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ヒプノセラピー(4回目)、の話 その②

前回の続きです。

私の前世は1400年代のチェコ、ボヘミア王国というところの貴族「アレシュ・リーズンブルク」でした。
彼の幼少期・青年期の日常生活を見たくて、今回のヒプノセラピーを受けています。

前回は幼少期についてのビジョンを見たので、今回は青年期のシーンに移ります。

まず見えたのは、城下町のような街並みの商店街。
アレシュが住むのはボヘミア王国の東側地方で、そこには「フラデツ・クラーロヴェー」という大都市があります。おそらく、その街並みではないかと思いました。

アレシュは背も伸び、10代後半から20代のようなイメージです。

銀貨を何枚か持っていて、これから買い物に行くところです。
目的地は2軒ありました。
1軒目は店先にニワトリが吊るしてあるので、肉屋でしょうか。

肉屋の店頭には恰幅の良いおばちゃんが店番をしています。店の奥には中庭があり、そこでニワトリを飼育して卵などを回収し、それも売っているようです。

裏庭でニワトリの世話をしているのは若い娘で、アレシュは買い物を口実に、この娘に会いに来たのでした。

おばちゃんに「今日は肉じゃなく、卵を下さい」と言うと、おばちゃんは裏庭にいる娘に声をかけます。

やがて裏庭から、カゴにいくつかの卵を入れたのを持った娘がやってきます。
頭巾をかぶっていて、そこから赤毛が少しこぼれています。
白い肌で、少しそばかすがあります。アレシュはこの娘に好意を寄せていました。

が、娘はアレシュに対してつっけんどんというか、ふてくされた態度でした。
どうやら喧嘩をしていて、アレシュは娘の機嫌が直ったかを伺いに来たのです。
しかし気まずい雰囲気だったので、卵を買うとアレシュはそそくさと店を後にしたのでした。

次に向かったのはパン屋さん。
小さいながらもしっかりとした造りの建物で、狭い土間に小さな商品棚が、そして店の奥には窯があり、そこで焼いたパンを店に並べて売っています。パンの他にも、干した薬草?なんかも天井に吊るされています。

店を切り盛りするのは若い娘。アレシュより少し年上でしょうか。

アレシュはこの娘にも会いに来ていたのでした。二股です。


この娘さんはもの静かですが、話を聞くのが上手で、アレシュはこの娘とおしゃべりするのがとても好きでした。愚痴を聞いてもらったり甘えたり、頼れるお姉さんといったふうにアレシュは思っています。

肉屋の娘がふてくされていたのは、パン屋の娘との浮気を疑っていたからでしょう。

ある日、とうとうアレシュの浮気がバレて、肉屋の娘は猛烈に怒ります。
そして裏庭から、麦の脱穀に使う「殻竿」を持ってきて、それでアレシュをひっぱたきます。

イメージ図。アレシュはこのとき鎧は着ていませんが。

アレシュは右腕をしこたま叩かれて、逃げるように彼女のもとを去ります。

そしてパン屋に駆け込み、パン屋の娘に泣きつきました。「ドラえも〜ん!助けて〜!」みたいな感じで。自業自得なのに。

パン屋の娘はすぐにアレシュの右腕の手当てをしてくれます。
井戸水で冷やし、腫れた箇所にすり潰した薬草を湿布のように塗ったりしてくれました。

手当てしてくれたのを感謝しつつ、アレシュは自分の行いを反省しました。

この騒動と怪我がきっかけとなり、アレシュは浮ついた生活から足を洗い、領主の子息としての自覚ある行動をこころがけるようになったのです。

このときアレシュが何歳だったかは不明ですが、まもなく「ヤン・フス」が歴史に登場し、フス戦争の下地ができてくる時代に突入します。

その後アレシュはリーズンブルク家から独立し、ベルキーブジェショフという街の領主になります。そして近隣の領主たちと同盟を結び、歴史に名を上げる人生を送ることになります。
アレシュは最終的に、ボヘミア王国の筆頭領主にまで出世しました。

もし、アレシュが放蕩息子のままでいたら、きっと歴史は別のものになっていたことでしょう。
肉屋の娘の一撃は、歴史を変えるものだったとも言えます。

さて、ヒプノセラピーは次のシーンへと移り、ぐんと時間を飛ばしてアレシュの死の間際にやってきました。

死亡時の年齢は「52歳」という数字が見えました。
史実では1442年に亡くなっているので、逆算するとアレシュは1390年生まれということになります。

死因は食中毒か、またはアレルギーによる呼吸不全のようです。
直前に食べたスープが傷んでいたか、アレルギー性の食材だったのかもしれません。

自宅ではなく、食事会に誘われての出来事でした。

毒を盛られたかと思いましたが、食事会の主催者が泣いて詫びていたので、毒殺ではないでしょう。

いよいよ死ぬとき、アレシュは何を思ったのか。

それは、「子供の頃の夢を果たす暇がなかったなぁ。」というものでした。

そう、巨人伝説についての研究です。
戦争や領主の仕事に追われて、趣味に没頭する時間が持てなかったのでした。
しかしアレシュはあまり落胆していません。

生まれ変わりを信じていたので、次に生まれたら今世でやり残したことの続きをやろうと決めていました。

そして、やりたい事が増えていました。
それは、フス戦争で散って行った戦友たちの人生を、書物にまとめたいということ。

これは、今世で私がやっていることそのものです。
1980年の日本に生まれる事を選んだのにも、そして現在の家庭に生まれる事を選んだのにも、ちゃんと理由があるようです。(ここでは割愛)

よく、過去にとらわれるなとか、過去に執着するなとかの言葉を聞くこともありますが、今の私には当てはまらないものです。
なぜなら、私の半分はアレシュの人生の続きを生きていると感じているからです。

その証拠に、右腕の怪我が「まだ治りきっていない」のです(笑)。
アレシュは生涯で2度、右腕に大怪我を負います。
肉屋の娘にひっぱたかれた所と、もう一つは暴漢に刃物で斬り付けられた所です。斬り付けられたところには、現在もアザがあります。

雨の日や気圧の変化のあるときに、その二箇所が今もまだ痛むのです。

ヒプノセラピーはその後も続き、死後の世界などについても見ることができました。しかしこの記事のテーマと離れてしまうので、今回はアレシュの人生のみを記事に書いたところで区切りとします。

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