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非認知能力とは? ― 数字では測れない「生きる力」

おとのじかん運営久保田です

今回は、お子様、お孫さんがいる
方々にお届けします。

「知能」と聞くと、
多くの人はテストの点数や
IQのように数値で表せる力を
思い浮かべるかもしれません。
けれども、人が豊かに生きるために
本当に必要とされるのは、
それだけではありません。

近年注目されている「非認知能力」とは、点数や数値には表れないけれど、
人生を左右する大切な力を指します。


たとえば、目標に向かって
粘り強く取り組む力、
周囲と協力しながら活動する力、
自分の感情をコントロールする力

などが代表的です。
これらは学校の成績表には
載らないものの、
人生の質を決める大きな要素
だといわれています。

実際に、非認知能力の高さは

将来の学歴や所得
さらには持ち家率にまで
影響を与えることが
研究によって明らかになっています。
そのため、幼児教育の分野で
非常に大きな注目を集めるように
なりました

では、なぜこれほどまでに非認知能力が重視されるようになったのでしょうか。

そのきっかけとなったのが、
2000年にノーベル経済学賞を
受賞した経済学者
ジェームズ・ヘックマン氏による
「ペリー就学前計画」という実験です。

1960年代初頭、経済的な理由で
幼稚園に通えない3〜4歳の
子ども123人を対象に、
2年間の教育プログラムが行われました。

平日は幼稚園で授業を受け、
週末には家庭訪問を受けるという
内容です。そして、
研究者たちはその後の人生を
40年にわたって追跡しました。
結果は驚くべきものでした。
就学前教育を受けた子どもたちは、
学力が伸びただけではなく、
高校卒業率が高く、

平均所得や持ち家率も高い傾向を
示しました。

一方で、生活保護の受給率や
犯罪に関わる割合は低く抑えられていたのです。

つまり、幼児期に育まれる非認知能力は、単なる「学力の土台」にとどまらず、大人になってからの
安定した生活や健全な成長に
直結するということが示されたのです。

是非、かわいいお子さん、
お孫さんの教育にこのような
ちょっとした知識を持つといいですね。

参考文献 ON-KEN SCOPE

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