見出し画像

フリーダ・マクファデン著「ハウスメイド」を読んで

ハヤカワ文庫より翻訳版が出たばかりの「ハウスメイド」を読みました。
10年間の刑務所暮らしを経て仮釈放され外に出たものの、生活苦から車上生活をするミリー。
過去を隠したままニューヨーク郊外の豪邸ウィンチェスター家の住み込みハウスメイドとして雇われる。
与えられた屋根裏部屋は、車で寝るよりはマシだったがおそろしく天井が低くはめ込みの小さい窓があるだけ。
しかも、部屋の扉は外側から鍵がかかる仕組みになっている。
二重人格かというほど感情が目まぐるしく変わるウィンチェスター夫人と我儘極まりないその娘と優しい夫。
イタリア人の庭師エンツォがミリーにそっと呟いた言葉「ペリコロ」を、与えられた携帯電話で調べると「危険」という意味だとわかる。
やはりこの家は何かおかしい…
そんな不穏な空気で満ちている気味の悪い邸宅で、生きていくためにミリーは必死で働くが…

物語の中盤、第二部から
驚きの展開になります。
世にも恐ろしい、陰惨で残酷で
気持ちの悪い描写が出てくる。
心優しい人は読めないかもしれない^^;

うーん、
これは、結末如何では最悪な読書体験になるだろうな、しかしその逆なら…と、希望を持ち我慢して読み進めた結果抱いた読後感は、…

面白かった‼︎👏👏👏

気味の悪い話ではあるけれど、最後はスカッと気持ちいい。
あの嫌〜な場面のことを忘れるくらい気分がいい。

あれ、この感覚、何かに似ている…何だっけ?と思いを巡らせていて気がつきました。
映画「ショーシャンクの空に」を観た後の感覚に似ているのです。
あの映画も暴力シーンが多く途中で辛くなったけれど最後がもうスカッと気持ちよかった。あれあれ、あれだよとなりました。

詳しく書けないのが残念ですが、
相当面白い結末でした。
ただ、怖いシーンが多いので苦手な方は近づかないことをお勧めします^^;

ここまでお読み頂き
ありがとうございました❤︎

この記事が参加している募集