を紐解きながら、カードに秘められた知恵を探求していこう。

ウェイト版とトートタロット共通のカバラの知識

生命の樹の基本構造

女教皇が位置する「ギメル」のパスは、生命の樹全体で見ても特に神秘的な領域だ。このパスは「無限の光」を象徴するケテル(王冠)と、「調和と美」を象徴するティファレト(美)を結び、魂の悟りへの旅路を示している。マルクトから上昇してこの道を通ることは、物質的な現実を超え、内的な真実や直感に導かれ神との合一を意味わけなんだよ!

ケテル:無限の源泉であり、すべての知恵が始まる場所。女教皇はここに繋がる道を司る。
ティファレト:調和と中心性の象徴。腹が据わっている状態ともいえる。冷静に上からの情報を取り入れて、現実世界の出来事を俯瞰してみられるような成熟した心の安定が表れている。

惑星とヘブライ文字

対応する惑星:月に対応している。月は潜在意識や無意識表す。西洋占星術には年齢域という考え方があって、月の年齢域は0~7歳。このあたりの年齢で、社会や置かれた環境で刷り込まれた無意識の思い込みが女教皇と深い関わりを持つ事が多い。
ヘブライ文字「ギメル」:ラクダを意味する文字。荒涼とした砂漠を進むラクダをパートナーに、女教皇は静かに真理を求める旅を続ける存在なんだ。

深淵を越えるギメルの旅 〜高次の月と低次の月〜
人が生まれて他者と関わりを持つ前から持っている本能的であり本質的な部分(処女性)を女教皇はあらわすんだけど、深淵を下りイエソドまで降りると、この本質はヴェールに包まれたかのように、ぼんやりしてわからなくなってしまう。生命の樹の下部にある下の領域では、宇宙の真理がヴェールによって隠されている。これがやっかいなんだよね。イエソド(基盤)のスフィアにたどり着く頃には、自分自身の本質――つまり女教皇が象徴するような「自分の内なる真理」――は、シャドウや幻影となって他者や社会に投影されてしまうんだ。

その結果、マルクト(物質世界)に生きる私たちは、あたかも試練だらけの砂漠を彷徨う旅人(魂)みたいなもの。砂漠にはオアシスもあれば蜃気楼もあるけど、真実を見極めるのが難しい。でもね、この旅は、相手や環境に投影された自分自身を見つけて取り戻すためのものなんだ。まるで自分の影を追いかけて歩く旅。それがマルクトの試練、そして魂の成長への第一歩だよ。

これ、旅そのものが「自分自身を見つける」っていう壮大なテーマなんだよね!

クローリーは「彼女は光であり、光の実質である。彼女は光のヴェールの向こうにある真理である。」と言っている。この光はそのままでは人間には眩しすぎるため、ヴェールによって覆われるんだよ。

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