見出し画像

🛋️『俺の癒しでいて』と言った彼が、真っ先に私を捨てた話

──“癒し系女子”を演じ続けた代償。優しさの搾取に気づいた瞬間を赤裸々に。


「お前といると、安心するんだよね」
「ほんと、癒し。マジで疲れ取れる」

そう言われるたびに、
私はどこかで、愛されてるって思ってた。

でもね、その言葉の裏側に隠れていたものを
私がちゃんと見抜けるようになったのは、
45歳になってからだった。



優しさって、都合よく使われる

あの人と付き合いはじめたのは、4人目の離婚から半年後。
心がちょっと空っぽになってた時期だった。

彼は年下で、バリバリ働く営業マン。
いつも疲れてて、愚痴ばっかり言ってた。
でもその姿が、なんか放っておけなかった。

最初に彼が私に言った言葉、今でも覚えてる。

「メイコさんって、癒し系っすね」

癒し系。
その言葉、ちょっとくすぐったくて、でも悪い気はしなかった。
私、そんなに落ち着いて見える?って、
ちょっと嬉しかったんだよね。


“いい子”でいることが、愛される秘訣だと思ってた

LINEの返事は、彼のペースに合わせた。
会いたいって言われたら、どんなに疲れててもメイクした。
彼が愚痴れば「うん、うん、わかるよ」って聞いた。
怒らせないように、余計なことは言わなかった。

気づいたら、私は「彼の理想の彼女」になろうとしてた。

優しくて、聞き上手で、感情的にならなくて、
いつも笑顔で、ちょっとだけ都合がいい女。

でもね、ある日ふと鏡を見たら、
自分の顔から“自分”が消えてたの。


「俺の癒しでいて」って、どういう意味?

付き合って1年が過ぎた頃、彼が仕事で大きな失敗をした。
会うたびにイライラしてて、
当たりが強くなってきた。

それでも私は、責めなかった。
「大丈夫だよ」「あなたは頑張ってるよ」って、何度も言った。

でもある日、彼がポツリとこぼした。

「癒しどころか、最近ちょっと重いんだよね」

……え?って、思った。

そりゃ、最近私も少し不安定だったよ。
連絡が遅いと気になってしまったし、
たまには私の話も聞いてほしかった。

だけど、「癒し」ってそういうの、
許されないんだっけ?


優しさは、出しすぎると見下される

それから彼の態度は急に冷たくなっていった。

仕事が忙しいからって会わなくなって、
LINEも既読スルーが増えて、
最後は、電話一本で終わった。

「ごめん。もう無理かも」

たったそれだけだった。
「癒し」でいることに全力を注いできた私を、
あっさり、まるで家電の延長保証みたいに切り捨てた。


“癒し系”を演じていたのは、私だった

ほんとは私だって、弱音を吐きたかった。
「つらい」って言いたかった。
でもそれを我慢して、“理想の彼女”を演じ続けたのは私。

そして一番苦しんだのも、他でもない、私。

彼にとっての「癒し」は、
都合のいい安心感だった。
怒らない、責めない、追わない、
そういう女の子が、ただ欲しかっただけ。


でもね、私はもう戻らない

今になって思うの。
「癒し系」なんて、便利なフレーズで自分を安売りするの、
もうやめようって。

優しさって、見返りを求めちゃいけないって言うけど、
じゃあ私は、ずっと“搾取”されていいの?

心から笑って、心から怒って、
泣きたい時は泣いて、
そういう自分をちゃんと出せる恋がしたい。


優しいだけじゃ、愛されない。
でも、自分を押し殺してまで与え続けるのは、
もう卒業しようと思う。


この続きでは、
「優しさの搾取」に気づいた私が、
どうやって“癒し系女子”をやめて、
自分をちゃんと大切にする恋に変えていったかを
赤裸々に綴っています。

▼このあと、有料部分へ続きます。
傷ついたことがあるあなたにこそ、読んでほしい。

ここから先は

1,511字

¥ 500

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が参加している募集

よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!