M&C通信Vol.38 なぜ、人は本音を隠してしまうのか?
こんにちは。メルト&クリエイトです。
?:なんで“本当は辛い”のに笑ってしまうの?
たとえば、友達に「元気?」って聞かれたとき。
本当は全然元気じゃないのに、
「うん、大丈夫!」
って言ってしまうこと、ありませんか?
あるいは、仕事でミスしてめちゃくちゃ落ち込んでるのに、
「まぁ、仕方ないよね!」って笑ってごまかしたり。
…おかしくないですか?
だって、本心では「大丈夫じゃない」のに。
なぜか、気づいたら「大丈夫なフリ」をしている。
これ、一体なんなんでしょう?
↔:「正直にしたら、傷つく」という学習
思い出してください。
子どもの頃、何か悪いことを
してしまったときのことを。
「正直に言いなさい!」って言われて、
正直に言ったら……どうなりましたか?
「正直に言ったのはエラいね!」
なんて褒められたでしょうか?
違いますよね?
「なんでそんなことしたの!?」って怒られましたよね?
その瞬間、小さな心に傷が刻まれるのです。
「正直に言うと、傷つく」
「本当のことを言ったら、怒られる」
「だから、隠したほうがいい」
こうして、人は「見せかけ」を
身につけているのかもしれません。
∽:「見せかけは、心の距離を生む」
でも、この「見せかけ」には、大きな問題があります。
本当の気持ちを隠し続けると、
どんどん心が離れていくのです。
たとえば、好きな人と話しているのに、
どこか空虚な感じがすることはありませんか?
あるいは、友達と楽しく笑っているのに、
「なんか違う…」って思うことはありませんか?
実は、それこそが「見せかけ」が生み出す距離なのです。
NW:「罪悪感は、見せかけを生む」
ここで、ひとつ新しい視点をお伝えします。
「罪悪感は見せかけを生み、見せかけは人との距離を生む」
これが、心の中で起こっている現象です。
罪悪感があると、人は自分を偽ります。
偽ると、本当の自分が分からなくなります。
結果として、誰とも深く繋がれなくなるのです。
「なぜ孤独を感じるのか?」
それは、「罪悪感」と「見せかけ」の連鎖が
起きているからなのです。
☺️:罪悪感って、こういうときに生まれる
たとえば、こんなときに罪悪感は生まれます。
大切な人を悲しませてしまったとき。
誰かの期待に応えられなかったとき。
なんであんなこと言っちゃったんだろう…と後悔したとき。
こういうとき、人は罪悪感を感じます。
そして、罪悪感があると「自分を守らなきゃ」と思い、
「大丈夫なフリ」「平気なフリ」をしてしまうのです。
でも、ここで考えてみてください。
そもそも、罪悪感って……本当に必要なのでしょうか?
≒:感情は、小川の流れのようなもの

本当の気持ちを押し込めるのは、
小川の流れを石でせき止めるようなものです。
最初は、小さな水たまりができるだけ。
でも、時間が経つと、水は濁っていきます。
さらに押し込め続けると
……ある日、堤防が決壊してしまうのです。
感情も、同じです。
押し込めれば押し込めるほど、
どこかに歪みが生まれ、
やがて爆発してしまうのです。
☹️:でも、罪悪感ってなくせるの?
「いやいや、そんなこと言ったって、
罪悪感をなくすなんて無理でしょ?」
そう思うかもしれません。
確かに、罪悪感を完全になくすことはできません。
だって、人間は誰でも失敗するし、
誰かを傷つけてしまうことだってあるからです。
でも、罪悪感に 支配される 必要はないのです。
罪悪感を「気づき」に変えれば、
見せかけの自分を手放すことができます。
◉:罪悪感は、気づきのサイン
本当は苦しいのに「大丈夫」と言ってしまう。
本当は謝りたいのに「別にいいよ」とごまかしてしまう。
なぜ、そんなことをしてしまうのか?
それは 罪悪感が「自分を守れ」と
指示を出しているから です。
でも……ここで考えてみてください。
「罪悪感は、本当に悪いものなのか?」
実は、罪悪感には 大切な役割 があります。
それは、 「本当の気持ちに気づかせること」 です。
たとえば、誰かにキツいことを言ってしまったあと、
罪悪感を抱くのは
「本当は、もっと優しくしたかった」
という気持ちがあるからです。
あるいは、誰かの期待に応えられなかったとき、
罪悪感を抱くのは
「本当は、もっと力になりたかった」
という思いがあるからです。
つまり、罪悪感が生まれるとき、
その裏側には 「本当の自分」 が隠れているのです。
罪悪感があると、人は 見せかけの仮面をかぶりたくなる 。
でも、その罪悪感に気づくことができれば、
仮面をかぶる必要はなくなります。
なぜなら、罪悪感が教えてくれるのは、
「本当の自分は、どうしたいのか?」 だからです。
→:本当の気持ちを流してあげよう
罪悪感を感じたら、すぐに自分を責めるのではなく、
まずは 「本当の気持ちを知る」 ことが大切です。
本当の気持ちは、小川の流れのようなもの。
流れを止めると、水は濁ります。
でも、自然に流せば、澄んだままでいられます。
だから、今日からやってほしいことがあります。
「大丈夫」と言いそうになったら、
心の中でちょっと立ち止まる 。
そして、こう問いかけてみてください。
「本当は、どんな気持ちなんだろう?」
「ごめんね」と言いそうになったら、
その前に 「自分は何を伝えたいんだろう?」
と考えてみてください。
そうやって、本当の気持ちを少しずつ流してあげるだけで、
心は驚くほど軽くなります。
罪悪感は、押し込めるものじゃなくて、
気づいて、流してあげるもの なのです。
◎:本当の自分で、生きていこう
「罪悪感があるから、見せかけの自分を作ってしまう」
この仕組みが分かったなら、もう大丈夫です。
罪悪感を感じたときは、
それを「自分を責める材料」にするのではなく、
「本当の気持ちを知るきっかけ」にする 。
それだけで、人との距離は変わります。
誰かに「大丈夫?」と聞かれたとき、
「ちょっと疲れてるけど、でも話せて嬉しいよ」
って言えたらどうでしょう?
仕事でミスをしたとき、
「悔しいけど、次はもっと良くしたい」
って言えたらどうでしょう?
「本当の自分で生きる」って、
何か特別なことをする必要はありません。
ただ、自分の気持ちに正直でいること 。
それだけで、世界は変わります。
もう「見せかけ」は必要ありません。
そのままで、大丈夫なのですから。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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