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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書/小野寺伝助

小野寺伝助さんのZINE
「クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書」を拝読しました📖´-
(2025,7,11 読了)


最近、私の中でパンク魂が再燃してきて、そういえば積んでいたじゃないか、と手に取ったのがこの本。タイトル通り、パンクな匂いがぷんぷんする書評集。危険な香りにドキドキしつつ読み始めたら……やっぱり、予想以上に危険でした。

著者の小野寺伝助さんは、実際にパンクバンドで活動している方。本書は、早稲田のライブハウス「ZONE-B」のフリーペーパーに連載されていたコラムをまとめたものです。

紹介されている本が興味深いのはもちろん、小野寺さんのメッセージが胸を真っすぐ貫いてきます。

パンクスはクソみたいな社会に対して怒りのほこ先を向けるだけではなく、自分自身を疑い、考え続けて、少しでも新たな自分へと成長していく。一箇所で淀まず、変化しつづけていく。


この言葉に、深くうなずくばかりでした。
昔から私が惹かれていたパンク(メロコア、スカ、ミクスチャーなどもまとめて言っちゃいます)は、まさにこういう姿勢。自分の状況にくさくさしていたくない。淀んでいたくない。そんな時、いつも私のそばにはパンク音楽がありました。

本書を読み、パンクはただの反抗ではなく、信念を持った訴えなのだと改めて感じました。

資本主義とは「利潤」を求めてどこまでも増殖していく反作用として、ブラック企業や過労死などの労働問題、環境破壊や公害、食品添加物や農薬による健康被害、原子力発電所と放射性廃棄物の問題など、人の生活や地球環境を蝕んでいく。


耳が痛い。でも目を背けてはいけない。小野寺さんの言葉から、「もっとちゃんと考えなきゃ」と何度も背中を押されました。
自分の人生、人任せにしている場合じゃない。

そして、読みたい本がまた増えました。
(ご紹介されていた一冊は即購入済み)
ご紹介されている本の中にすでに読んだもの、気になっていたものもあり、
「おや、私も意外とパンク的読書してるかも」
と、こっそりほくそ笑んだのはここだけの話です。



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