映画「おばあちゃんへのラブレター」潮州語で観て🇸🇬
「おばあちゃんへのラブレター」
この映画を潮州語で観た!
感動のあまり思わず泣いてしもた!
以前演劇を観て、あまり理解できなかったので、理解できるかドキドキしたが、今回はしっかり字幕があり、理解できた!うれぴい!!!
映画を観終わってから、この作品について色々と調べてみた。
シンガポールでは、多様な中国系住民が共通の言葉でつながれるよう、独立後、政府は標準中国語(華語)の普及を進めてきた。
1979年には「Speak Mandarin Campaign」が始まり、テレビやラジオでは潮州語や福建語などの方言が使われる機会も少なくなっていった。
そんな歴史がある中で、この映画は潮州語というオリジナルの言葉を大切にして制作された。
上映にあたっては、そのまま公開できるのかが議論になったそう。
でも、「この作品は潮州語だからこそ意味がある」という多くの声が上がり、映画をきっかけにシンガポールでは方言を使った作品のあり方について議論が広がった。
政府も映画での方言の扱いを見直す考えを示したという。
私は、この事実にとても心を動かされた。
もちろん、共通の言葉があることで国がまとまり、多くの人がコミュニケーションを取れるようになったことは、シンガポールの発展にとって大切な政策だったのだと思う。
その一方で、言葉には歴史や文化や家族の記憶がある。
だからこそ、この映画を通して「残したい」と願う人たちの声が社会を動かしたことに、大きな希望を感じた。
時代は変わっていく。
それでも、便利さや効率だけではなく、その土地ならではの言葉や文化、大切な想いを未来へつないでいこうとする人たちの気持ちも、大切にできる社会であったらいいな。
この映画は、おばあちゃんへのラブレターであると同時に、言葉と文化へのラブレターでもあったのかもしれない。
