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#62【Toddler】2・3歳児におすすめの絵本Vol.11|のぞいてみよう!だんごむしの世界~だんごむし絵本3選~

こんにちは。
PonoLipo Club Workshop and LibraryスタッフのMegです。

ゴールデンウィークも過ぎ、初夏を感じる季節になってきましたね。
春から初夏にかけてのこの時期、公園や道端でよく出会うこどもたちを魅了する ”コロンと丸まる” 小さな生き物…「だんごむし」。

「いた!」
「丸くなった!」
「さわってみたい!」

と、夢中になる子も多いですよね。

先日3歳の誕生日を迎えた息子も
「だんごむし」が大好き!!
毎年この季節はどこへ行っても基本この体勢。
地面を這うように「だんごむし」探しに夢中です。

ひとことで「だんごむし」の絵本といっても、かわいらしいキャラクター寄りの物語絵本から、写真やリアルな描写の本格的な観察系の絵本まで雰囲気はさまざま。

今回は、虫が大好きな子はもちろん、「虫はちょっと苦手…」という親子でも手に取りやすいよう、”リアル度” 別に3冊の絵本をご紹介したいと思います。



レベル★【親しみやすい】

「ころちゃんはだんごむし」

作:高家博成・仲川道子
出版社:童心社

コロンとしただんごむしたちが優しいタッチで可愛らしく描かれていて、写真などのリアルな描写はないので、虫が苦手な大人でも比較的読みやすい一冊。
だんごむしのころちゃん目線で描かれた虫の世界では、カマキリやもぐらに襲われたりちょっぴりドキドキする場面もありますが、短いストーリーの中にだんごむしの食べものや身の守り方、脱皮についてなど意外と知られていない生態もぎゅぎゅっと盛り込まれています。

「だんごむしって何を食べるのかな?」
「どうして丸くなるの?」

など、こどもたちの「なんで??」に寄り添いながら親子でほのぼの楽しみながら、自然への興味が広がるきっかけになる絵本かなと思います。

それもそのはず!高家博成さんは、農学博士であり元多摩動物公園昆虫飼育係長。こどもたちに昆虫や生き物の魅力を伝える絵本や紙芝居などを数多く出版されています。「ころちゃんはだんごむし」もそのシリーズのひとつ。

はじめての虫絵本や、だんごむしブームが始まったばかりの2・3歳児さんにぴったりです。

(「てんとうむしのてんてんちゃん」「かぶとむしのぶんちゃん」など、他の虫絵本もどれもとってもおすすめ☆)

レベル★★【ほどよくリアル】

「ぼく、だんごむし」

文:得田之久(とくだゆきひさ)
絵:たかはしきよし
出版社:福音館書店

やわらかな貼り絵タッチで描かれた、リアルすぎないあたたかみのある自然観察絵本。だんごむし自身が読み手に語りかけるような内容で親しみやすく、2・3歳児さんも物語感覚で自然と引き込まれていきます。

「だんごむしは実は昆虫ではなくエビやカニの仲間」
「コンクリートを食べる」
「だんごむしのうんちは四角い」

など、だんごむしの生態についても丁寧に描かれていて、大人も「へぇ!そうなんだ!」と知らないことも多く驚きの連続!!親子で一緒にだんごむしについての知識や学びが広がっていきます。

絵本を読んだ後、だんごむし探しにでかけたくなる一冊です♪

レベル★★★【本格観察系】

「だいすきしぜん だんごむし」

指導:布村昴(ぬのむらのぼる)
絵:寺越慶司
写真:皆越ようせい
出版社:フレーベル館

CGリアルイラストレーションで描かれたリアルで精緻な描写と写真も多く「まるで本物みたい!」と感じるほど本格的で大迫力な自然観察の絵本。

よりリアルを追求し、だんごむしをじっくり観察したい子や、だんごむしの生態についてもっと知りたい!と知識欲が育ってきた子におすすめです!!

一方で、虫が苦手な大人やおこさんにはやや(かなり)リアルに感じるかもしれませんのでご注意を…

この一冊に、だんごむしの生態、オスとメスの違い、産卵、脱皮、食べもの、住処、飼い方、観察方法などだんごむしに関する情報が凝縮されおり、読み応えたっぷりです!!
絵本の最後に掲載されている動物学者でワラジムシ目の分類学が専門の布村昴さんのコラムもとても興味深く大人の学びも深まります、

小さなおこさんでも手に取りやすい絵本の形状ながら、図鑑のようなリアルさもあり、絵本と図鑑のハイブリットのような一冊です。


「だんごむし」は、小さなこどもたちにとって、はじめて出会う虫のひとつ。

触ってみる、観察する、絵本で知る…
そんな経験の積み重ねが、自然への親しみや「もっと知りたい!」という気持ちにつながっていきます。

「虫はちょっと苦手…」という大人も、絵本を通しておこさんと一緒に楽しめるきっかけになったら嬉しいです。

絵本の中でも、公園の片隅でも。
小さな発見を、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。

今回この記事でご紹介した絵本はこちら↓↓

※残念ながら「だんごむし」は現在販売されておらず、こちらは中古本になります。
気になる方は中古本、または図書館で探してみてくださいね。

フレーベル館のだいすきしぜんシリーズの「だんごむし」で写真を担当された皆越ようせいさんの写真絵本も迫力満点でおすすめです!!
息子は、このシリーズの「みみずのふしぎ」も大好きです。
↓↓


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