うつ病に効いたのは薬じゃなかった。私を救ったのは“お金の安心”だった
「じゃあ、薬じゃなく多額の現金を渡せばうつ病が改善するのか?」
いえ、そういうわけではありません。
薬物療法だけではなく、社会的欲求を満たす、つまり経済的な不安の解消がうつ病改善への大きな要素になるということです。
以下で解説していきます。
1. はじめに 〜このnoteは「うつ病とお金」に悩むあなたへ〜
「うつ病は心の病」と言われるけど、私にとってそれは半分だけ正解でした。
もう半分の理由は「お金」だったんです。
もちろん、脳の機能や体調、トラウマ、環境、人間関係……うつ病の原因や背景は人それぞれです。
私も例に漏れず、そうしたいくつもの要因が重なって、気づいたら布団から起き上がれない日が増えていました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
私の中で一番重くのしかかっていたのは、「通帳の残高」だったと。
このnoteは、うつ病歴2年の私が「お金と心の関係」について気づいたことを正直に綴ったものです。
もしあなたが今、うつ病やメンタルの不調でしんどさを抱えていて、なおかつ「お金の不安」にも悩んでいるなら、きっとこの話は役に立つはずです。
2. うつ病の始まり〜それは静かにやってきた〜
私は40代、いわゆる「働き盛り」と言われる時期に、うつ病を発症しました。
当時は管理職として働きながら、家計を支え、2人の子供の育児にも関わっていました。
毎日「やるべきこと」に追われ、気づけば「やりたいこと」や「自分がどうしたいか」なんて感情は消えかけていました。
「ちょっと疲れてるだけ」
「みんなもこんなもんだろう」
そう思っていたのですが、ある日突然、身体が動かなくなったのです。
朝、目覚ましが鳴っても布団から出られない。
食欲もない。涙だけがなぜか止まらない。
そして、出勤のことを考えると全身に寒気が走る。
2023年9月、メンタルクリニックで診断されたのは「うつ病」。
正直、最初は信じたくありませんでした。
3. 薬とカウンセリングと休職の日々
そこからの生活は、処方された抗うつ薬など3種類の薬を飲み、月に1〜2度の通院をする日々。
一時的に少し楽になることもありましたが、根本的に心が晴れるわけではありませんでした。
医師からは「休みましょう」「頑張らなくていいですよ」と言われるけれど、
私の頭の中では、こういう声が止まなかったのです。
•「このまま無職になったらどうしよう」
•「家族に迷惑かけてる…」
•「次の家賃、払えるかな」
•「保険料が引き落とせなかったら…」
心の不安より、財布の中身の不安の方がリアルで、私を追い詰めていました。
4. 「通帳の残高」に心を支配される
ある月、家賃の引き落としに失敗し、スマホに届いた未登録番号からの着信に心臓がギュッと締めつけられました。
「ヤバいな」「またお金のことで苦しくなる」
その瞬間、薬を飲んでも深呼吸できなかった理由がはっきりしました。
私の心を不安にしていたのは「お金」だった。
いや、正確に言えば「お金がない」という状態が、私のうつ病を悪化させていたのです。
ここで初めて、「お金と心は別の話じゃない」という事実に気づいたんです。
5. 「家計簿が黒字になった日」、私は初めて安心した
転機は、ある副業が少しだけ収益化できた時でした。
数年前から開店休業状態のブログで得た数千円。
メルカリで不用品の販売で5000円。
有料noteの販売で200円。
でもそれは、ただの収入以上の価値がありました。
その月、生活費の予算がぴったり合い、家計簿が「黒字」で終わったんです。
その瞬間、私は思わず深呼吸していました。
「大丈夫かもしれない」と、ふと心が緩んだのです。
薬でも、カウンセリングでも得られなかった感覚。
それを、数字が与えてくれた。
通帳の数字が少しでも安定していると、心も一緒に安定する。
それが、私にとっての回復のきっかけになりました。
6. 「うつ病×お金」という現実から逃げない
多くの人が「うつ病=心の問題」として語るけれど、実際には「生活の問題」と切り離せないケースがほとんどです。
•休職すれば収入が減る
•精神的に働けなくなれば、経済的に自立しづらくなる
•収入が減ると、生活が不安定になり、さらに心が不安定になる
この負のループから抜け出すには、「心のケア」だけでなく「生活のケア」が必要です。
その中でも、お金の不安をどう乗り越えるか?は、回復の鍵になると私は確信しています。
7. 私が実践した「お金の安心を取り戻す方法」
ここからは、私が少しずつ試してうまくいった方法を共有します。
これは個人的な経験ですが、参考になればうれしいです。
● 固定費の見直し
スマホを格安SIMに(手順はネットにたくさんあります)、使用していないサブスクを解約。
月1万円以上の節約に成功しました。
● 給付・支援制度の活用
傷病手当金、自治体の生活支援、精神障害者保健福祉手帳による軽減制度などを徹底的に調べました。
● 小さな副業のスタート
在宅でできるアフィリエイトやタイミー(短期バイト)を無理のない範囲で開始。
月1〜2万円でも、心の安定が全然違います。
●「家計簿=心の体温計」として記録
支出を見える化し、「使える安心感」を育てました。
8. うつ病に必要なのは「希望」と「選択肢」
私が伝えたいのは、「お金がすべて」じゃないけど、「お金があるだけで変わることもある」という事実です。
お金は、心の余白を取り戻すための「道具」だと思っています。
•少しでも安心して眠れる夜
•罪悪感なく休める日
•働かなくても食べられるという実感
•無理なく好きなことを考える余裕
これらは、すべて「お金の不安がない状態」から生まれました。
9. まとめ:お金は敵じゃない。味方につけると安心が増える
「うつ病にお金の話なんて下世話だ」
そう思ってた自分もいました。
でも今は、正直に言えます。
うつ病に効いたのは薬じゃなかった。
私を救ったのは、“お金の安心”でした。
心の回復には、まず「土台となる安心」が必要です。
その安心をお金が与えてくれるなら、恥ずかしがる必要なんてありません。
10. 次へ進むあなたへ
最後まで読んでくれてありがとうございます。
もし今、あなたがうつ病やメンタルの不調に悩み、お金の不安も抱えているなら…
まずは、自分を責めず、
「お金の安心」を取り戻すことを第一に考えてください。
私が使った制度や副業の例、安心のつくり方などをまとめたnoteも公開しています。
よかったら覗いてみてください。
▼関連note:『うつ病の社会復帰にタイミー』
タイミーがうつ病の社会復帰にピッタリな3つの理由です。
『うつ病×お金:回復に役立つ制度と副業15選+8選』
12000文字あります。お時間作れる方のみどうぞ。
