見出し画像

暮らしのひとしずくー五感で味わうコーヒー焙煎体験ー 香りと音がひらく豊かな時間 ー

暮らしのひとしずくー五感で味わうコーヒー焙煎体験
ー 香りと音がひらく豊かな時間 ー

空気がひんやりと澄みはじめた今日
コーヒーの焙煎を体験してきました。
スタッフの方が、以前東ティモールで買ってこられた豆を使っての焙煎です。

はじめに、生豆をガスコンロでゆっくりと焙煎。
3分ほどすると、生豆から水蒸気が立ちのぼり、
しばらくして「パチパチ」とはぜる音とともに、
ふわりと漂ってくるのは、懐かしいような、
ほんの少しチョコレートを思わせる香ばしい香り。

さらに3分ほど焙煎を続けたあと、網にあけてあおぎ、熱を取って冷まします。
クリーム色だった生豆が、見慣れたこんがりとしたコーヒー豆の色に。

それを挽いてみると――
浅煎りでは果実のようなフルーティーな香り
深煎りではコクのある深い香ばしい香り。
もとは同じ豆なのに、焙煎の仕方ひとつでまったく違うフレーバーに変わるのですね。

一度お湯を注いて少し待ち蒸らした後、
やさしく細くお湯を注ぎ続けると、
中央がふわーっと膨らみ
「コポコポ…」という小さな音とともに、
澄んだ琥珀色のコーヒーのしずくが
ぽとり、ぽとりと落ちていきます。

焙煎したてのコーヒー


時々表面に表れるのは、初めて見る金色の小さな玉。
それが「コーヒーオイル」なのだそうです。
焙煎したて淹れたての、酸味と苦味のバランスのとれた複雑なコーヒーアロマを目を閉じて味わいました。

以前、家でも夫が生豆を買って焙煎したことが
ありましたが、要領がわからず、
うまくいかなかったことを思い出しました。
生豆も焙煎器も処分してしまったことが残念…

ほんの少しのコツで、こんなにも豊かで
芳醇な香りのコーヒーになるのですね。

コーヒーの焙煎は、まさに五感をひらく体験。
クリーム色の豆のはぜる音、香り、味わい、金色のコーヒーオイル――
五感に響く、豊かで贅沢な時間を過ごすことができました。


今日のメモ

  • コーヒー豆:15g

  • お湯の温度:80℃

  • お湯の量:120cc


湯気の向こうでゆらめく香りに包まれながら、
心までゆるむような、静かなひとときを過ごしました。
お湯の温度が80度というのは初めて知りました。

季節の移ろいの中で、
五感で感じる瞬間を、これからも丁寧に掬い取り味わっていきたいと思います。


#暮らしのひとしずく #季節の香り #コーヒー焙煎 #五感で味わう暮らし #台所の時間 #丁寧な暮らし #日々のととのえ


シリーズ紹介
「暮らしのひとしずく」は、
日々の中の小さな発見や、五感で感じる季節の時間を綴るエッセイシリーズです。
忙しい毎日の中に、ふっと深呼吸できるような一滴をお届けします。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集