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特別捜査官ショコラ|白銀は、バレンタインを奪う|AIイラスト|ショートショート


今年のバレンタインは、少しだけ騒がしい。

バレンタインは、だいたい毎年似たようなものだ。

赤いリボン。
特設コーナー。
「限定」の文字。

浮かれた街に、少しだけ真面目な顔をして歩く人たち。

チョコレートを選ぶ時間は、
案外、戦略的だ。

どれが重すぎないか。
どれが軽すぎないか。
気持ちが、きちんと伝わるか。

甘いけれど、甘すぎない。

そんな微妙な駆け引きが、
この季節にはあちこちに転がっている。

だからだろうか。

今年は少しだけ、
妙な噂が流れていた。

“バレンタインを奪う怪盗が現れるらしい。”

誰かの冗談かもしれない。
SNSのいたずらかもしれない。

まだ事件は起きていない。

けれど、どこかで誰かが笑っている。

今年のバレンタインは
少しだけ、面白くなりそうだ。

限定の山…


本編の前に…

ちょこっとご紹介💕

ルルトアヤコさん

フォロワー2,000人達成おめでとうございますヾ(≧▽≦)ノ
アヤコさんはさらに有料記事70部突破、海外note記事、英検への挑戦など行動力とともに尊敬するクリエイター様✨
お人柄に惹かれ、コメント欄はあたたかさで溢れています🌸

nanaさん

チョコレートの歴史については、ぜひぜひこちらの記事をご覧ください🍫
美しい世界観、曲とともにチョコレートについて勉強もできてしまいます💕
チョコ好きとしてはたまらない…うっとり…(/ω\)


それでは、本編のはじまりです。


バレンタインを軽く見る者は多い。
チョコレートのイベント?
企業の策略?
浮かれた一日?

違う。

あの小さな箱の中には、震える勇気が詰まっている。

それを彼女は知っている。

特別捜査官、ショコラ。
チョコレート色の長い髪。
光を吸い込むダークブラウンの制服。
胸元には、金縁のハート型バッジ。

甘党警察の象徴であり、
“甘さを守る資格”を持つ者。

今朝、銀色の封筒が届いた。

差出人不明。

中には、短い一文。

「今年のバレンタインは、奪う。」

ショコラは眉一つ動かさなかった。

バレンタインを盗む?
チョコレートを?
売上を?


浅い。

本当に奪われるのは、そんなものじゃない。

奪われるのは、
渡そうとしていた言葉。
踏み出そうとしていた一歩。
ほんの少しの、勇気。

彼女は静かに帽子を被る。

「甘さは、弱さじゃない。」


街は浮かれている。

ショーウィンドウには赤いハート。
紙袋を抱えた人々。
スマホ越しに揺れる期待。

だがその裏側で、
諦めようとしている誰かがいる。


どうせ伝わらない

重いと思われるかも

今さら遅い…



その瞬間こそが、怪盗の狙い目だ。

守るのはチョコレートじゃない。
守るのは、決意。


机の引き出しには、小さな箱がひとつ。

誰にも渡されていないチョコレート。

毎年、そこにある。

守ることには慣れている。
だが、自分が渡すことには
まだ慣れない。

銀色の封筒が、頭をよぎる。

冷たい予告。
挑発のような筆跡。

ショコラは窓の外を見る。

「奪えるものなら、奪ってみなさい。」


バレンタインは、甘い日じゃない。

勇気が市場に出回る日だ。

甘党警察、特別捜査官ショコラ。

今日もまた、
誰かの“言えなかった気持ち”を守るために。

そしてどこかで、
白銀の気配が、静かに笑った。

捕まる覚悟はできてる?


さぁ、はじめようか


こいつはΣ(゚Д゚)


ショコライラスト

見回りいってきますー


チョコ買っちゃった


明日は予告の日で渡せないかも


勇気を出して、本日渡しておきますね


カフェの窓際。

白銀の髪の“男”は、
街を見下ろしながらスマホを伏せた。

送信完了。

甘党警察の専用回線に、
一枚の画像が届く。

赤い薔薇。
その奥に映る、バレンタイン色の通り。

そして短い一文。

「捕まえられる?」


さて次なる展開は.…?

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