3歳からの幼馴染と森で再会した日。25年前の電話が、私のキャリアの原点だった。
こんにちは、芽芽斗 守(めめと・まもる)です。
今日、森で3歳からの幼馴染に出会いました。
家から40分ほどにある森林植物園で「木の葉大作戦」というイベントがありました。森の葉っぱを配られた冊子を元に見つけるイベントです。
森を存分に探検できるので虫好きの息子にはぴったりと申し込みました。
駐車場で、同じように子どもを連れた家族が隣の車から出てきました。
奥さんが先に降りてきて、あれっどこかで見たことあるなと思って立ち止まりました。それから少しして、見覚えのある影が降りてきた。
思わず岡田!と声に出していました。
(彼はV6の岡田くんに似ているので、ここでは仮名を岡田にします笑)
3歳からの幼馴染が、たまたまこのイベントに来ていました。
冒頭の「今日、森で幼馴染に会いました」は、そういうことです。
3年ぶりの再会
彼とは意図した疎遠ではありませんでしたが、ここ数年は会えていませんでした。
コロナ禍を機にテレワークになり地元に戻ってからは何度か会っていたのですが、ここ数年はタイミングが合わなかった。
連絡が来るのは決まって平日の昼間、しかも事前の確認なし(笑)。
外回りの営業ついでに会おうぜ、というのが岡田スタイルです。
私も忙しく、会議や体調不良で何度もすれ違ううちにお互い連絡が途絶えていきました。
断っていたのは大半は私からでしたので、罪悪感はありましたが彼から連絡が来なくなっても縁が切れたとは思っていなかった。
なにせ3歳から付き合いです。
そういう縁は、追いかけるものじゃない気がしていました。
葉っぱと、二人のこと
今日のイベントは、プリントされた葉っぱの絵を見て、園内で同じ葉を探すゲームでした。
最初はめんどくさいなと思いつつ(笑) 一緒に調べていくうちに、これはちょっとおもしろいかもしれないと思い始めました。
一見どれも同じように見える葉っぱが、近づいてみるとざらざらしていたり、ギザギザだったり、葉脈の走り方が違ったりする。
ふと、岡田と私は逆だなと思いました。
一見全然違う二人なのに、近づいてみると似たところがある。
岡田は小学校からバスケで地元に名前が知れるほどの運動神経。
中学からはバンド一筋で、女の子にもモテた。
私は帰宅部で運動神経はからきしで女っ気もない。
それでも二人には映画や漫画、ゲームという共通点がありました。
3歳のときに通っていた体操教室で知り合った縁なので、学校は一度も一緒になったことがない。会うのはもっぱら土日。
お互いの家でひたすらゲームをして、映画の感想を夜中まで語り合った。 遊ばない日も最初は固定電話で、途中からはパソコンのメッセンジャーに変わっていったけれど、夜ふかしして最新の漫画の話を語り合う習慣はずっと続いていました。
25年前の電話が、私のキャリアを動かした

そんな岡田ですが、私の今のキャリアを形成するうえで一番重要な役割を担ってくれた人物でもあります。
きっかけは、中学2年のある日にかかってきた一本の電話でした。
「ホームページ、作ってみたいんだけどさ。一緒にやらない?」
25年以上前の話です。
ホームページが何なのかもふわっとしていたのに、なぜか胸が躍りました。
そこから二人で、岡田の好きだった海外ミュージシャンのファンサイトを作りました。 IBMホームページ・ビルダーというソフトで、ぽちぽちと。
作り方のサイトも動画もない時代でしたが、手探りで作っていく過程がとにかく楽しかった。
手作り感満載のホームページでしたがじわじわと人気が出始めて、1日多いときでは100人ほど来る規模になりました。
当時はSNSがない時代。雲の上の存在だったそのミュージシャンから、日本のファンへの感謝として個人ホームページに置いていた宛先にメールが届いたとき、インターネットというものの可能性を初めて体で感じました。
(今考えると本人なのか謎ですよね笑 当時はピュアだったので偽物だなんて思ったこともなかったですが)
そのバンド自体に興味がなかった私はやがて岡田から独立して(笑)、私の好きなものを紹介するホームページを運営するようになりました。
アクセスカウンター、BBS、キリ番、相互リンク。
その世代で個人ホームページを運営していた人なら、懐かしいと思ってもらえるかもしれません。
中でも「相互リンク」は、見知らぬサイトへ「お互いにリンクを貼り合いませんか」と交渉しに行く、当時の定番の集客方法でした。
あの時の動き方は、大人になって携わったWebマーケティングにも活かされています。
縁について
芥川龍之介はこう言いました。
「運命は偶然よりも必然である」と。
縁って不思議なものですよね。地方都市とはいえ私は100万人を超える政令指定都市に住んでいます。そこで参加人数が10人も満たないイベントに、この二人が申し込んでいた。
連絡も取らず、関係性に執着もしていない。
それでもこの二人が偶然に同じ場所にいた。
深い縁は、追いかけなくても向こうからやってくるのかもしれません。
また、種がまかれたかもしれない
子どもを見ながらの立ち話になりますが、今日の再会で、仕事をやめた話と起業する話をしました。新しいキャリアについて具体的な話を対面で誰かとしたのは、これが初めてだったと気づきました。
仕事を辞めたと伝えたらすぐに「起業するんだね」と笑っていました。
普通は転職といった話になると思うのに、こういうところ目ざといですね。とてもポジティブな反応をしてくれたので、なんだか後押しされました。
25年前も、今も、岡田は私のキャリアのスタートラインのピストルを鳴らす人なのかもしれない。
今日の意図しない再会が、また新しい物語につながるかもしれないなと少し楽しみになりました。
そういえば岡田とはすぐに最新のワンピースの話題になりました。25年たっても話す内容は変わらない。
三つ子の魂百まで、というやつですかね(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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