星屑のティアラ
夜の空には、小さなすきまがあるんです🌙
星たちが、こっそり息をのぞかせるための、小さなひみつの穴。
その穴から、ふわんとこぼれ落ちた星の欠片が、ある晩、わたしの髪にそっと触れました。
ちいさな星はすぐに消えてしまったけれど、消える前のほんのほんの一瞬だけ、ティアラの形をしていたの──✨
もちろん、誰にも気づかれません。
大人にも、お友だちにも、ねこちゃんにも。
だってあれは、夜だけ見えるティアラなんですから。
ティアラをつけた夜は、
胸の奥がそっと温かくなるんです。
ふしぎと、がんばれる気持ちも少しだけ増えて。
わたしがしょんぼりしてしまった夜は、星たちがそっと髪に触れて、こうささやいてくれるんです。
「こまった日は、ティアラの夜にしようね🍀」
だからティアラの日は、ちいさな“いいこと”がひとつだけ起きるんです☺️
それはね、誰かに優しくされたり
いつもより眠りがすこし深くなったり
朝の光がいつもよりやわらかく見えたり──
とくに特別なことじゃないけれど、
心の中の“ちいさな花瓶”に、ちょこんと花が咲くみたい。
そして朝がくると、ティアラは透明になって、髪の毛の間で星のリボンに変わるんです🌟🎀
リボンは誰にも見えないけれど、
わたしがそっと触れると、かすかに光ります。
「よくがんばれたね💕」
そんな声が聞こえる気がするから。
だから今日も、夜が深くなってきたら、そっと空を見上げます。
もし今日、すこし泣きたい気持ちがあっても、
それでも大丈夫。
ティアラが、こっそり迎えにきてくれるから🌙✨
そして眠るとき、髪の毛に手をのせます。
小さな星のリボンを抱えるみたいにして。
「今日もありがとう」
そうつぶやいたら、ふわっと心が温かくなって──
……眠りが魔法みたいに、静かにやってくるのです💫
またまたこちらのお代に参加させていただきました🌷✨️⬇️
