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まだ本気を出しているだけ、が時間と気持ちの余裕を生み出す

時間は皆に平等に与えられたものだ。
これをどのように活用するかが、人生を左右する。
時間を何に交換するか、そしてどの程度のレートで交換するかの戦略が、人生の戦略そのものだ。

時間の使い方について私が思うのは、何でも効率的にやればいいってものではない、ということ。
世の中には、効率的にやるとつまらないものがある。
例えば、ダラダラ遊びながら飲むから楽しい時間や、ワイワイ話しながら食べる楽しい食事の時間が楽しいのは、ある意味非効率だからだし、休日にダラダラするのも楽しさがある。
これらを効率的にばかりやっていると何かピリピリしたものを感じるし、全く息抜きにならない。
つまらないだけでなく、その後の時間のモチベーションにも影響する場合もある。

私は、なるべく全ての行動において、効率的な方法と非効率的な方法の両方を選択できる状況が最も良い状態だと思っている。
テキパキやることもできるし、ダラダラやることもできるという状態だ。
状況に応じてこれを使い分けるのである。
例えば我が家の子どもたちはお話をしながらのんびりと食事をするのが好きだが、それは休日や平日の夜にやればいいのであって、平日の朝にやる必要はない。
平日の朝に必要なのは、テキパキと食事を食べ学校に行く準備をすることである。
子どもには、「テキパキ食べられるけど、あえてゆっくり食べる時」「ゆっくり食べられるけど、あえてテキパキ食べる時」を使い分けなさいと言っている。

この、「できるけど、あえてやっていない」状態が結構重要で、今回はたまたまこちらだけど、別に片方を強いられていないという状態が、心に余裕を生むのだ。

例えば仕事における残業も同じだ。
単純に残業をする、残業をしないのではなく「いざとなったら残業もできるけど、あえて今日はしない」
もしくは「いざとなったら定時で帰れるけど、あえて今日は残業をする」という気持ちで行動するのだ。
これによって残業の後悔も、定時退社の罪悪感も全くなくなる。

注意点としては、未熟な理解の場合、「まだ本気出してないだけ」になってしまう点である。
この2つは実は似た考え方で、本気を出せばできる、という選択肢の持ち方は一見同じようなマインドに見える。
しかしこれは全然違う。

私が言っているのは、本気を出している状態を自分で再現できる自信を持ったうえで、あえて本気を出さない選択肢を取れるかどうか、という点なのである。
中には本当に本気を出せるうえでそのように発言している人もいるかもしれないが、それはそれで良い。
ただ一般的には「まだ本気出していないだけ」はその先も本気を出せないケースが多い。
そうやって言うことで、今の自分を許してしまえて、その後の本気を出す自分に対する責任は追う必要はないからだ。

今回私が言っていることは、いわば逆で「まだ本気を出している状態」もしっかり作るべきということに近い。
本気を出す場合、出さない場合どちらも確実に再現できる自信を持つことが心の余裕に繋がるのだ。

そのような選択肢を取れるようになると、「時間」という固定に与えられるものが、モチベーションと時間軸の掛け合わせで伸縮性のあるものに見えてくるはずだ。

ちなみに私はダラダラお酒を飲む時間がこの上なく好きだが、別に飲まないでシャキッと過ごすこともできる。はずである。。。

5月26日 プロントでメガハイボールとうずらの玉子を食べながら

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