【note診断】note記事の締め方|最後の文章から読者の次の行き先を作る方法
noteやブログの記事末尾で手が止まるのは、締め方が下手だからとは限りません。多くの場合、この記事を読んだあとに、読者へどこへ進んでもらうかが決まっていないからです。この記事では、記事の役割に合わせて「主な出口」を一つ決める考え方を整理します。関連記事、サービス案内、問い合わせ、プロフィールなどを全部並べるのではなく、その記事を読み終えた人に合う次の一歩を選びます。
こんにちは。ネタリエの綿樽 剛です。
小さな商売のnote発信サポートをしています。
noteを書いていて、本文までは進む。
言いたいことも書けた。
まとめもできた。
でも、最後で止まる。
「この記事、どう締めればいいんだろう」
そんなことはありませんか。
とりあえず、
「最後まで読んでいただき、ありがとうございました」
と書いてみる。
あるいは、
「スキ・フォローお願いします」
と置く。
でも、なんとなく弱い。
かといって、急にサービス案内を書くと売り込みっぽく見える。
関連記事を並べると、今度はリンクだらけになる。
こうした迷いは、文章力だけの問題ではありません。
多くの場合、
この記事を読み終えた人に、次にどこへ進んでほしいかが決まっていない
ことが原因です。
記事末尾は、きれいに締める場所ではない
記事の最後というと、うまいまとめ文を書こうとしがちです。
でも、小さな商売のnoteでは、きれいに終わることより、
「次に何を見ればいいか分かる」
ことの方が役立つ場合があります。
たとえば、
検索から初めて来た人なら、いきなり問い合わせフォームへ送るより、もう一つ関連記事を読んでもらった方が自然かもしれません。
サービスをかなり検討している人なら、関連記事より、申込条件やサービス案内を確認できた方がよいでしょう。
つまり、記事末尾は、
その記事を読み終えた読者の状態に合う次の一歩を案内する場所
です。
まず、「この記事は何の役割か」を確認する
末尾を考える前に、記事の役割を見ます。
ネタリエでは、仕事用のnote記事を大きく5つの役割で見ています。
・検索から出会う入口の記事
・悩みを整理する記事
・人柄や考え方を伝える記事
・サービスを検討する前に読む記事
・よくある質問に答える記事
記事の役割が違えば、自然な出口も変わります。
記事の役割分けそのものについては、こちらで詳しく整理しています。
→ noteを日記で終わらせない記事設計|仕事につながる5つの記事役割
1.検索から出会う入口の記事
検索やSNSから初めて来た人が読む記事です。
この段階では、まだ書き手のことをほとんど知りません。
そのため、いきなりサービスへ案内するより、
「もう少しこのテーマを知りたい人はこちら」
と、次の記事へ渡す方が自然です。
たとえば、
この記事では、noteの記事末尾について整理しました。
note全体でどこが詰まっているか確認したい方は、次の記事でプロフィールや固定記事も含めて点検できます。
という形です。
入口記事の主な出口は、関連記事や全体点検の記事になりやすいです。
2.悩みを整理する記事
「なぜ仕事につながらないのか」
「どこで読者が止まっているのか」
といった記事です。
読者は、自分の状態に少し気づき始めています。
この場合は、
・より具体的な実践記事
・相談事例
・チェック記事
などへつなげると自然です。
いきなりサービスではなく、
「次に何を確認すればよいか」
を案内します。
3.人柄や考え方を伝える記事
仕事への姿勢や判断基準、失敗や改善などを書く記事です。
このタイプの記事では、必ずしもサービス案内へつなげる必要はありません。
近い考え方の記事。
関連する実務記事。
プロフィール。
そうした場所へ進んでもらう方が自然なこともあります。
信頼記事だからといって、毎回サービスページへ送る必要はありません。
4.サービスを検討する前の記事
この段階では、読者はすでに、
「頼むかどうか」
を考えています。
向いている人。
対応範囲。
進め方。
準備すること。
相談前に知りたいこと。
こうした記事なら、末尾でサービス案内や問い合わせへつなぐのは自然です。
ここでは、売り込みを避けるためにサービスを隠す必要はありません。
記事の役割と出口が一致していれば、案内そのものは不自然ではありません。
5.よくある質問に答える記事
FAQ記事の出口は、質問の内容によります。
たとえば、
「料金はどのくらいですか」
なら、最新の料金やサービス案内へ。
「初めてでも大丈夫ですか」
なら、初回の流れを説明する記事へ。
「自分に合うか分かりません」
なら、向いている人・向いていない人の記事へ。
FAQだから毎回問い合わせへ送るのではなく、質問に対する次の確認場所を置きます。
主な出口は、一つにする
記事末尾で迷いやすい理由の一つは、
「全部案内しようとすること」
です。
関連記事。
プロフィール。
メルマガ。
サービス。
問い合わせ。
SNS。
全部大切に見えるので、全部置きたくなります。
でも、読者から見ると、選択肢が増えるほど迷うことがあります。
そこで、まず決めるのが、
主な出口を一つにすること
です。
この記事を読み終えた人に、一番自然な次の一歩は何か。
まずそこを決めます。
そのうえで、どうしても必要なら補足リンクを1〜2本置きます。
補足リンクは、主出口と同じ強さで並べません。
「一文の橋」があると、案内が唐突になりにくい
サービスや関連記事への案内が売り込みっぽく見えるときは、リンクそのものより、本文とのつながりが急すぎることがあります。
たとえば、
ここまで読んで、自分の記事末尾だけでなく、note全体の導線も一度確認したい方へ。
と一文入れてからリンクを置く。
これだけでも流れが自然になります。
橋渡しの文章は長くなくて構いません。
たとえば、
もう少し具体的に見直したい方へ。
自分のnoteにも当てはめて確認したい方へ。
次は、固定記事やプロフィールも含めて見直したい方へ。
このくらいで十分です。
重要なのは、うまい文章を作ることではなく、
なぜこのリンクを次に置くのか、読者へ分かるようにすること
です。
バナーだけを置かない
記事末尾に画像バナーだけを置く方法もあります。
ただ、バナーだけでは、
「これは何のリンクなのか」
「なぜ今これを読むのか」
が分からないことがあります。
特に初めて来た読者は、サービス名だけを見ても、自分に必要か判断できません。
そのため、
note全体のどこで読者が止まりやすいか確認したい方はこちらです。
と説明してからリンクやバナーを置く方が親切です。
リンクそのものより、読む理由を一文添えることを意識します。
テンプレートは「文章」ではなく「判断の型」を持つ
末尾を毎回ゼロから考える必要はありません。
ただし、同じ文章を全記事へ貼るという意味でもありません。
テンプレートにするなら、
「どの文章を書くか」
より、
「何を確認するか」
を型にします。
たとえば、記事を書き終えたら次の順で確認します。
この記事は5つの役割のどれか
読者は読み終えた時点でどんな状態か
次に一番必要なものは何か
主出口はどこか
補足リンクは本当に必要か
リンクを置く理由を一文で説明できるか
これなら、記事ごとに出口を変えられます。
全記事の末尾を一括で直さなくていい
過去記事が多い場合、
「全部直さなければ」
と思うと大変です。
最初から全記事を触る必要はありません。
まずは、
・固定記事
・ハブ記事
・よく読まれている記事
・検索から入ってくる記事
・サービスに近い記事
から直します。
記事末尾は、全記事へ同じCTAを一括で貼る場所ではありません。
読者の入り口になっている記事から、少しずつ整えます。
まず1本だけ、最後の3行を見直してみる
最初にやることは簡単です。
最近よく読まれている記事を1本開きます。
そして、最後の3行を見ます。
読者は、次にどこへ進めばよいでしょうか。
もし分からなければ、
「この記事を読んだ人が、次に知りたいことは何だろう」
と考えます。
その答えに近い記事を一つだけ置きます。
たとえば、
note全体でどこが詰まっているか確認したい方は、こちらの記事で6つの場所を点検できます。
という形です。
note全体の出口も一度点検したい方へ
記事末尾を直しても、
プロフィール。
固定記事。
記事同士のつながり。
問い合わせまでの道。
このあたりが曖昧だと、別の場所で読者が止まることがあります。
note全体でどこが詰まりやすいか、自分で確認したい方はこちらです。
→ 【note診断】noteが仕事につながらない人へ。自分で点検できる6つの場所
記事末尾だけではなく、noteの土台全体を見直す入口になっています。
まとめ
記事末尾は、名文で締める場所ではありません。
その記事を読み終えた人が、
「次にどこへ進めばいいか」
を迷わないようにする場所です。
まず記事の役割を確認する。
次に、読者の状態を見る。
そして、主な出口を一つ決める。
必要なら、補足リンクを少しだけ置く。
リンクには、読む理由を一文添える。
これだけでも、記事末尾はかなり考えやすくなります。
全部の記事を一度に直す必要もありません。
まずは、よく読まれている記事を1本だけ開いてみてください。
最後の3行に、読者の次の行き先があるか。
そこから確認してみると、note全体の流れも見えやすくなります。
noteの土台そのものから点検したい場合は、先ほど紹介した無料点検記事から確認できます。
ご相談はお気軽に。
