【AI番組生成】NotebookLMを「プロダクションスタジオ」に変える!「5スレッド設計」でキャラ×ストーリーを作り込む方法!
みなさん、こんにちは。
AI共創イノベーション・ワンダー佐藤です。
NotebookLMを使っていて、
「学習ツールとしては便利だけど、それ以上に使えないかな」
と思ったことはありませんか?
実は私もそう感じていました。
せっかくのディープリサーチ機能——AIがWeb上の情報を自動で集めて整理してくれる機能——、ただ調べ物に使うだけではもったいない。
もっとクリエイティブな使い方ができるはずだ、と。
そこで今回は、NotebookLMを「学習ツール」から「コンテンツ制作スタジオ」へと変身させる方法をご紹介します。
ポイントは、ディープリサーチを何度も使って「5つのスレッド」を作ること。これを組み合わせると、AIキャラクターに性格や感情を埋め込んだり、土佐弁を話す坂本龍馬や、名古屋弁で語る織田信長といった、個性豊かなキャラクターが生まれるんです。
「でも、AI音声って読み間違いが多いんでしょ?」
その悩み、よくわかります。でも大丈夫。今回はその誤読を防ぐ具体的なテクニックもお伝えします。以前のテクニックに加えて、更にパワーアップするテクニックなので、必見の内容です!
👇以前の誤読防止テクニック
【関連動画】
NotebookLMは「学習ツール」だけじゃない

NotebookLMといえば、PDFやWebサイトをアップロードして、AIと会話しながら内容を理解するツール。多くの人がそんなイメージを持っているのではないでしょうか。
でも、ここからが面白いんです。
NotebookLMには「Studio」というパネルがあって、音声解説や動画を自動生成できます。2人のAIホストがラジオ番組のように掛け合いで解説してくれる、いわゆる「音声概要」機能ですね(Audio Overview)。これが思った以上にクオリティが高いんですよ。
ただし、そのまま使うと「なんか普通だな」という印象で終わってしまう。キャラクターに個性がないし、ストーリーも平板になりがちです。
そこで私が試したのが「5スレッド設計」という方法。ディープリサーチを複数回使って、コンテンツの要素を分けて作り込んでいく。これによってNotebookLMが「プロダクションスタジオ」に変身するわけです。
5スレッド設計の全体像

5つのスレッドとは、以下の要素です。
内容:何を語るか(テーマや情報)
話し方:どう語るか(方言やトーン)
性格:なぜそう語るか(行動原理や価値観)
読み方:正確に読ませる(誤読防止)
シナリオ:どんな順番で語るか(展開)
ここがポイントです。これら5つを全部使う必要はありません。2〜3個でも十分。でも、複数のスレッドを組み合わせることで、コンテンツが一気に豊かになります。
具体的には、それぞれの要素をディープリサーチで調べて、ソースとしてNotebookLMに追加していく。すると、AIがそれらを統合してコンテンツを生成してくれるんです。
キャラクターの声を作る:話し方×性格

ここからが実践編です。覚えておいてほしいのですが、キャラクターの個性は「情報を与える」ことで引き出せます。
たとえば「坂本龍馬」をキャラクターにしたいとします。普通にやると、龍馬っぽさが出ない。なぜか?AIが龍馬の話し方や性格を知らないからです。
そこでディープリサーチの出番。「土佐弁」でリサーチをかけると、土佐弁特有の表現がズラッと出てきます。「〜ぜよ」「〜じゃき」「〜がよ」といった語尾や、独特の言い回し。これをソースに追加します。
実際に生成された音声がこちらのイメージです。
どうでしょう。一気に龍馬らしくなりますよね。
織田信長の場合は「名古屋弁」をリサーチ。江戸っ子のキャラクターなら「江戸言葉」を調べる。方言をソースに入れるだけで、キャラクターの個性がグッと出てきます。
さらに深みを出したければ、「性格」も別でリサーチします。信長ならどんな価値観で動いていたのか、どんな口癖があったのか。行動原理を設計すると、セリフに一貫性が生まれます。

誤読を防ぐ「読み方」テクニック

AI音声の悩みどころが、読み間違いです。「龍馬」を「リュウマ」と読んでしまったり、専門用語で引っかかったり。ちょっと意外かもしれませんが、この誤読があると、コンテンツの質が一気に下がってしまうんです。せっかくのキャラ設計が台無しになりますからね。
私が試行錯誤してたどり着いた解決策は、**「ひらがな先・漢字後」**という順番です。
通常、読み方を指定するときは漢字の後にふりがなを振りますよね。「龍馬(りょうま)」のように。でも、これがあまり効かない。
逆にするんです。「りょうま(龍馬)」と書く。
なぜこれが有効か。AIは文章を読むとき、最初に出てきた情報を重視する傾向があるんです。専門的には「アテンション」と呼ばれる仕組みですが、要は最初の文字に注意が集中するということ。だから「りょうま」を先に見せれば、続く漢字は「ああ、これが『りょうま』の漢字表記ね」と認識してくれる。結果、正確に読んでくれるわけです。
もう一つの方法は、英語でリサーチすること。日本の歴史や文化を英語文献で調べると、読み間違いのリスクが減ります。道元禅師の話を英語でまとめると、専門用語の誤読が格段に減りました。
シナリオでストーリーをコントロール

最後の要素が「シナリオ」です。これはコンテンツの展開をコントロールするもの。
たとえば、坂本龍馬のコンテンツでは、こんなシナリオを設計しました。
タイムマシンで1867年の京都へ
龍馬本人にインタビュー
薩長同盟や船中八策について質問
伝説と現実のギャップを探る
現代に戻ってまとめる
このシナリオをソースに入れておくと、AIがその流れに沿ってコンテンツを生成してくれます。
カスタム指示も使ってみてください。「音声の場合はひらがなで読む」「動画スライドの場合は漢字を使う」といった条件を指定すると、出力の品質がさらに上がります。音声と画面表示を分けてコントロールできるのが嬉しいところです。

まとめ:NotebookLMをスタジオに変える

今回ご紹介した「5スレッド設計」を整理しますね。
内容:何を語るかを定義
話し方:方言やトーンでキャラ付け
性格:行動原理で深みを出す
読み方:「ひらがな先・漢字後」で誤読防止
シナリオ:展開をコントロール
全部使わなくてもOK。2〜3個の組み合わせでも、コンテンツの質は格段に上がります。
NotebookLMは学習ツールとして優秀ですが、ディープリサーチを複数回使うことで「プロダクションスタジオ」に変身します。歴史系コンテンツ、教養系動画、あるいはあなただけのマスコットキャラクターを喋らせたいとき——ぜひこの方法を試してみてください。
きっと、コンテンツ制作の新しい扉が開けるはずです。
それでは、また!
【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
1977年生まれ
MBBS & AI共創イノベーション主催。
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、現在は生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)と心身に関する研究をしている。
主著『かんたんプロンプト』(芸術新聞社)『東洋医学と潜在運動系』(たにぐち書店)、2年間専門誌に連載、論文執筆などの執筆業を行いつつAI共創ライティングを開発中。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創プロンプトエンジニアリングを開発している。
AIスクール・AI企業研修・AIアプリ開発などを行う。
✅ワンダー佐藤源彦・著『かんたんプロンプト』(芸術新聞社から刊行)
※プロンプトエンジニアリングの基本から応用、タスク実行までを網羅
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※ChatGPT・Claude・Gemini・NotebookLM・Perplexity・Genspark・Feloなどの記事あり
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タイムライン
NotebookLMをスタジオに!5要素でキャラ×ストーリー設計! 00:02 NotebookLMを学習ツールからプロダクションスタジオへ変える 01:08 読み方の誤読を防いでコンテンツの質を上げる方法 02:12 土佐弁ディープリサーチで坂本龍馬らしい話し方を再現する 03:19 ソース名をトーンに変更して方言を限定的に参照させる 04:25 薩長同盟と船中八策を龍馬本人に語らせた実演 05:30 架空キャラのマスコットにも性格設計を応用できる 06:34 織田信長を名古屋弁で喋らせるトーンと性格の設計 07:36 楽市楽座をマネー革命として語る信長の内面設計 08:44 ひらがな先・漢字後の順番で音声AIの誤読を防ぐ 09:49 ディープリサーチ段階でひらがな変換を仕込む技術 10:57 英語でディープリサーチをかけて精度を上げる方法 12:06 道元禅師の修証一等と身心脱落を英語文献から解説 13:12 シナリオでまとめやCTAの有無をコントロールする 14:17 タイムマシンで龍馬に会いに行くストーリー設計の実例 15:23 カスタム指示で音声はひらがな・画面は漢字と分離する 16:28 全体指示・音声指示・画面指示・演技指示をマークダウンで整理 17:34 江戸弁ディープリサーチで江戸っ子キャラを作る 18:38 5つのスレッドを組み合わせてコンテンツの質を高める
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