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透明な朝の音

こぼれた光のすき間で

まだ名前のない朝が、息をしている。


窓辺に触れた冷たさが

胸の奥の、ほどけない影を撫でた。


音はしない。

けれど確かに――

今日が始まる気配だけが

僕の中で、静かに鳴った。


「大丈夫」


その響きだけが

まだ眠る心をそっと起こす。


透明な朝の音は

耳ではなく、

忘れかけていた場所に落ちていく。




こちらのお題の1つ【透明な朝の音】に参加さていただきました⬇️

他の2つのお題も書けたら参加したいなって思っています。

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