佐藤舞 著『あっという間にお金はなくなるから』を読了。
「謎解き統計学」というYouTubeチャンネルを運営する、サトマイこと佐藤舞さんの著書『あっという間にお金はなくなるから』を読み終えました。
いかにも不安を煽るようなタイトルで、もしかすると不快感を覚える人もいるかもません。
しかし、決して怪しい投資話や、何かを売りつけるような悪意のある本ではありません。
一度、彼女のYouTubeを見ればわかると思います。
実際の統計データに基づいたさまざまな分析は、十分信頼のおける内容となっています。
そもそも、お金とは何なのでしょうか。
キャッシュレス化進んだ昨今、お金とは銀行の口座にログインして表示される単なる数字でしかありません。
投資信託にしても、NISA口座にログインして、そこにあるのはやはり数字です。
その数字を見て、不安になるのですから、冷静に考えてみると不思議なことです。
昨日、読み終えた高野秀行さんの『酒を主食とする人々』では、エチオピアの奥地で暮らす人たちの生活の様子が、リアルに伝わってきました。
彼らは、自分たちで育てた植物を原料にお酒を醸造し、それを毎日飲んで暮らしています。
ほとんど、自給自足の生活です。
彼らにも、お金んお不安があるのでしょうか。
もしかすると、あるのかもしれません。
しかし、少なくとも日本人のように、銀行口座の残高を見て、不安を感じるということはないように思います。
いろんな本を読んでいると、人は何を持って幸せだと感じるのか、時々よくわからなくなってきます。
それでも、日本で暮らし続ける限り、お金の不安から免れて生きていくのはほぼ不可能なのが現実でしょう。
では、どうすれば良いのか。
個人的には、本書『あっという間にお金はなくなるから』と、田内学さんの『お金の不安という幻想』の2冊を、セットで読むことをおすすめします。
この先どうするか、というより今何をすべきか、というヒントが見えてくるはずです。
