水あめ
子供の頃、割り箸を割り、水飴を絡めて食べるのが好きだった。
父が子供の頃は、紙芝居のおじさんが来て購入した品物らしい。
水飴の色が白く変わるまで混ぜて食べる。父の真似をして、なんとなく自分も父の思い出にまざりあった気がした。
夏祭りの屋台で私が一番好きだったものは、あんず飴だった。
あんず、みかん、さくらんぼが水飴でおおわれていて、いつもみかんと迷うが結局、あんずにしてしまう。
小学校の頃、忘れられない夏の思い出がある。
夏祭り、いつものように、あんず飴を購入すると。
店主より、1回やっていいよと、サイコロ2つが差し出された、どんぶりが用意されていて、その中にサイコロをいれて目がそろったら、その数だけ、あんず飴がもらえるというもの。
私は息を整えて、手からサイコロを離すと、なんと6の目が二つ上にそろった。
お店の人と友達は驚き、周りの見知らぬ子達にも熱い羨望を向けられた。
私は1本を友達にあげ、残りの3本を周りの子にあげて、あとは自分でいただいた。

あなたは、どの果物が好きですか?


