「人生、捨てたもんじゃない」と思わせてくれる昭和歌謡
職場のデイサービスで、歌わない日はない昭和歌謡。
歌うだけでなく、歌詞の音読もしています。
そうすると、歌っていたときには気づかなかった言葉の重なりや、意味の深さに気がついたりして、そこから歌への理解も深まったりして。
昭和歌謡の奥深さを感じるようになりました。
そんな昭和歌謡の中から、「これを聞くと、人生捨てたもんじゃないと思える」歌を、いくつか挙げてみたいと思います。
島倉千代子 「人生いろいろ」
「人生いろいろ」は、1987年に島倉千代子によって発表された、彼女の最大のヒット作であり、演歌の枠を超えたポップス的な要素を持つ楽曲としても知られています。
作詞は中山大三郎、作曲は浜口庫之助が担当しました。曲は、当初「笑いばなしにして」というタイトルで制作されていましたが、島倉のイメージに合わせて「人生いろいろ」に変更されました。
歌い出しの「死んでしまおうなんて」という歌詞は、ちょっと他に例を見ない「死」から始まる重い歌詞ですが
島倉の明るい声質と、軽やかなリズムと歌い方、絶望から希望へと向かっていく歌詞とが絶妙にバランスを取り、
最後の「人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ、咲き乱れるの」と歌い上げると、
「そうそう、人生、捨てたもんじゃないよね」と、自然に思えるいい歌だなと思います。
吉田拓郎 「今日まで そして明日から」
この曲は、1971年にリリースされ、彼の代表作の一つとして広く知られています。
吉田拓郎自身が手掛けたこの曲は、彼のフォークソングスタイルを反映しており、人生の様々な経験を振り返る内容になっています。
歌詞は、人生の喜びや苦しみ、他者との関わりを通じて生きてきたことを表現しており、「明日からもこうして生きて行くだろう」というメッセージが込められています。
いいことだけでなく、誰かに「しがみついたり」「あざ笑ったり」「裏切られたり」することもあり
つねに同じではなく、変わっていく。
そんな「わたし」をありのまま、受け止めて、明日からも生きていこう。
そんな歌詞が、淡々と飄々と、でもあたたかく穏やかなメロディーにのせて歌われるのが、救いになるような歌だと思います。
水戸黄門のテーマ 「ああ人生に涙あり」
人生つらい時に、出だしから励ましてくれる曲と言えば、「水戸黄門」様なのが昭和世代🤣
人生、楽ありゃ苦もあるさ。
これ以上の励ましがあるでしょうか。
そして、アラフォーの私が最もなじみ深いのが、佐野黄門様、あおい助さん、伊吹格さん。
見ていた期間としては、里見浩太朗さんが黄門様をやっていた期間も長かったけど、やはり一番しっくり来るのが
佐野浅夫さん、あおい輝彦さん、伊吹吾郎さんの時代。
柔和で情に厚い佐野黄門様と、和風ハンサムなあおい助さん、マッチョな伊吹格さんに加え、弥七や飛猿、お銀やうっかり八兵衛など、キャラがそれぞれ魅力的だった時代。
おなじみ1番の歌詞
「人生、楽ありゃ苦もあるさ。涙のあとには虹も出る」も好きだけど
3番の「人生、涙と笑顔あり。そんなに悪くはないもんだ。何にもしないで生きるより、何かを求めて生きようよ」は、
ついつい、思い詰めがちなときに
「そんなに肩の力を入れないで、思うように好きなことをやってごらん」と言われているようで
ド定番だけど、何回聞いても、スルメのように味わい深い歌だなあと思います。
以上、「人生、捨てたもんじゃない昭和の曲」3選でした🎶
