梔子の香り、わたしは六月を生きているのだ
昨日、思い出せないくらい久しぶりに、蒸しパンを蒸した。
米粉に豆乳、素焚糖、重曹、お酢、オイル。
卵、じゃなくて夫のお弁当に使った残りの卵黄を2個で。
お弁当と同時進行、ちゃちゃっと適当に作ったのになんだかとてもいい感じで、4個作って2個食べて、どうしようまだ食べたいくらい美味しかった。
あーそういえば昔はあの、スーパーやコンビニの卵蒸しパン、好きだったなぁって思い出す。あれよりだいぶ甘くないけど、手に生地がくっつく感じが懐かしい。
先月、帰省から帰ってすぐ、ちょっと…じゃないかな、まぁまぁのトラブルがあった。
その後もなんだか色々立て続いて、落ち着かなくて、昨日は、久しぶりに予定のない日だった。
雨だったけど寒くもなくて、体調もよく、あぁつまりは心の余裕があるから美味しく作れた?いや余裕があるから美味しく感じられたのかな、と思う。
今日はまた寒いほうの雨で、買い物に出たらしっかり濡れて、ちょっとつらい、けど神社に行ったら梔子の花がはぁなんて素晴らしい香りなんでしょ。
無人直売所では、朝採れとうもろこし。
産直では、納品に来られた農家さんとすこし話す。前にも…って覚えてくれていてうれしい。モロッコインゲンをいただく。
なんでもないような日が大事なのだ。
すっかり見飽きている近所の、歩いても歩いても家ばかりの眺めや、お花もあんまり咲かない時期ねって地面を見て、オオイヌノフグリと目が合って、いや、そうだったねって思い直して。
あっという間に過ぎる日々、
まだしばらくはバタバタが続くのだけれど、ただこなすだけ、過ぎていくだけ、になってしまわないよう。
ただの買い物、いつものごはん。
日常の家事の中にも、楽しみを持つことは大事。
梔子の花に会って、わたしは六月を生きているのだと知った気がする。
