めざせエベレスト! 千里の道も一歩より
このタイトルとタグでお越しくださった方々、山登りや登山についての記事かと思われたかもしれませんが、全く私は登山に所縁の無い人間。詐欺じゃないのとお𠮟りを受けますね。大変失礼しました。
じゃあなぜエベレストなのかというと、いま、ヒマラヤの源流から流れる
大河を目の前にしている心境だからです。
私の仕事 「もの」を乗せて流れを下る<船>
流通業とは
私はとある流通業で衣料品を扱っており、その企業の仕入部門と販売部門である店舗をつなぐ部署に在籍しています。
【流通】というのはその通り、生産者様から商品を仕入れてお客様にお届けし、ご満足をいただく、商品という「ものを流す」お仕事です。
しかし「もの」というのは、美空ひばりさんの「川の流れのように」みたいに ♬ゆ~るや~かに~いくつも~じ~だいは過ぎて~♬とは流れてくれません。どこかで留まったり、淀んだり、また、アマゾンのポロロッカ現象のように遡ったりと予想外の流れをします。
<もの=商品>を流すのは情報
その原因は源流の生産者様の<作ったもの=商品>の情報がうまく川下のお客様に伝わっていなかったり、逆にお客様の<欲しいもの=商品>の情報がなかなか生産者様に伝わらなかったりが理由となります。
私の部署は、源流の生産者様から送り出された<もの=商品>を集荷する【仕入部門】からの情報を乗せて流れをくだり、【店舗】という港の船着き場でお客様の手元にお届けするまでや、逆に川下のお客様からの情報を流れを遡って【仕入部門】に届け、生産者様により良い<もの=商品>を作っていただく。
そんな<もの=商品>がスムーズに流れるようにサポートする<船>のような役割を果たしています。
<船>の乗組員
私の現在の<船>=担当チームの積み荷は【レディスファッション】です。
カットソーからニット・コート、さらには水着やフォーマルウェアまで
多岐に渡る商品を取り扱っています。
そんな<船>の乗組員はただいま7名。
船長と乗組員をふたりご紹介します。
船長はこんな人
まずは<船>のもっとも大事な人、船長であるチーム長のⅠさんです。
現在3代目。今年から新たに着任された頼れる大きな存在です。
偶然、私と同じ苗字。珍しい名前ではありませんが、今まで学生生活でも
職場でも同じ苗字の人がいたことは無かったので、ちょっとビックリ。
今でも間違ってメールが届いたり、声を掛けられることがあるので、
チーム内では姓でななく、名前でお呼びしています。
船長=チーム長はとても行動派で、着任早々から休日にはこの地方の旧所・名跡をドライブして、半年たった今では地元の私たちよりよっぽど情報ツウになり、穴場のグルメや温泉を教えてもらっています。
仕事においては、とても確実に<船>の進路を指示する論理派です。
ITにも理解があり、源流や川下の情報にも通じていています。
毎日さまざまな部署や店舗からくる情報の荒波をかいくぐり、積み荷である<もの=商品>をいかに的確にお客様に届けてご満足いただくかをめざして、指揮を取られています。
乗組員その1 船のムードメーカー
二人目は船のムードメーカー、Tさんです。一見ふんわりした雰囲気の不思議ちゃんですが、中身は鉄筋コンクリート。あきらめない人です。
川上からの情報の洪水も根気強く取捨選択し、的確な情報を【店舗】に流してサポートをしています。その努力で船着き場である【店舗】も大賑わい。
大変業績を上げています。
でも、ほんとは結構な節約家。30分くらいの距離なら、おトクと評判のスーパーめざして歩いて行っちゃいます。
乗組員その2 私
私はこの<船>に乗り続けて約10年経ちました。最古参の乗組員です。
積み荷の【レディスファッション】もいろいろなものを扱ってきましたが、
いまはメインにスーツを取り扱っています。
自分自身の性格は完璧を目指したいコツコツ派だと思っています。
私が最古参なだけあって、現在のチームのベースとなる資料などは自身でフォームを作り全部まとめて管理してきました。代々の船長にも引き継いでいます。
でも、その資料が活用されているかといえば、なかなか未活用なのが実態。
なんでなの?
そんな私を船長から見れば・・・
コツコツ努力は認めるけど、たまに方向が間違っているときがあるなー
着任から検索した資料にはほんとんど同じ名前がある。
今まで資料を地道にまとめてやってきたことはすごいと思う。
でも、もっと楽にできる方法もあるんじゃないかな。
他の人に任せたり、巻き込んでいくことも大事だと思うよ。
とのお言葉。
そうなんです。今の私は流れる情報の取捨選択がうまくいかずに、
地道な努力するだけで成果を出せすにいる状態。
このままでは、【仕入部門】と【店舗】を繋ぐ情報をスムーズに流せず
<もの=商品>の滞る原因を解消できない。これでは<船>の役割を
果たすことが出来ません。
デジタルとアナログ
アナログ偏重の環境
<もの=商品>を流すため情報は、アナログとデジタルの情報があります。
アナログの情報とは文字通り、実際に現場に足を運んで「売り場」を改装したり「商品」を陳列したものを写真などの画像と記事で【店舗】に送るものになります。
デジタルは膨大な販売データから有効な情報を抜き出して【仕入部門】や【店舗】が活用できる形にしてにおくるものになります。
リアルな<もの=商品>を扱う私たちの部署においてはそれぞれが車の両輪でどちらが欠けても業務がまわっていきません。
めざすもの
しかし、今の部署内ではアナログ情報に偏りがちでデジタル情報の活用はまだまだ。
世の中はITやAIが浸透しつつあるといわれているのに手作業の人海戦術のほうがメイン。
情報の流れを乗組員全員でオールで漕いでいるようなもの。
ですが、それを不便だと思っている乗組員は少なく、人海戦術に疑問を
持つ人もあまり多くありません。
そういう私自身も洪水のような情報の流れから【的確な情報】をとりだして伝えるというスキルを持ち合わせず、コツコツ努力するだけ。
この状況をすこしでも変え、デジタル情報の活用を学ぼうとこの度一念奮起しました。
ですが、川の流れは速く膨大で、流されないスキルを学ぶのは大苦戦が見えています。
大きな壁を前にしていますが、一歩ずつ進んでいずれはエベレストの源流に届くようなスキルを持ちたいと頑張っていきます。
