来たるべきスランプ
当アカウントを作成して1か月強、たぶん運が良いだけなんですが、今のところ「書けない」という状況に陥っておりません。エディタを開いてなんとなく浮かんだ言葉から見切り発車で文章を繋げていくうちに満足できる内容になって、そのまま公開しています。
とはいえ、プロの方ですらスランプに陥るとのことなので、素人の私もいつか来るものと思っています。
であれば、そう遠くない未来に訪れるスランプのために今から備えておきたいです。きっと背後から音もなく忍び寄って来るのでしょう。しっかり準備して冷静に迎えたいです。そうと決まれば、まずは敵を知ることが大事。
どうやら、スランプは努力を続けている人ほど陥りやすいものらしいです。
はて、エディタを開いてなんとなく(中略)そのまま公開している私は、努力をしていない可能性が出てきました。事前にいろいろ調べたり、細かい表現に悩んだり、構成と校正に思いと脳の血流を巡らせたりして渾身の文章を紡ぐ人が、一定期間、一定量、書き続けてようやく刻むことができる名誉の負傷である、と。
どうやらスランプは称号だった模様です。もしこのまま1年くらいスランプが来なかったら、むしろ危機感を持った方がよさそうです。
どうしましょう。手元にはさっきちょっとググった、スランプに陥ったときの対処法のメモ(やれ環境を変えてみるとか、やれ自分の中のハードルを下げてみるとか、やれ十分な睡眠をとるとか)がソワソワしながら出番を待っています。
ごめんなさい。今日は出番なさそうです。交通費とギャラは出すから帰ってね。
環境さんは、ギャラが出るなら良いよ、ナイス環境、と残して駅に吸い込まれていきました。ハードルくんはそれでも頭を下げてくれて、また呼んでね、と残しつつ小走りで去っていきました。睡眠さんは、ウッスウッスと気怠そうに、封筒の中身を数えながらタクシーに乗っていきました。
…おかしいです。環境、ハードル、睡眠、とそれぞれ擬人化してちょっとキャラ付けもしたのに、この後の話が全く続きません。振り返るとスランプが静かに立っていました。
