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【小さな商売の発信】GPT-Liveで考える、AI音声と人間の価値の違い

GPT-LiveのようなAI音声が自然に話せても、人が話す意味は消えません。人間の価値は流暢さではなく、迷いや感情を抱えながら言葉を選び、その言葉を自分で引き受ける過程に残ります。(と、信じたい)

GPT-Liveのデモを見て、思わず自分の声を一度確認しました。

大丈夫です。いつもどおり、少し聞き取りにくい声でした。

今日は、AIの声が人間らしくなったとき、人が話す価値はどこに残るのかを考えます。

こんにちは。綿樽 剛です。
小さな商売のnote発信サポートをしています。

AIが自然に話せる時代に、人が自分の言葉で話す意味を少し考えてみました。

GPT-Liveの音声を聞いて、人間の声の価値を考えた

OpenAIが、新しいAI音声モデル「GPT-Live」を発表しました。

従来のように相手の発言が終わるまで待つだけではなく、話を聞きながら応答できる仕組みです。

間や割り込み、話す速度の変化にも対応し、より自然な会話を目指して作られています。ChatGPTでは、有料プランにGPT-Live-1、無料プランにGPT-Live-1 miniが順次提供されています。

正直に驚きました。

私はどこかで、音声表現だけは人間に残ると思っていたからです。

文章はAIが書ける。
画像も作れる。
動画も作れる。

それでも、声に含まれる間や温度は、人間だけのものではないか。

そんなふうに考えていました。

ところが、今回の音声を聞くと、その線もかなり薄くなっています。

OpenAI自身も、GPT-Liveを従来のターン制に近い会話から進め、聞くことと話すことを連続的に扱えるモデルとして説明しています。

少なくとも、「自然に話せること」だけでは、人間とAIを簡単に分けられなくなってきました。

GPT-Liveが薄くしたのは、人間とAIの声の境界です。

AI音声が自然になると、上手に話すことは人間だけの価値ではなくなる

これまで、音声にはその人らしさが出ると言われてきました。

声の高さ。
話す速度。
沈黙の置き方。
少し笑いながら話す感じ。

しかし、こうした表現も再現されていくのであれば、「自然に話せること」そのものは、希少な能力ではなくなるのかもしれません。

発音がきれいで、言いよどまず、相手の話を遮らず、いつでも感じよく返事をする。

この競争では、たぶん人間のほうが不利です。

私は普通に聞き逃しますし、話の途中で別のことを考えます。

そして、ときどき言わなくてもよい一言を足します。

残念ですが、かなり人間です。

人間らしさは、ミスや言い訳の中に残るのか

ここで少し怖くなりました。

人間の価値は、どこに残るのでしょうか。

ミスをして、都合が悪くなると言い訳をして、それでも割り切れない感情を抱える。

そんな整っていない部分だけが、人間の人間たる理由になるのでしょうか。

まあ、人の価値は「ミスそのもの」にあるわけではありません。

ミスをしたあとに、どう受け止めるか。

言い訳したくなったときに、どこまで自分の責任として引き受けるか。

感情がドロドロしている状態でも、相手に何を伝えるか。

その判断の過程に、人間らしさが残るのではないでしょうか。

人が話す意味は、言葉を選ぶ過程にある

人が話す意味は、完成した言葉のきれいさではなく、その言葉を選ぶまでの迷いと判断にあります。

たとえば、誰かに謝る場面があります。

AIなら、状況に合った整った謝罪文をすぐに出せます。

しかし、人間はそう簡単にはいきません。

「自分だけが悪いわけではない」と思う。
でも、相手を傷つけたことも分かっている。
謝りたいけれど、悔しさも残っている。

その状態で、それでも何を言うかを決める。

ここには、音声の自然さとは別の重さがあります。

人の言葉には、その言葉を選ぶまでに通ってきた時間があります。

声が少し震えることもあります。
途中で言い直すこともあります。
沈黙してしまうこともあります。

表面的には、AIより不器用です。

それでも、「この人がこの言葉を選んだ」という事実は残ります。

AI音声を使う発信では、きれいな声より人の判断が伝わる

小さな商売の発信でも、同じことが起きると思います。

今後は、商品説明の音声や動画のナレーションを、AIがかなり自然に作れるようになるでしょう。

営業時間、料金、サービスの流れ、よくある質問。

こうした情報は、聞きやすい音声で整理したほうが、お客様にも親切です。

AIを使う意味があります。

営業時間や料金のように、正確さと聞きやすさが必要な情報はAI音声に任せやすい部分です。一方で、仕事の方針や約束の範囲は、店主自身が決めなければなりません。

なぜこの仕事をしているのか。
どんな依頼は受けられないのか。
仕事で何を大切にしているのか。

この部分は、整った音声だけでは足りません。

何を話すかを決めた人の判断が必要だからです。

小さな店がAI音声を使っても、選ぶ言葉には店主の考えが出る

たとえば、整体院が初めて来る人向けの音声案内を作るとします。

AIに任せれば、明るく聞きやすい案内を作れるでしょう。

しかし、来店前のお客様が本当に知りたいのは、きれいな声だけではありません。

「痛い施術を無理にすすめません」

「一度で治るとは言いません」

「合わないと感じたら、継続をすすめないこともあります」

こうした言葉を載せるかどうかには、店主の考え方が出ます。

声を作るのはAIでもよい。

しかし、何を約束し、何を約束しないかは、人が決める必要があります。

発信で伝わる人間らしさとは、話し方のクセだけではなく、その人が何を選び、何を引き受けているかなのでしょう。

AIの声が自然になるほど、人間は中身を問われる

今回のニュースを見て、私は少し寂しさも感じました。

声くらいは、人間に残しておいてほしかった。

そんな気持ちがあります。

ただ、AIが自然に話せるようになったからといって、人間の価値がなくなるわけではありません。

むしろ、声のうまさでごまかせなくなるのかもしれません。

流暢に話せるかではなく、何を話すのか。

感情が揺れたときに、どんな言葉を選ぶのか。

間違えたあとに、どう態度を変えるのか。

便利な道具が増えるほど、人間には「何を自分で判断したか」が残ります。

AIより少しつっかえながらでも、自分で引き受けた言葉を話す。

たぶん、人が話す意味は、そこから消えないのだと思います。

そして、これは音声だけではなく、これからの発信全体を考える入口にもなりそうです。

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AI音声と人の言葉について、もう少し考えたこと

GPT-Liveのニュースから考え始めると、「では、実際にAI音声をどこまで使えばよいのか」という疑問も出てきます。

ここでは、この記事の内容を小さな商売の発信に置き直して考えてみます。

GPT-Liveとは、どのようなAI音声モデルですか?
GPT-Liveは、間や割り込み、話す速度の変化にも対応しながら、より自然な会話を目指したOpenAIの音声モデルです。
ただし、この記事で考えたいのは機能の新しさだけではありません。AIが自然に話せるようになったとき、人が話す意味がどこに残るかという点です。

AI音声が自然になったら、人間の声に価値は残りますか?
人間の声の価値は、流暢さや聞きやすさだけにあるわけではありません。
迷いや感情を抱えながら言葉を選び、その言葉を自分で引き受ける過程には、AIの自然な発声とは別の重さがあります。

店舗案内や商品説明をAI音声に任せてもよいですか?
営業時間、料金、サービスの流れなど、正確に分かりやすく伝えたい情報はAI音声に任せやすい部分です。
一方で、何を約束するのか、どこまで対応するのか、どんな仕事は受けないのかは、店主自身が決める必要があります。

AIに任せる言葉と、自分で決める言葉はどう分ければよいですか?
聞きやすく整える作業はAIに任せてもよいと思います。
ただし、仕事の方針、謝罪、約束、断る理由など、自分が結果を引き受ける言葉は、人が決めたほうがよい。その分け方なら、AIを使っても発信の中身までは失われません。

AI音声を使うことと、自分の言葉で話すことは、反対ではありません。

声を作る部分をAIに任せても、何を伝えるかを人が決めている限り、その発信には人の判断が残ります。

読んでくれて、ありがとうございます。

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【制作について】この記事は、筆者のメモ、構成方針、ニュース本文をもとにAIで下書きを作成し、綿樽 剛が確認・編集したものです。記事の切り口、残す内容、削る内容、公開判断は筆者が行っています。


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