発明だけでは世の中は変わらない。発明を社会に届ける仕事とは?
偉大な発明も、わたしたちの生活を変えなければ、存在しないも同じです。
電球がはじめて発明されたのは1960年。
でも、電灯が普及したのは1882年になってからです。
その間、約20年。多くの人々にとって、電球は存在しないものでした。
画期的な研究成果やそれをもとにした発明が生み出されても、すぐにわたしたちの生活は変わりません。発明を実用的なもの(=技術)にして社会にとどける必要があります。
この記事では、発明を社会にとどけること「技術の社会実装」とはどういうことなのか、そしてそのおもしろさを書きます。
技術の社会実装ってなに?
技術の社会実装とは、世紀の大発見や偉大な発明の恩恵を、みんなで受け取れるようにすることです。
1880年代に電気が
1990年代にインターネットが
2010年代にスマートフォンが
社会に普及しました。
そして2025年の今、AIが爆発的に社会に広がっています。わたしたちの生活が大きく変わっています。
しかし、これらの技術の元となる発見や発明は、社会に普及するはるか前からありました。発電所・電線・電波塔などの大規模なインフラ、安全に使うための規制、みんなが手に取りやすい価格であることなど、いろいろな要素が満たされてはじめてわたしたちの手元にとどきます。
技術が社会にとどくまでは、長い道のりがあるのです。
技術が社会にとどくまでの道のり
分野によって異なりますが、技術がわたしたちの手元にとどくまで、おおよそ下記の流れをたどります。
研究
研究者たちが知のフロンティアを切り開き、新たな研究成果を上げる
技術開発/事業開発
研究をもとに、新しい商品をつくる=技術開発
商品をつくったら売れる環境をつくる=事業開発
量産
工場で量産する、サービスをクラウドで展開するなど、大規模に届けられるようにする
流通
商品をさまざまな中間業者/プラットフォームを通じて、使う人に届ける
ゴール
使った人がハッピーに!
わたしはこの中で技術開発/事業開発の部分に取り組んでいます。そして、技術開発/事業開発がとても重要で、おもしろいと考えています。
なんでおもしろいの?技術の社会実装
技術の社会実装がおもしろい理由、それはさまざまな分野の専門家の力を合わせた総合戦だからです。
1人では、技術を社会実装させるまでの険しい道のりを進む事はできません。必要なスキルも知見も1人で満たすには幅広く、また専門的です。必然的に様々な分野の専門家の力を合わせて、技術開発と事業開発を行ったり来たりしながら進めていくことになります。
わたしは一つの分野に閉じこもるのではなく、外にでていろいろな分野の専門家と話すのがすごく好きです。1つの目標に向かってチームで力を合わせて進んでいくことも好きです。
そして、何よりも技術によって社会をより良くしたいと思っています。
そんな好きなこと・やりたいことが詰まった技術の社会実装をとても面白いと思っています。
技術の社会実装っておもしろい
技術によって社会を変えたい
技術とビジネスの間を行ったり来たりしたい
そんな方がいれば、ぜひフォローしてください。これから技術の社会実装をする中で、得られた知見や失敗談、学んだことなどを書いていきたいと思っています。
<参考資料:馬田隆明氏のスライド>
技術開発と事業開発とはどういうことなのか、いったりきたりするとはどういうことなのかわかりやすく説明されています。
技術開発=研究をもとに商品をつくる
事業開発=つくったら売れる環境をつくる
話題の本『解像度を上げる』や『仮説行動』も執筆されている東大の先生のスライドです。非常に整理されていて、わかりやすいです。
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