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一番辛い思いをされている方々

 小学生だったある日、夢から覚めてホッとした。            家の前に黒い車が止まり、自分がその車に乗り込む
ところだった。    
黒い服を着た沢山の人たち、父母も平伏して
自分を見送ろうとしている。 

皇室から皇統を継ぐ者として迎いに来ている。
父母と別れるのが嫌で泣き始めたところで目が覚めた。

今にして思えば、「王子と乞食」という小説を読んでの
影響だったようだ。

 それからというもの、皇室への親近感を持つようになった。       正月の一般参賀には家族で皇居に出かけて、ご一家の御姿を
拝見してきた。

1988年4月29日、昭和天皇の最後の誕生日の一般参賀でのこと、
この日は毎年晴天特異日と信じられてきて、晴れる筈だったが、     朝から雨模様で天皇のお出ましの時は傘の下にいた。
ところが、皇居を出る頃には雨は止み、雲間から強い光が射して、
みるみると晴れ、それはそれは、神秘的光景だった。

 さて、皇室典範改正である。
高市政権下において、国会で消費税率の引き下げ案やら
「副首都」構想関連法案、衆院定数削減案などと紛れて、
なんと皇室典範改正が審議され、いち早く女性皇族の
婚姻後身分保持や旧11宮家男系男子の養子縁組等が、
圧倒的多数の与党の数をもって
2026年7月17日に成立させてしまった。
他の三法案は持ち越しとなっている。

なんという不遜なやり方だろうか。
皇室典範の議論は他の議案とは次元の違いがあり、
個別にじっくりと審議されるべきものである。
審議は「静謐な環境」で、などと取ってつけたような言葉を
出しても事実は、さっさと数の論理で押し切った形となった。

 立派にお育ちになった愛子様を拝見していて、
国民の多くは、愛子天皇を心から歓迎しているというのに。

 そもそも天皇とは神に仕える最高祭祀者であって、
常に国民の安寧を祈っておられる。
戦没者の慰霊や、災害地には足を運び、
被災者と膝を交えて慰問されている。

 神のご加護を国民に伝えるお姿は尊い。               その神が決めた愛子様ご誕生に、どれだけの
学問的正当性をもって、
不適切と断定できるのだろうか。

 何よりも天皇家の皆様には肉親の事であり、
どれほど辛い思いを強いていることが、
何故わからないのだろうか。

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