【漫画は「描き込み」より「読みやすさ」が大切だと気づいた話】
こんにちは
エアコンから離れられない
ねここあねまるです。
最近、アンソロジーや同人誌の原稿を進める中で、改めて「漫画の描き方」について考えることが増えました。
昔の私は、「背景は細かく描かなきゃ」「コマ割りも凝った方がいい」と思い込んでいました。
初めて作った同人誌では、その気持ちのまま50ページを描き切りました。完成したことは大きな経験と自信になりましたが、その反動で燃え尽き症候群のような状態になってしまいました。
SNSでは、毎週のように背景まで丁寧に描き込んだ漫画を投稿している方もいて、「本当にすごいな」と尊敬しています。
でも、締め切りを意識しながら好きな漫画や尊敬している作家さんの作品を読み返していると、あることに気づきました。
「思っていたよりシンプルなんだ。」
もちろん、見せ場となるシーンでは迫力のある構図や細かな描き込みがあります。
一方で、それ以外のページでは背景をあえて省略したり、コマ割りをシンプルにしたりして、読者がストレスなく読み進められるよう工夫されていました。
そのとき、「漫画はイラストとは違うんだな」と感じました。
一枚絵は描き込みによって魅力が増すことがありますが、漫画は物語を最後まで読んでもらうことが何より大切です。
だからこそ、すべてのコマを全力で描くのではなく、
「どこを見せ場にするか」
を考えることの方が、作品全体として伝わりやすくなるのではないかと思うようになりました。
今回制作しているアンソロジーでは、背景を必要以上に描き込みすぎず、人物の表情や構図を大切にしながら原稿を進めています。
これは「手を抜く」ということではありません。
「力を入れる場所を選ぶ」
そんな感覚です。
⸻
そして、この考え方は今後の一次創作にもつながっています。
私の目標は、カラー漫画50ページを1冊完成させること。
そのため、白黒漫画だけでなく海外のカラー漫画やゲームコミックなども積極的に研究しています。
今、特に理想としているのが『Cult of the Lamb(カルト オブ ザ ラム)』のコミックです。
あの独特な世界観や、イラストの魅力をそのまま漫画として表現しているような雰囲気に惹かれています。
残念ながら日本では本として手に入りにくく、ゲーム内や海外で公開されているものが中心なので、もっと資料として見られたらいいのにな……と思っています。
マーベル作品も好きですが、私が目指したい表現とは少し方向性が違います。
ちなみに好きなキャラクターは、スパイダーマンとデッドプールです。
⸻
締め切りを守ることも、漫画を完成させるための大切な技術の一つ。
そして何より、完成した作品を読者の方に最後まで気持ちよく読んでもらえることが、一番の目標です。
まだまだ勉強中ですが、今回のアンソロジー制作を通して、自分なりの「読みやすい漫画」の形を見つけていけたらと思っています。
皆さんは、漫画を読むときに「ここが読みやすいな」と感じるポイントはありますか?
もしあれば、ぜひ教えていただけるとうれしいです。
