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野口晴哉著「風邪の効用」/風邪を全うするという考え方

著者 野口晴哉氏(故人)は整体の専門家ですが、長年の治療の過程で「風邪」とは何なのかについて深く考察された方のようです。

近代医療を受け続けて来て今感じるのは、多くの方が、「風邪」に対して恐れすぎなのではないかということです。
ちょっと熱っぽい、熱が出た。喉も痛い、そんな症状が出れば
インフルかコロナではないかと焦り
高熱が出なくても医者に罹り抗生物質を飲む。何もしなくても1週間程度で治癒するものなのに薬を飲んだお陰で早く治ったと思い込んでいる。それが、多くの現代人(特に日本人)の姿ではないでしょうか。

何年か前に睡眠薬と降圧剤の断薬に成功したことで、かねてより薄らと抱いていた現代医療に対する違和感。そこに訪れたコロナ禍。
私は益々医療界の歪んだ在り方に疑問を持つようになりました。

普通の風邪は治療する必要がないことを今は実感しています。
だから、恐れる必要がない。恐れることをしなければインフルだろうとコロナだろうと怖くない、つまりワクチンなど不要という私なりの明確な結論に達しました。

自分の意見を先に述べてしまいましたが、野口氏は、
風邪は治すものではなく「経過するもの」だと言います。
曰く、健康な体というものは弾力がある。風邪を引くと、鈍く硬くなっていた体が弾力を回復する。風邪を引くというのは、体のどこかを使い過ぎたために偏り疲労を起こしそういう部分の弾力性が欠けてくることでひく。そして回復することで弾力が回復する。つまり、風邪自体が治療行為ではないかと、この本で著者は主張しています。

風邪を引いたら、身体的あるいは精神的にどこか偏る生活をしていたと考え、風邪を途中で中断するのではなく治癒の経過を辿り、偏りのある生活を改めることに意識を向ける必要があると。
そして軽い風邪は、繰り返し罹患することで益々丈夫になると説いています。

風邪の時お風呂に入っていいか
一般の人は入浴を洗濯と考えているから(面白い表現ですが、体を洗い過ぎることで常在菌を失うという観点から見れば、納得出来ます。これについては後述します。)風邪を引くと入浴をやめてしまう。しかし風邪の時に熱いお風呂に入り一番熱く感じない部分をしっかり温めると良い。

体を洗うということ
石鹸をつけて洗うというのは、大便が毎日出ているのに浣腸しているようなものです(わーぉ!)。浣腸すればぜんぶ丁寧に出るけれども、それを習慣として繰り返していると、浣腸しないと大便が出ないような体になる。
それと同じように、いつも石鹸をつけて丁寧に洗濯していると、皮膚の排泄する働きをすっかり鈍らせ弱らせてしまう。自分の体の働きで掃除ができないようになり汚れやすくなる。皮膚の呼吸作用も鈍ってくる。
つまり、風呂に毎日入りゴシゴシ石鹸で洗うような習慣は風邪をひきやすい体に誘導する。

余分な油や白粉などを除くために石鹸を使うのは致し方がないが、汚れてもいないところをゴシゴシ洗うのは感心しないというのですね。
著者は40年間石鹸で体も顔も洗っておらず、頭もあまり洗わないという。「頭を洗うと禿げる」傾向があるのは事実であるとおっしゃってます。

人間が健康であるということは、自分自身の力によって健康であるのが良いのであって、「何か」に頼ると不自然な結果になるということでしょう。

◯◯と思い込むとそうなる。
寒いと風邪をひくと思っている人はそうなる。風邪をひくことの中にはそういう心理的な分子が非常に多い。「寒いと風邪をひく」という考えが、心が空虚になった時や体が弛んだ時にフッと入る、そういう時に風邪をひく。(風邪が流行るだろうという報道を見ると風邪が流行る。)

受け身な心でいると風邪をひく
寒いと風邪をひくと思って子供に厚着をさせていると風邪をひく。警戒すればするほど風邪をひく。
そうではなくて、ひいたらそれを機会に体を治そう、上手に経過しようと思っていると風邪の方が付いてこない。
風邪の性質そのものが細菌によるものではない。だから予防注射などをして風邪を防ごうという受け身な心がむしろ風邪を誘発する。

風邪を、一気に治そうとしない方が良い
闘って病を克服するのではない。ただ体の交通整理をして体の持っている力をスムーズに流れるようにする。早く回復するのが良いのではない。

自然の経過を破らない
痛むから止める。足らぬから補う。困っているから助ける。というように、外部から調節することつまり余分な養生が人を弱くする。
親切にしたい気持ちに打ち勝って不親切にするという親切は、人を指導する上で必要。

新陳代謝して生きている人間に建設と破壊があるのは当然。建設作用だけを自然良能視するのでなく、破壊を恐れず自然の働きを活かすことの方が大事なのである。

✳︎✳︎✳︎

この本を読み終わった日が1月14日。あの日偶然にもどんと祭の一行と街で遭遇しました。あの出立ちでは、普通は風邪を引くはず。
でも引かない(たぶん)のは、それこそ「気」が引き締まっているからなのだろうなと思いました。

関連動画↓
4月から、普通の風邪もインフルエンザと同じ5類になります。
なんじゃそりゃ?です💢

普通の風邪をインフルと同じ5類にするということは、軽い風邪でも検査をし、陽性なら(発症していなくても、曝露しているだけで陽性になるそうです)出席停止になるということ。風邪とインフルのワクチンを作るのが隠された目的ではないかと囁かれています。何やってんだかもう。


ここまでお読み頂き
ありがとうございました。

私だって風邪はもちろんひきたくないです。でも、ひきたくないからマスクをする。ひきたくないから予防接種を受ける。早く治りたいから抗生物質を飲む。
そういう他力本願的思考ではなく、自分の体が元々持っているはずの大いなる力を信じて、なるべく薬に頼らずウイルスや菌と共存して生きていくことをしていきたいと思っています😊

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