「順調なダイエット」だと思っていた私が、立ち止まった理由
前回の記事では、私がダイエットやボディメイクに興味を持ち始めたきっかけについてお話ししました。
今回はその続きとして、当時の私が「順調」だと思って続けていたダイエットで、実は大きく行き過ぎてしまっていた話をしようと思います。
今振り返ると、あれは完全に失敗談。
でも、あの経験があったからこそ、今の考え方にたどり着きました。
体重が減るのが楽しくて、気づいたら「減らしすぎていた」話
結果が出て体重が減っていくのが、正直すごく楽しかったです。
体重は1年で約8kg減。
中学生の時の体重まで減り、見た目もほっそりしてきました。
ひさしぶりに会う友だちにも「やせたねー!」と言われて、いい気になっていました。
そして「どこまで減らせるんだろう」と、いつの間にか限界を求めるようになっていました。
でも、その時は体重ばかりを気にして、自分の見た目には目を向けられていませんでした。
自分なりにいろいろと調べてはアレンジを重ね、16時間断食も試しました。
朝ごはんを抜き、昼・軽食・夜ごはんの生活。
最初の数日間は昼食後の眠気が強かったけれど、その後は特に不調を感じることもありませんでした。
朝の空腹感もむしろ心地よく、時間もできて本を読んだりできる。
「これはいい!」と思っていました。
さらに有酸素運動も取り入れ、朝など空腹時に散歩をするようになりました。
カロリーに縛られていく日常
「せっかくダイエットしてきたんだから、ここで体重が増えたらもったいない」
そんな考えが、いつの間にか頭から離れず、外食や実家でのごはんを心から楽しめなくなってしまいました。
コロナ禍ではあったけれど、少しずつ人との交流も戻り始め、外食や飲みに行く機会も増えてきた時期。
誘われるたびに、まず気になるのはカロリーのこと。
「なるべく、がっつり系じゃないお店がいいな」
「ヘルシーなメニューはあるだろうか?」
お酒はできるだけカロリーの低いものを選び、量も控える。
揚げ物は正直あまり食べたくないな、と思いながらも、場の雰囲気に合わせて口にしていました。
会話はもちろん楽しんでいたけれど、食事のおいしさを味わうよりも、頭の片隅には常に体重の数字がありました。
生理が止まったけれど、「大丈夫」だと思っていた
1年くらいたった頃、生理が来なくなりました。
でも体調は悪く感じなかったです。
むしろ、生理前後のむくみや食欲の乱れもなく、気分は安定していたし、毎日淡々と過ごせていました。
40代前半だったので「閉経にしては早いかな」とは思ったけれど、特に深刻には捉えていませんでした。
生理が止まった理由を、初めて知った日
ダイエットを始めて1年半ほど経った頃、体重が思うように減らなくなり、本の著者・石本哲郎さんが経営しているショップでアドバイスをもらおうと思い、訪問。
初めてInBody(体組成計)を測ってもらいました。
その時、表示された体脂肪率は「13.9%」
思わず二度見したほど。
家の体重計では、いつも25%前後だったので、
自分がそこまで体脂肪が少ないなんて、想像もしていませんでした。
話を聞くと、体脂肪率はメーカーによってかなり差が出るらしく、実際より5~10%ほど高く出ることも、ざらにあるとのこと。
そして、生理が止まっているのも「体脂肪が少なすぎる可能性が高い」と言われました。
少し戻る勇気と、身体が教えてくれたこと
その日初めて、「自分はダイエットをやりすぎていたのかもしれない」と気づきました。
改めて自分の身体を見てみると、確かにどこか「スラっとしすぎている」ようにも思えてきました。
そこから少しずつ食事量を見直し、体重を戻していきました。
すると、約2か月後、生理は戻ってきました。
もしあの時、ショップで測定して、きちんと話を聞いていなかったら。
私はきっと「体調は悪くないし大丈夫」と思いながら、体重を減らし続けていたかもしれません。
数字だけを追わないと決めた
体重が減ること=ダイエット、ではない。
数字ばかりを追いかけていると、自分の身体が出しているサインに気づきにくくなる。
あの時の経験は、私にとって大きな失敗談であり、今のボディメイクの考え方の原点になっています。
「もっと減らさなきゃ」から一度立ち止まり、
少しずつ無理を手放していったことで、
身体との向き合い方は大きく変わりました。
次の記事では、
無理をやめたことで、どんな変化があったのか。
見た目や体調だけでなく、気持ちの面で感じていることも含めて、
ここ数年の変化をお話ししていこうと思います。
