見出し画像

【構想編⑦】お金の不安をほどく、夫婦ふたりのライフプラン|32日間ヨーロッパ旅

前回の記事の続きです。


友人の紹介で、FP(ファイナンシャルプランナー)さんのセッションを受けることにした。

申し込み前に30分のオリエンテーションがあり、「なぜこのセッションを受けたいのか」と聞かれた。

答えは単純。

今までお金のことをちゃんと学んだことがなく、漠然とした不安ばかりが増えていたからだ。

貯めることも使うことも、なんとなく意識はしている。でも全体像が見えていない。

物価は上がり、世界は不安定。

こんな時代に収入が減ったらどうしよう。
働けるうちは働いた方がいいのかもしれない。
でも、「いったいいつまで働くのだろう…。」正直、少しうんざりしている。

体が元気なうちに長めの海外旅行にも行きたい。
日本のあちこちも旅したい。
読書、勉強、趣味、ボランティア

やりたいことはたくさんある。
でもそのたびに「お金、大丈夫かな」と思ってしまう。


夫婦で受けるという選択

FPさんが勧めてくれたのは「家計の安心サポート3回コース」。

「まず今の現状を把握しましょう。
そこから見直すことや、使っていいお金が見えてきます」

そしてもうひとつ大事なのは、

「ご夫婦で一緒に受けること」
共有してこそ意味がある、と言われた。

夫に話すと、

「使ったお金を記録していけばいいんじゃないの?
わざわざお金を払わなくても結論は見えてるでしょ」

と、そっけない返事。
確かに夫はエクセルで家計管理をしている。

でも私は違った。
「私の安心のために受けたい。
来年のヨーロッパ旅行に、安心して行きたい」

そう伝えた。
そして、ふたりで受けることにした。


見ないふりをしてきたもの

宿題は「収入・資産・保険などの情報を集めること」。
つまり、お互いの年収や貯金額、支出を共有すること。

これが一番のハードルだった。

今まで、干渉しないのが暗黙のルール。
共有財布はあるが、それ以外は自由。

ぜいたく三昧ではないけれど、
管理している“つもり”で、実は穴だらけだったかもしれない。

ええい、隠しても仕方ない。
これがスタートラインだ。


数字が教えてくれたこと

書類とにらめっこしながら入力。

年金、保険、確定申告、定期預金…。
ファイルをきちんと保管していた過去の自分に感謝。

第1回セッションでは、100歳までの家計をシミュレーション。
来年の長期旅行の予算も組み込んだ。

車、PC、家電、スマホの買い替え、家の修繕…。
将来の大きな出費もきちんと計算する。

FPさんがまとめた結果、グラフで見た未来は・・・?

100歳の時点で、今日食べるものに困るような状況ではなさそうだと分かり、はぁ~よかった。ひと安心。

でも同時に、「ちゃんと管理しないと意味がない」という現実も見えた。


次の課題

・銀行口座を1人2つに絞る
・クレジットカードを減らす
・定期預金をまとめる
・漏れている支出の洗い出し

お金の話は、どこか気が重い。

でも、避けずに向き合ってみると、それは単なる家計管理ではなかった。

「これからどう生きたいのか」を、ふたりで考える時間。
数字を並べる作業のはずなのに、気づけば将来の景色を話している

何歳まで働くのか。
どこに住みたいのか。
どんな時間を大切にしたいのか。

そして、その中に
「32日間のヨーロッパ旅」もちゃんと入っている。

100歳までのシミュレーションで、
とりあえず安心と分かった。もちろん楽観はできない。

でも、
“無理な夢”ではないと知れたことは大きい。

私ひとりの夢だった旅が、
ふたりで数字を見ながら語る未来になった。
それが、いちばんの変化かもしれない。

家計を整えることは、旅をあきらめるためではなく、
安心して実現するための準備だった。

32日間ヨーロッパ旅は、
また一歩、現実に近づいた気がしている。


それでも、シミュレーションはあくまで“予測”。

実際の家計をどう整えていくのか。何をやめて、何を残すのか。

第2回セッションでは、より具体的な「行動」が見えてきた。旅を実現するための、本当の意味での整理が始まっている。

次回は、その記録を書きたい。

いいなと思ったら応援しよう!

aya|人生後半を「楽しい」で満たしたい。 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!