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楽しいと楽の違い、楽しいは苦しい?【吉良式発想法&視点】

どうもどうも、吉良です。

ついに東京2020オリンピック・パラリンピックが幕を閉じましたね。僕にとっては本当に楽しく学ぶことが多い期間でした。
これまでにもオリンピックに関する記事を3本書いています。よろしければこちらも是非ご覧ください。 

皆さんはテレビやスマホ等を使って無観客試合になり、メディアを通じて観戦する、オリンピック、パラリンピックを楽しめましたでしょうか?

スポーツ好きの僕はもともと単一スポーツ大会(FIFAワールドカップやラグビーワールドカップ)は実際にライブ観戦を目指しますが、オリンピックのような複合種目同時開催大会はメディアを駆使して楽しんでいたので、今回の時差のないオリンピック、パラリンピックはことのほか楽しむことができました。

すると、選手たちもオリンピック・パラリンピックを楽しんでいたことがインタビューからも伝わってきました。

また、すでに北京冬季オリンピックのカーリング世界最終予選出場決定戦も始まり、ロコソラーレが北海道銀行に大接戦の末、勝利しましたね。その勝利インタビューでも各選手が「楽しかった」と答えていました。

【1】楽しかった、という言葉

今回の東京2020オリンピック・パラリンピックで「楽しかった」という言葉が入ったコメントを一部紹介します。

(陸上・田中希実選手)「決勝で最後『ありがとうございました』と言った時は、特に小野市や地元の身近な人たちが本当に喜んでくれているだろうなと思い、『オリンピックが楽しかったよ』と伝えるためでした」

(競泳・池江璃花子選手)「この舞台でこのメンバーで戦えて、楽しかったか、と言われたら、すごく楽しかったです」

(ゴルフ・笹生優花選手)「すごく楽しい1週間。いろいろ勉強になったので、本当にいい試合だったと思う」

(バスケットボール・高田真希選手)「楽しかった。4月から練習を重ねて乗り越えた結果。みなさんの連日の声援のおかげでここまでこれた」

(テニス・大坂なおみ選手)「試合は負けたけど、ここに来られたことは本当にうれしい。初めての、オリンピックは楽しかった

(レスリング・乙黒拓斗選手)「楽しかったです。本当に楽しかったです。開催されなければ自分がこれを手にすることはなかったですけど、開催していただいて、自分が出るからにはベストを尽くすだけだったので嬉しいです」

(競泳・アメリカ・ケーレブ・ドレセル選手)「みんなが見ていて本当に楽しかったと思うし、参加していても楽しかった

(パワーリフティング・坂元智香選手)「めっちゃ笑いましたよ。とても楽しかった

(競泳・井上舞美選手)「最終種目で決勝に残れて、楽しいパラリンピックだった」

しかし、以前はオリンピックのインタビューで「楽しかった」と言って批判されたトップ選手がいました。競泳の自由形で2度五輪に出場した千葉すずさんは「オリンピックは楽しかった」と発言し、バッシングを受けていました。

アトランタ五輪では競泳女子の主将を任され、若い選手に自分がバルセロナで味わったような思いはさせたくない、プレッシャーも楽しんで、とリードした。女子チームはメダルを獲得できなかったが「一切手は抜いていないし、楽しかった」と顔を上げた。
すると税金泥棒、親の顔がみたい、メダルなしの反省がない。そんな批判を、1人で直接浴びる結果となってしまった。

(参考記事:NIKKEI STYLE 2019年2月6日掲載)#COMEMO #NIKKEI

今ではたくさんの選手が「楽しかった」と口にしますし、それに対して批判するような声はほとんど上がらなくなりました。それでもまだ違和感のある方はいるかもしれませんね。そんな方のためにも今回は「楽しい」についての考え方について書いていきたいと思います。

【2】たの しいとらく の違い
    楽しいと苦しいの関係性

これは僕の次男の経験から学んだことです。

たの しいとらく は同じ漢字を使いますが、同じ意味でしょうか。「楽」の反対語は学術的には「苦」ですが、本当に「楽と苦」は真逆の言葉なのでしょうか。みなさんはどう思いますか?

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僕の次男は小学生3年生からJリーグ下部組織のジュニアチームでサッカーをしており、Jリーガーを夢見て毎日毎日遠方の練習場に通い、厳しい練習に耐えてきました。

しかし、中学3年生の春のクラブユース選手権予選の試合中に全治3か月の疲労骨折の大けがをし、早期復帰のために手術をしました。しかし、そこで低温火傷を負ってしまい、その後何度も全身麻酔の手術をしいられました。早期復帰を目指して手術を選択したにもかかわらず、逆に高校1年生の夏まで長期の車いすの生活を余儀なくされてしまいました。

その車いす生活の間に高校の強豪校からの誘いもありましたが、そのときの次男はらく なサッカーをしたい」と強豪校に進学せずに普通の高校での部活動のサッカーを選択しました。

車いす生活から復帰した高校1年の夏過ぎからはチームのレギュラーになり、3年生のときにはその部活での中心選手になっていました。僕はそれがあの苦しい手術、長期の入院生活、そして車イス生活を乗り越えた次男が望んだ道でらく なサッカー」に満足しているのだと思っていました。

しかし、大学受験を控えた時期に次男から出張先の中国に連絡があり、らく なサッカーは全然楽しくなかった、もう一度たの しいサッカーをしたい」と電話先で必死に訴えられました。

次男にとってのたの しいサッカー」は周りにたくさんの上手な選手がいて自分が苦しくても頑張っていける環境でやるトップレベルのサッカーのことだと高校の楽なサッカーを通して気づいたのだそうです。

周りをすごいと思いながら苦しい練習を乗り越えていく楽しいサッカーをしたい。次男のこの想いを理解してくださった中央大学の学友会サッカー部に、4年間やめないことを条件に入部しました。

最終的に次男はトップのAチームでは数時間しか出場できませんでしたが、「ものすごくたの しかった、練習はものすごく苦しかったけどらく なサッカーをしていたときよりも遥かに楽しいサッカーをすることができた」と言っていました。

その後も楽しいサッカーを目指してビーチサッカーに転向し、日本代表候補の合宿に呼ばれるまでサッカーを楽しんでいました。いや、まだ楽しんでいます。

私たちが何か目標を達成しようとするとき、それは楽な道ではありません。苦しい道を歩むことになってもその先には楽しさが必ずあります。苦しさから逃げると楽ではありますがそこに真の楽しさは存在しません。

苦しいけど楽しい、楽だけど楽しくない、たの しいとらく は同じものではなく別のもの、「楽と苦」は対義語ではなく共存する言葉なのではないかと思います。つまり、オリンピック、パラリンピック選手たちは「苦しい道のりだったけどそれを含めて楽しかった」と言ってるわけです。

皆さんも何日も何日も家でごろごろと何もすることのない時間を過ごしているとき、楽しいでしょうか?楽であっても楽しくはないのではないでしょうか。

【3】予定を楽しめ

僕は皆さんに苦しいけど楽しい道を歩んでいただきたいと思っています。そのために今からでもできることをお伝えします。それは「予定を楽しむ」ということです。

大学生であれば講義や課題、社会人であれば仕事などのやるべきことがまずありますね。それに加えてサークル活動や習い事、家族や友人との時間など、自分がやりたいことを組み込んでいって予定を楽しんでみてください。

今のご時世、緊急事態宣言下などではできないことも多々ありますが、与えられた苦しい環境下でできる限りの予定を楽しんでいくことで自分のやりたいこと、楽しい未来が見えてくるはずです。

改めて

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きっともっと楽しい未来が拓けるはずです。

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吉良俊彦(マンガデザイナーズラボ代表) 最後までお読みいただきありがとうございました! スキ、コメント欄への感想、リクエスト、シェア等、大歓迎です。 スキ、フォロー時にはランダムで吉良語録メッセージをお送りしておりますのでお楽しみください!