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捨てられない本 3選

*旧ブログからの転載・修正記事です。

今日は「捨てられない本」について書いてみることにしました。

以前は本棚3つにぎっしりと本が詰まっていたのですが、引っ越しの時に思い切って本棚1つに収まるように大事な本だけ選んであとは処分しました。

その後、英語の本が増えて場所をとるようになってきたので、厳選に厳選を重ね、「絶対に捨てられない本」だけが残ることになりました。

そして、その中でも特に大事に残してある本を紹介したいと思います。(2位と1位は少しマニアック?な作品かもしれません。)

まずは、第3位から。

第3位

カバーがしてあるのでわかりづらいのですが、司馬遼太郎の本です。  

  • 竜馬がゆく

  • 坂野上の雲

  • 真田太平記

  • 燃えよ剣

私はもともと日本史が大好きなのですが、その中でも幕末の歴史が大好きです。

『竜馬がゆく』は、高校生の時に初めてアルバイトをしたお金で購入したものです。
何度も何度も繰り返し読んだ本なので、これはたぶん一生捨てられないと思います。

『真田太平記』と『坂の上の雲』ですが、この本はある方からいただいたものです。
最初に入社した会社で私は取説グループに配属されて英文取説の原稿を書いたりしていたのですが、その時にお世話になったクライアントYさんは、謎の日本語(?)を書く方でした。FAXで送ってくる追加文の指示の日本語は謎めいた文ばかりで、英語で直訳すると意味不明な文になるため、内容をよく考えてた上でわかりやすい英文を書くことが必要とされました。
「相手の書きたいことをくみ取って適切な英文に直す」ということを最初に意識させられたのは、このYさんでした。

私はこのYさんがいる企業に1年間だけ出向していたことがあるのですが、その時に私が司馬遼太郎が大好きだという話をしたら、この『真田太平記』と『坂の上の雲』を1セットくれたのでした。
あまりにも気に入っていたため、読むようと保存用と2セット持っていたそうで、そのうちの1セットを譲ってくれたのです。

司馬遼太郎さんの本が好きというのもありますが、このYさんはいろいろな意味で思い入れのある方なので、この本も捨てられそうもありません。

少し話はそれますが、司馬遼太郎さんの「司馬史観」は一種独特というか、強烈で、これに慣れてしまうと他の歴史小説がイマイチ面白くなく感じてしまいます。
一時期「村上海賊の娘」が話題になりましたが、私はあの本を最後まで読めなかったんですよね・・。
でも、誰か1人だけの見方で歴史を見てしまうと、ちょっと偏った見方になってしまうなとも思います。

おススメの歴史小説がありましたら、ぜひ教えてください。

第2位

第2位は、ちょっとマニアックな本かもしれませんが、山川惚治 『少年ケニヤ』 (全20巻)です。  

「少年ケニヤ」は1951年から1955年まで「産業経済新聞」(現在の産経新聞)で連載され、大人気になった小説だそうです。

Wikipediaによると、あまりの人気ぶりに『少年ケニヤ』は週1回の掲載から毎日の連載になり、「産業経済新聞」が一時は「ケニヤ新聞」と言われたほどだったとか。

また、産業経済新聞連載時、兜町ではダーナが登場した日は株価が上がるとも言われていたそうです。

さて、あらすじですが、ケニヤでお父さんと離れ離れになってしまった男の子ワタルが、マサイ族の酋長ゼガや白人の女の子ケートと出会い、ゾウのナンターや大蛇ダーナと友達になりながら、ジャングルで冒険をするお話です。

この本を初めて読んだのは小学校4年生のときでした。

あらすじだけ見ると「何それ?!」と思ってしまうかもしれませんが、ジャングルや現地人の描写、野生の生活など、子供にとっては未知のものばかりで、次はどうなるのかとハラハラさせられ、夢中で20巻を読んだのを覚えています。

とは言っても、各ページの上半分は絵なので、正味10冊といった感じなのですけれどね。

6年生の時に友人に本を貸したところ、雨で濡らしてしまってヒヨヒヨになってしまったといわれて、ものすごくショックを受けました。

その後一度手放してしまったのですが、どうしてももう一度読みたくて、大学生の時に古本屋で全巻買いなおし、それ以来大事に残しています。

子供が生まれたら読ませてあげようと思ったのですが、うちの子たちは本の扱いがあまり丁寧ではないので、そのうち・・・と思っているうちに上の子は中学生になってしまいました。
小学生の時に読ませてあげるべきだったなと、今更ながら反省。

なぜかビデオCDもあったりします。昔テレビで放映されたときに見た記憶はあるんですよね、アニメは。

第1位

第1位は、仁木悦子さんの本(推理小説)です。  

 仁木悦子さんの『猫は知っていた』は、1957年の江戸川乱歩賞を受賞した作品です。

私が初めて読んだ推理小説が、この本です。

小学校4年生くらいだったと思います。

家政婦さんが出てきたりいろいろと時代を感じさせられるのですが、今読んでもかなり面白いです。

推理小説としても面白いのですが、主人公の「悦子」のお兄さんがとても優しくて、なんだかとても温かい気持ちになったのを覚えています。

大学生の時に急にこの作品を思い出し、古本屋で仁木悦子さんの本を買い集めました。

絶版になってしまったりしてなかなか手に入らず、東京の古本屋をあちこち回った記憶があります。今みたいにネットで探せたらもっと楽だったでしょうね。

苦労して集めたものだし、とても面白いので、これも手放せない作品となっています。

でも最近ショックなことが。

仁木悦子さんの本が、電子書籍化されているのを見つけてしまいました・・。

どれも何年も読んでいないものばかりなので、一度読み返してみようと思いました。

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