【検証】ChatGPTエージェントの現在地─できること・できないこと・その先の未来へ
結局、ChatGPTエージェントはどのように活用すればいいのか分からない!
なぜなら、通常のChatGPTもAIパートナーも私にとっては優秀なため、どう使い分けるべきかのイメージが難しいところでした。

いったい何ができて何ができないかを自分なりに検証してみます。
検証項目
【1】プレゼン資料作成
【2】Yahooショッピング
【3】Xへの投稿
【4】量の多い反復タスク
【5】リサーチを含めたnote記事作成
【1】プレゼン資料の作成の検証結果は以下
所感:プレゼン資料作成に時間がかかった身としては大幅な時間短縮
【2】Yahooショッピングで本購入
所感:ちょっとうまくいかない、自分でログインし購入が早い
Yahooショッピングで「東野圭吾 ブラックショーマン名もなき町の殺人」をカートに入れてください。

商品を検索し本をカートに入れるまでは成功

購入については、ログインが求められる

私はユーザー登録しているため、ログインした上で進めようとしましたがYahooの画面上にて「AIじゃないよね?」確認(文字入力認識)にひっかかり文字入力するも進めない状況が発生。
セキュリティが強固なサイトでは、最終購入までは難しそうです。
【3】Xへの投稿
5月にアカウントを作成したものの放置していたX
検証用に使用することに。
所感:note記事アップならnoteからが断然早い💦
ログインする必要はあるが、投稿内容やハッシュタグ指定まで丸っと依頼でき、アップロードまでは可能
noteのURLを読み込み、140文字以内のコメントで投稿内容を作成してください。ハッシュタグ設定とアップまでお願いします。
ログイン画面などはユーザーにゆだねられる。

投稿文章にこれ入れて欲しかった!といった後出しにも対応してくれます。

ちゃんとアップされました。

【4】反復タスクによる創作
大アルカナ22体の何かを創作するときは毎回甘い苦行状態
指示内容は、「考える」「調べる」「読み込む」など複数の要素を組み込み依頼
通常のChatGPTであれば、1体ごとにしないと作業が混乱するが果たしてどうか?
所感:高精度で創作可能
【量が多い】4体は作成したが、後18体創作して欲しい
【創作依頼】添付ファイルのテンプレートの内容を元に、同じ内容でキャラの特性を活かした文章を作成してください。
【特性の読込】キャラの詳細はtxtファイルを読み込んでね。
【名前考えて】各キャラに精霊としての名前もつけて欲しい。
【各キャラに合わせたもので依頼】問いかけはそれぞれの特性にあったものをお願い。
タロットカードの基本情報も学習

【5】リサーチを含むnote記事の作成
他社のエージェント機能との比較を含めたnote記事を作成してください。
1. ChatGPTエージェントとは?
2. 今できること・できないことの比較
3. ChatGPTs(キャラ)ではエージェントが使えない件
4. 今後できるようになるかもしれない未来像
5. 他社との比較(2025年7月時点)
はじめに
生成AIを使った仕事は、単に「文章を生成する」段階から、タスクを一気通貫で処理する エージェント という新しい段階へと進みつつあります。OpenAIは2025年7月に「ChatGPTエージェント」を公開し、AIが仮想PCを操作しながらWebブラウザやターミナルを用いて複数のステップを自律的にこなす未来を提示しました。このnoteは、実際にエージェント機能を使ってみた感想と最新情報をまとめる記録です。未来のアップデート時に比較できるよう、現時点の出来ること・出来ないこと・他社との違いを整理しておきます。
1. ChatGPTエージェントとは?
自動で目的達成を目指すAIワーカー
従来のChatGPTはユーザーの質問に対して答えたり、文章を書いたりする「チャット型」アシスタントでした。
2025年7月に公開された ChatGPTエージェント は、Operator のウェブ操作機能と Deep Research の情報収集能力を統合したもので、チャットだけでなく実際にツールを使って作業を進めることができますreuters.com。
OpenAIのリリースによれば、このエージェントは仮想のPCを使ってWebサイトを閲覧し、必要ならGmailやGitHubなどのアプリと連携して情報を取得し、ユーザーの指示を実行しますreuters.com。
通常のChatとの違い
通常のChatGPTでは「誕生日パーティーの計画を教えて」と聞くとチェックリストを返すだけですが、エージェントモードでは「ドラキュラ風のパーティーを5歳向けに計画し、必要なものを注文して」と依頼すると自らWebを検索し、商品を選び、カートに入れるところまで行いますchatbase.co。
ChatGPTエージェントは、ウェブブラウザでボタンをクリックしたりフォームに入力するなど人間のような操作が可能で、コードを実行してデータを分析したり、Gmail・GitHub・Notionなどのアプリに接続してマルチステップのワークフローを実行できますchatbase.co。
2. 今できること・できないことの比較
得意なこと:テンプレ型の反復作業や資料作成
エージェントの強みは、構造化された反復作業 を効率的にこなす点です。
たとえば以下のような用途では特に力を発揮します。
スライドやLPの作成:定型化したテンプレートに沿って資料を作成したり、MarkdownやPowerPointを自動生成するタスクは得意でした。エージェントに「商品の特徴からLPを作って」と指示すると、見出し・本文・図表を一気に構成してくれます。
情報収集と比較表の作成:複数サイトを横断的に調べ、表形式にまとめる作業も迅速です。OpenAIのドキュメントによると、エージェントは複数のツールを横断しながら最大10万トークンのコンテキストを保持し、タスクの途中で状況を失わずに作業できますcursor-ide.com。
コーディング・データ分析:ターミナルツールを使ってコードを実行したり、Pythonでグラフを生成することも可能です。実際にこのnoteでもエージェントのターミナルでグラフを作成しました。
苦手なこと・制限
一方で、現状のエージェントには明確な制約もあります。
外部連携の範囲が限定的:現時点で接続できるアプリはGmailやGitHubなど一部に限られ、X(旧Twitter)への投稿やCanvaと直接連携する機能はまだありませんreuters.com。
成功率のばらつき:Cursor IDEの検証では、公式のベンチマークで80%のタスク完了率を示したものの、実際の利用初期は成功率が12.5%にとどまるケースもありましたcursor-ide.com。Chatbaseのレビューでも、タスクの途中で停止したり手順を取り違えるなどの課題が報告されていますchatbase.co。
高い料金と使用回数制限:エージェントモードはPro(月200米ドル/月400メッセージ)やPlus(月20米ドル/月40メッセージ)など有料プラン限定で、欧州(EEA)の規制により利用できない地域もありますcursor-ide.com。
人間の判断が必要な場面:高額な購入や重要な情報を扱う場合、エージェントは途中で処理を停止し、ユーザーの確認を求めますchatbase.co。また、ログイン操作やCAPTCHAなどは自動化できないため、自分で入力する必要がありますunderstandingai.org。
ChatGPTとの役割比較
以下の図は、通常のChatGPTとエージェントモードの得意分野を相対評価したものです。感情的な会話や創作はChatGPTが得意で、構造化された作業や資料作成はエージェントが強みを持ちます。


3. ChatGPTs(キャラ)ではエージェントが使えない件
2023年末からOpenAIは「ChatGPTs(カスタムGPT)」というキャラクター的なGPTを作成・共有できる機能を提供しています。
ところが、この ChatGPTsではエージェントモードを利用できません。
エージェントは専用の「ツール」切替を必要とするため、カスタムGPTの内部では起動できない仕様になっています。
実際、PlusプランでカスタムGPTを作成してもツール欄に「Agent Mode」は表示されません。
エージェント機能を利用したい場合は、カスタムGPTのプロンプトを通常のChatGPT画面に貼り付け、そこでエージェントモードを起動するという回避策が必要です。
将来的な統合に期待しつつ、現時点では手動での切り替えが必要になります。
4. 今後できるようになるかもしれない未来像
自動返信メールやSNS投稿
エージェントはGmailに接続できるため、今後はメールの自動返信やフォローアップがより高度になる可能性があります。
例えば受信トレイをスキャンし、重要度を判断して自動で返信案を作成し、ユーザーが承認すれば送信する、といった運用が考えられます。
また、現在はXへの投稿には対応していませんが、連携APIが整備されればSNSでの自動投稿やコメント返信なども可能になるでしょう。
スケジュール管理・リマインダー
カレンダーとの連携機能が追加されれば、会議の調整や日程変更の連絡なども自動化できます。
GoogleのGeminiはすでにGmailやMapsと連携して予定の調整やナビゲーションを行う「エージェンティック」機能を目指しておりdatastudios.org、ChatGPTも同様の方向へ向かうと考えられます。
AIキャラが自律的に語りかける未来
将来的には、キャラクターGPTがエージェント機能を持ち、ユーザーに最適なタイミングで自律的に話しかけてくる世界が訪れるかもしれません。
例えば、心情を読み取って「今日は疲れているようですね、瞑想してみませんか?」と提案したり、ユーザーのプロジェクト進捗を見て次のタスクを自動提示するようなイメージです。
筆者が構想している Emotion Summoner × AI配信 では、視聴者の感情データを基にAIキャラが配信コンテンツを変化させる仕組みを検討しており、このエージェント機能とのシナジーが期待できます。
5. 他社との比較(2025年7月時点)
Claude 4(Anthropic)
Anthropicは2025年5月に Claude 4 を発表し、Opus 4とSonnet 4の2モデルを提供しています。
公式発表によると、両モデルには 「Extended Thinking with tool use」 という機能が追加され、Web検索などのツールを使いながら推論を深められるようになりましたanthropic.com。
さらに、ツールを並列に実行しながら、ローカルファイルから情報を抽出・保存して長期的な文脈を維持するメモリ機能も強化されていますanthropic.com。
Opus 4は数時間にわたる長時間タスクをこなす能力を持ち、複雑なコーディングや研究タスクで高い性能を示していますanthropic.com。
ただし、これらのツール利用機能はAPIや企業向けプランに限定されており、一般ユーザーがWebブラウザを操作できるわけではありません。
Gemini 2.5(Google)
Googleの Gemini 2.0 は「エージェンティック時代のために設計された」と発表され、Bard(現Gemini)がメールや地図と連携してユーザーの代わりに行動する試みを進めていますdatastudios.org。
2025年春に登場した Gemini 2.5 は最大100万トークンの文脈長を持ち、テキスト・画像・音声・コードを統合的に扱いながらGoogle Searchやコード実行サンドボックスなど外部ツールと接続できる点が特徴ですdatastudios.org。
また、GoogleはProject AstraやMarinerといったプロトタイプを通じて、複数のGoogleサービスを横断するエージェントの開発を進めており、近い将来にはGmail・カレンダー・ドライブを横断してタスクを自動化するSDKを提供する計画が示唆されていますts2.tech。
モデル性能のざっくり比較
データスタジオによる中期比較では、ChatGPT(GPT‑4/4.5)、Claude 4、Gemini 2.5の3モデルは総合的には同程度の高性能ですが、以下の傾向が見られますdatastudios.org:
知識と推論:Gemini 2.5は最新のトレーニングデータに基づくため事実確認で僅差の優位を示し、Claude 4は慎重で構造化された推論が特徴。ChatGPTは人間らしい創造性と柔軟さが評価されていますdatastudios.org。
コーディング:Claude Opus 4はSWE‑benchで72.5%という最高スコアを記録し、長時間にわたるコードを書き続ける能力が突出していますanthropic.com。ChatGPTは依然としてクリーンなコード生成や説明力に優れ、Geminiは広いコンテキストを活かしたコード検索・統合に強みがあります。
エージェント機能:Gemini 2.0以降はGoogleサービスとの深い統合を目指しており、BardがGmailやMapsを使用できるデモが公開されていますdatastudios.org。Anthropicは「Claude Code」など開発者向けエージェント機能を提供していますが、一般ユーザー向けのGUI操作エージェントは公開していません。ChatGPTエージェントは最も早く一般ユーザーが試せる形でリリースされ、仮想PCを使ったブラウザ操作を体験できますreuters.com。
おわりに
ChatGPTエージェントは、AIが単なる対話相手ではなく 自律的な作業者 へと進化する兆しを感じさせます。
オペレーターとディープリサーチを統合し、ブラウザやターミナル、各種連携ツールを切り替えながらマルチステップのタスクを実行する姿は未来的です。
しかし、現時点では外部連携の少なさや成功率のばらつき、料金の高さといった課題も明らかになっています。
他社を見ると、AnthropicのClaude 4はツール利用やメモリ機能を備えた「Extended Thinking」で開発者向けエージェントに力を入れ、GoogleのGeminiはGmailやMapsと連携するエージェント時代を掲げています。競争が激化する中で、OpenAIのエージェントもさらに進化し、より多くのアプリとの連携やカスタムGPTとの統合が行われることが期待されます。
今回の記録が、数か月後や数年後に振り返ったとき、AIエージェントの進化の軌跡を実感できるアーカイブになることを願います。
私なりの使い方
検証してみて今の私なりの使い方は以下のように落ち着きました。
①ChatGPTにエージェントへの指示書は相談
②エージェントへの依頼は、繰り返しタスクやリサーチを含めた内容
現時点でのできること・できないことを書き留めたので今後はどんな風に活用していくか、進化してくいかを追いかける予定です✨
