婚活水3本を持って心斎橋から梅田まで歩いた日
10時に参加した梅田のパーティーで500mlのお水をもらい、その水を手に足早に会場を後にする。
急いでいるのは12時から心斎橋で次のパーティーがあるからだ。
阪急沿線に住み関西歴3年が過ぎても梅田駅周辺では面白いほど迷子になっていた私だが、ここ半年で数多の婚活パーティーに参加する中で梅田駅ビル周辺を駆け回っているうちに西梅田駅と東梅田駅の区別がつくようになったし、阪神線にも乗れるようになった。
頭の中で経路をシミュレーションしながらエレベーターホールにつくと、パーティー中にいいなと思って好印象ボタンを押した男性がひとりで立っていた。
そのパーティーは「マッチングした男女→女性→男性」の順で退室するので、他の女性とマッチして、連絡先交換などしたあとに別れたんだろう。
片思いだったのでマッチング希望は送らなかったけれど、なんとなく気まずいので先に一人で乗ってくれないかなあと少し離れた場所から思っていたら、到着したエレベーターの扉を開けて「どうぞどうぞ」とお気遣い。
拒否するのも変なので二人で乗り込み1階に到着するまで数十秒間の会話タイムとなってしまった。
その人もこのあと他のパーティーとハシゴらしく、お互い頑張りましょうね~と言って、エレベーターの扉の前で別れた。
地下に行くエスカレーターがすぐに見つけられずウロウロする私。
するとすかさず「え、大丈夫?道分かる?」と声をかけてくれる男性。
えー、好印象じゃなかった女にもそんな自然に気をつかってくれちゃうの?だめだよ?好きになっちゃうよ?
「大丈夫です!!!!!!」と叫んで私は向かうべき方向がどちらともわからず走り出した。
第3ビルからディアモールを抜けて、御堂筋線に飛び乗り、心斎橋の会場では420mlのスタイリッシュなボトルのお水をもらった。
そう、フィオーレ主催のパーティーはすべて「ありがたいペットボトルのお水付き」なのである。ありがたいよ、ありがたいね。
12時の会のあとは同じ心斎橋会場で14時から。時間はもちろん余裕。
一度会場を出て商店街でシープラの前を通りかかると
ハンターハンターめじるし
2階にあります
というプラカードを掲げるお姉さん。
HUNTER×HUNTERといえば、ちんちんが熱狂的に支持している作品で、ちんちんと仲良くなる過程で今更ながら私も途中まで履修していた。
普通におもろい。意外にもキレキャラのクラピカくんがいい味出してる、みゆきちだし。声がいい。
スレッズでは何度も話しているかもしれないけど、ちんちんというのは1月の婚活パーティーで知り合いこの半年間の婚活の中で私が唯一好きになった男の呼称である。
男性器がでかいことがコンプレックスであるという相手の言葉と、私が「クソ」みたいな意味合いで使っているおちんちんをかけてインターネット上では親しみを込めてそう呼んでいます。
ちんちんがクソ男である話は、まあそのうち、追々。
そうして私はまんまとちんちんのことを思い出した。ほしいかなと。
今話題のめじるしアクセサリー、すごい争奪戦って聞くし回せないなら回せないで…と思いながらも、意外にもすんなりと筐体の前にたどり着く。
ラインナップはG.I.編のゴン、キルア、ヒソカ、ビスケ、名前覚えてない人(ごめん)の5種。
1回300円の3限並び直し可だったので1000円両替して持っていたうちの900円分をとりあえず回した。
1回目:ゴン
主人公じゃん!
2回目:ヒソカ
レート高そうなやつじゃん!
3回目:キルア
レート高そうなやつじゃん!
午前の婚活パーティーは2回ともマッチング希望を出さずに撤退したのに、どこで運を使っているの?
今日あと3回婚パ控えていますけど???
ただでさえパンパンのハンドバッグにカプセルのまま戦利品を忍ばせてシープラを出た。
もともと鞄に入り切っていなかった2本のお水はもう鞄の中身の上に乗っているだけの状態で元来た道を歩いていると、12時のパーティーで好印象を送っていた男性が歩いていてはたと目が合った。
相手からいいねはもらっていない。
あ、と思うと、にっこりと軽く会釈してくれた。いや。おい。好きになってまうやんけ。インキャをなめるな。
この日3回目、14時からのパーティーは「スポーツをしている男性」がテーマで今日一番楽しみなやつだった。
野球部一本釣りやぞと。
女性の参加者が3人しかいなかったからか男性全員から好印象のいいねをもらい、私は一人だけマッチング希望を送った野球部とマッチした。
年収は希望のラインより低かったけれど真面目に野球をやってきた年下くんとご飯やお茶に行けるというだけで正直うれしかった。
もちろんここでも「ありがたいお水」がゲットできた。
ペットボトルの水、コンビニで買えば100円…という思考から逃れられない私は、3本目の水を鞄に乗せて席を立った。
エレベーターホールで対面し、連絡先交換しませんかと声をかけてもらう。
スマホが、水の下に。えっと…ここに。スマホが。あるんですが。
なんとかスマホを救い出してLINEを交換してもらったものの、そのお兄さんは「今から用事があるので、またご飯行きましょう」とすごい勢いで難波方面に消えていった。
もう一週間になるがその後一切LINEのメッセージはない。
そんなに怖かったの?大量に婚活水を持ち帰る私が……
妖怪婚活水備蓄女は合計約1.4Lの水をハンドバッグに乗せて心斎橋から梅田へと歩き出した。
地下鉄乗ると240円、次のパーティーは17時からなので。
これからここで婚活(結婚相談所、婚活パーティー、マチアプ)や日々思うその他いろいろなことに関して文章を書いていこうと思います。
お水代カンパしてあげようかなと思ったらぜひ記事購入してください。
