見出し画像

非認知能力には具体的にどんなものがあるの?

おんがくの時間のメンバーの久保田です。

前号からの続きです。

「非認知能力って
よく聞くけれど、
結局どんな力なの?」

と感じている方も多いと思います。
IQのように数値で測ることができない

「心の力」

非認知能力は、
子どもが将来を生き抜くために
欠かせない力です。

では、具体的にはどんなものがあるのでしょうか。
ここではOECD(経済協力開発機構)が
定義している代表的な力を見ていきましょう。

① やり抜く力(長期的な目標の達成力)
非認知能力の軸となる大切な力が
「やり抜く力」です。


たとえば、「今日は友達と遊びたいな…」と思っていても、
ピアノの発表会が近いからと、
1時間練習をしてから遊びに行く。
そんなふうに、

感情をコントロール

しながら前向きに目標へ取り組む力です。

親としては「小さいうちは遊ばせた方がいいのでは?」と思うこともあるかも
しれませんが、

小さな成功体験を積み重ねることで、
子どもは「やればできるんだ」という
自信を育みます。

これが将来、計画を立てて着実に
目標を達成できる土台になっていきます。

② 他者とのコミュニケーション力
(他者との協働)


生きていくうえで、
人との関わりは欠かせません。
非認知能力のひとつである

「他者との協働」

は、協調性やコミュニケーション力に
直結します。

たとえば幼稚園で歌を歌うとき
自分だけ大きな声で目立とうとするのではなく、お友達や伴奏を感じながら
一緒に歌う。
そうした体験が「人と調和する力」
つながります。

親御さんが「今日はどんなふうにお友達と歌ったの?」と声をかけてあげることで、子どもは「みんなと一緒にやることの楽しさ」を言葉にし、
さらにその力を育んでいきます。

③ 自分の感情をコントロールする力
(感情の管理)

非認知能力のもうひとつの柱が
「感情をコントロールする力」です。

「本当はゲームをしたいけど、今日は宿題を
先にやろう」

「お友達が困っているから助けてあげよう」

――そんなふうに自分の気持ちを
理解し、行動を調整できる力です。

これは大人になってからも
とても役立ちます。
職場での人間関係、家庭でのやりとり、社会で生きるすべての場面において、
自分の気持ちを落ち着かせたり、
相手を思いやったりすることができるからです。

子どもたちが遊びや学びの中で
こうした力を育んでいく姿は、
とても頼もしく見えるはずです。
非認知能力は一朝一夕で身につくものではありませんが、日々の小さな積み重ねが子どもの未来を大きく形づくっていきます。

お子さんやお孫さんがこれから
社会で生きていく上で、
音楽を通じて育つ大切な能力です。

いいなと思ったら応援しよう!