見出し画像

【ゴルフ】キャディさんとの付き合い方|怖い・緊張する・久しぶりでも大丈夫な接し方を解説

「キャディさんとの接し方がわからない」「久しぶりにキャディ付きで回る」そんなゴルファーへ。初心者時代にキャディさんに怒られた経験を持つ筆者が、スタート前の一言から質問の仕方まで、キャディさんと良い関係を築く方法をリアルな目線でお伝えします。

キャディさん、正直こわくないですか?

「持って練習してから来て」

ゴルフを始めて間もない頃、キャディさんにそう言われた。

まだクラブの握り方もおぼつかない初心者だった私は、恥ずかしいやら情けないやら、その日のラウンドが終わるまでずっと縮こまってプレーした記憶がある。それ以来、キャディさんと一緒に回るのがどことなく怖くなって、気づけばずっとセルフプレーばかり。

でも、ゴルフを続けて何年も経った今、久しぶりにキャディ付きのコースを回る機会が来た。

「どう接すればいいんだろう。また何か言われたら……」

そんな不安を感じている人は、きっと私だけではないはず。沖縄在住11年のゴルフ好き目線で、キャディさんとの上手な付き合い方をお伝えしたい。

そもそも、キャディさんって何をしてくれる人?

まず基本から整理しよう。

キャディさんの仕事は、プレーヤーのバッグを管理し、距離や風・ピンの位置などのコース情報を提供し、プレーがスムーズに進行するようサポートすることだ。ざっくり言えば「コースのプロフェッショナルなアシスタント」。

クラブ選択のアドバイスをしてくれたり、グリーンの傾斜を読む手伝いをしてくれたりと、経験豊富なキャディさんと回ると、それだけでスコアが変わることもある。

つまり、キャディさんは「怖い存在」ではなく、ゴルフをより楽しくしてくれる味方なのだ。

私が初心者の頃に言われたひと言は、今思えば、そのキャディさんが少々残念な方だっただけ。プロとして一緒にプレーをサポートしてくれる立場の人が、初心者に厳しくするのは本来おかしい話だ。

気持ちを切り替えて、積極的に関わってみよう。

①スタート前の「一言」が9割を決める

キャディさんとの関係は、ラウンドが始まる前から始まっている。

スタートホールのティーグラウンドに向かう前、あるいはカートで移動しているときにさらっと言ってみてほしい。

「下手なので、いろいろ教えてもらえると助かります」

たったこれだけでいい。

この一言を言うかどうかで、キャディさんの対応がガラッと変わる。人間同士のコミュニケーションとして当たり前のことだが、「この人はアドバイスを求めている」とわかれば、キャディさんは自然と「サポートモード」に切り替わる。

逆に何も言わずに無口でいると、キャディさんも距離感をつかめず、お互いぎこちない雰囲気になりがちだ。

もし「下手」と言うのが恥ずかしければ、こんな言い方でもいい。

  • 「久しぶりのキャディ付きなので、よろしくお願いします」

  • 「いつもセルフなので、いろいろ頼っちゃうかもしれません」

とにかく、最初に自分のことを少し開示すること。それだけで空気が変わる。

②「質問する」ことがキャディさんへの最大のリスペクト

キャディさんと仲良くなりたいなら、どんどん質問しよう。

  • 「このホール、どのクラブがいいですか?」

  • 「グリーン、どっちに切れますか?」

  • 「あのバンカー、どうやって攻めたらいいですか?」

キャディさんはそのコースを熟知している。地形、風の癖、グリーンの傾斜、難しいホールの攻め方……毎日そのコースに立って、何百人ものプレーヤーを見てきたプロだ。

頼られると、嬉しいのが人間というもの。

質問されれば答えてくれるし、そのやり取りの中で自然と会話が弾む。「教えてもらった通りに打ったら、うまくいきました!」なんて言葉をもらったら、キャディさんも満足感を感じてくれるはず。

逆に「全部自分でやる」「アドバイスはいらない」という態度だと、せっかくのキャディ付きの恩恵を半分以上捨てているようなものだ。

③ナイスショットの後の「ひと言」が関係を育てる

ナイスショットが出たとき、あるいは教えてもらったことがうまくいったとき、ひと言添えるだけでラウンド全体の雰囲気が変わる。

「アドバイスのおかげです、ありがとうございます」

「言われた通りにやったら、うまくいきました!」

これだけで十分。

ゴルフは一人のスポーツのようで、実はキャディさんも含めた「チーム」でスコアを作っていく側面がある。一緒に喜び、一緒にコースと戦う感覚を共有できると、それだけでラウンドが楽しくなる。

キャディさんも人間だ。感謝や喜びを分かち合える相手には、自然ともっとサポートしたくなるもの。

④「下手なこと」より「プレーが遅いこと」の方がずっと問題

ここは正直に言っておきたい。

初心者が一番心配するのは「下手で迷惑をかけないか」だと思うが、実際にキャディさんが気にするのはプレーの遅さの方だ。

どんなにスコアが悪くても、テンポよく動いていればそれほど問題ではない。でも、考えすぎて素振りを何度も繰り返したり、打った後にゆっくり歩いたり、ショットを打つたびに時間がかかっていると、後ろの組に迷惑がかかってしまう。

意識するポイントはたった2つ。

  1. 素振りは1〜2回まで

  2. 打ったらすぐに動く

これだけ守れば、スコアが100を超えていても、キャディさんに嫌な顔をされることはまずない。

「早く打てる人」が「うまい人」より歓迎されるのが、ゴルフのマナーの現実だ。

⑤キャディさんのアドバイスを断っても大丈夫

「アドバイスをもらったのに、断ったら失礼では?」

そんなふうに思う人もいるかもしれないが、まったく問題ない。

「自分でクラブを選んでみます」「今日は感覚で打ってみます」と言っても、キャディさんは気を悪くしない。むしろ、そのプレーヤーのスタイルを尊重するのがキャディさんの仕事だ。

アドバイスをもらうかどうかは、自分のその日の気分やゴルフへの向き合い方によって変えていい。大事なのは「この人と一緒にラウンドしているんだ」という意識を忘れないこと。

⑥久しぶりのキャディ付きラウンド、こんな心構えで

ここまで読んで、少し肩の力が抜けただろうか。

最後に、久しぶりにキャディ付きで回るときの心構えをまとめておく。

スタート前に自己申告する 「久しぶりのキャディ付きです」「いろいろ教えてください」のひと言を忘れずに。

質問を積極的にする クラブ選び、グリーンの読み方、コース攻略。聞けば教えてくれる。

テンポよく動く 下手でも遅くなければ大丈夫。打ったらすぐ歩く。

感謝を言葉にする うまくいったとき、助かったとき。小さなひと言が関係をつくる。

相性が悪くても気にしない どんな世界にも残念な人はいる。一人のキャディさんで「キャディ付き全体」を判断しないこと。

おまけ:沖縄でキャディ付きで回れるコースは?

実は沖縄では、ほとんどのゴルフ場がセルフプレー中心だ。

全組キャディ付きで回れるのは、琉球ゴルフ倶楽部(ダイキンオーキッドレディス開催コース)と那覇ゴルフ倶楽部(2012年日本オープン開催)の2コースのみ。

かねひで喜瀬カントリークラブ、カヌチャゴルフコース、ザ・サザンリンクス、PGMゴルフリゾート沖縄、パームヒルズゴルフリゾートクラブなどは、リクエストや事前申込みでキャディを依頼できるコースもあるが、組数に制限があり、別途キャディフィが必要となる。

沖縄でキャディ付きを希望するなら、必ず事前に問い合わせを。

まとめ

キャディさんは怖い存在ではなく、一緒にゴルフを楽しむ「コースの案内役」だ。

最初の一言、質問する姿勢、感謝のひと言。それだけで、キャディ付きのラウンドは格段に楽しくなる。久しぶりのキャディ付きが不安な人も、ぜひ次のラウンドで試してみてほしい。

きっと、「もっと早く頼ればよかった」と思えるはず。

キャディさんに怒られた初心者時代から、ベスト96まで。11年の実録はこちらのマガジンに書きました。同じように悩んでいる50代女性ゴルファーに、少しでも届けば嬉しいです。」

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

39soymuch よろしければ応援お願いします!いただいたチップは活動費や新企画の取材費に使わせていただきます。