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emik_sgr
スカローニョのエレガンス
エミリア=ロマーニャ州の
穏やかな丘陵地帯を歩くと
地中海の太陽を浴びて育った
スカローニョ(エシャロット)の畑が
広がる光景に出会う。
スカローニョは
イタリア料理に欠かせない香味野菜であり
その歴史と用途には深い文化的背景がある。
スカローニョは
イタリア語でエシャロットを指し
タマネギの近縁種である。
この野菜は
タマネギよりも繊細で甘みがあり
香りが豊かであることが特徴だ。
スカローニョの起源は
古代ローマ時代に遡る。
ローマの料理書『De re coquinaria』には
すでにスカローニョが登場しており
当時から料理の香り付けに使われていたことがわかる。
さらに、12世紀には
フランスからイタリアに伝わり
エミリア=ロマーニャ州を中心に広がったとされる。
この地域の土壌と気候は
スカローニョの栽培に最適であり
特に「Scalogno di Romagna」として知られる品種は
20世紀初頭から地元の文化と料理に深く根付いている。
スカローニョの特徴的な香りは
栽培地の土壌に含まれる
微生物や酵素によって生まれる。
このため、エミリア=ロマーニャ州の
特定地域で育てられたものは
他の地域のものとは一線を画す風味を持つ。
この、玉ねぎとは一味違う品格を
私はスカローニョのエレガンスだと
毎回その美味しさに唸らされる。
1997年には「地理的表示保護(PGI)」の認定を受け
地域の誇りとして守られている。
次回はスカローニョの
深みのある味を
実際どのように調理しているのかを
ご一緒に深堀りしていこう。
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