転売は本当に悪なのか?三方よしで考えてみた。
転売って悪なのか?
これ。
物販をやっている人なら、
一度は考えたことあると思います。
メルカリで商品を売る。
安く仕入れて高く売る。
利益が出る。
でも周りから、
「それって転売でしょ?」
「転売ヤーじゃん」
みたいに言われる。
これ、
地味にメンタルくるんですよね。
昔の自分もそうでした。
物販で利益が出るようになっても、
どこかで少しだけ後ろめたさがある。
「これって悪いことなのかな?」
「人から嫌われることしてるのかな?」
そんなふうに思う瞬間がある。
でも。
僕は今、
はっきり思っています。
転売そのものが悪なのではない。
問題は、
どんな転売をしているか。
ここです。
先日、
ホリエモンが転売について語っていて、
かなり話題になっていました。
ざっくり言うと、
転売は需要と供給のズレを埋めている経済活動じゃないの?
という考え方です。
これに対して、
「たしかに」
と思う人もいれば、
「いやいや転売は悪だろ」
と思う人もいる。
意見が分かれるところです。
だから今日は、
メルカリ物販をやっている立場から、
転売について正直に話していきます。
まず、
転売って何か。
めちゃくちゃシンプルに言うと、
安く買って高く売ることです。
100円で仕入れる。
500円で売る。
差額の400円が利益になる。
これが転売の基本です。
でも、
これだけ見ると、
世の中の商売ってほとんど同じ構造なんですよね。
例えば商社。
海外から商品を安く仕入れる。
日本のマーケットに持ってくる。
利益を乗せて販売する。
これも構造としては、
安く買って高く売る。
つまり転売に近いです。
スーパーもそうです。
メーカーや卸から商品を仕入れる。
お店に並べる。
利益を乗せて販売する。
僕らはスーパーで買い物をしますが、
「スーパーは転売ヤーだ!」
とは言わないですよね。
アパレルショップも同じ。
商品を仕入れる。
店舗で販売する。
利益を乗せる。
これも商売です。
つまり、
安く仕入れて高く売ること自体は、
世の中の商売の基本なんです。
ここ。
かなり大事。
じゃあ、
なぜネット転売だけ叩かれやすいのか。
ここを考える必要があります。
理由はいくつかあります。
1つは、
仕入れ値が見えやすいこと。

例えば、
限定商品が定価5,000円で売られていた。
それがメルカリで15,000円で売られている。
これを見ると、
「いや、高すぎるやろ」
ってなりますよね。
仕入れ価格がわかるから、
損した気持ちになる。
これが反感につながります。
スーパーで売っている商品も、
実際はいくらで仕入れているかわかりません。
飲食店の料理も、
原価は見えません。
でもネット転売は、
定価が見えやすい。
だから叩かれやすい。
ここはあります。
もう1つは、
楽して稼いでいるように見えること。

これも大きい。
ネットで買った商品を、
メルカリに出す。
写真を載せる。
高く売る。
外から見ると、
「右から左に流してるだけじゃん」
と思われる。
でも実際は、
リサーチ。
仕入れ。
検品。
撮影。
出品。
コメント対応。
梱包。
発送。
トラブル対応。
やることは山ほどあります。
全然ラクではありません。
でも、
外からはその手間が見えにくい。
だから嫌われやすい。
これもあると思います。
ただし。
だからといって、
全部の転売が正しいとも思いません。
ここは大事です。
僕は、
良い転売と悪い転売があると思っています。
良い転売は、
三方よしになっている転売です。
売り手よし。
買い手よし。
世間よし。
この3つ。

例えば、
店舗で売れ残っていた服があります。
500円でワゴンに入っている。
お店ではもう売れない。
在庫として場所を取っている。
それを仕入れる。
家で状態を確認する。
必要ならシミ抜きする。
きれいに写真を撮る。
サイズや状態を丁寧に書く。
メルカリで3,000円で販売する。
これ。
悪でしょうか?
僕は全然悪ではないと思っています。
お店側は、
売れ残り在庫を処分できる。
出品者は、
手間をかけた分の利益を得られる。
購入者は、
探していた商品を買える。
これ、
三方よしです。
つまり、
売れない場所から、
売れる場所へ商品を移動する。
見つけられなかった商品を、
欲しい人に届ける。
そこに検品や清掃や撮影の手間を加える。
この手間賃として利益をいただく。
これが物販の価値です。
メルカリ物販は、
ただ横流しするだけではありません。
商品を探す。
選ぶ。
状態を見る。
きれいにする。
魅力が伝わるように出品する。
安心して買えるように説明を書く。
購入者に届ける。
ここに価値があります。
だから、
三方よしになっているなら、
僕は胸を張っていいと思っています。
一方で、
良くない転売もあります。
代表例は、
生活必需品の買い占めです。
コロナ禍のマスク転売。
これは本当に問題でした。
本来必要な人に届くべきものが、
買い占められて高額で売られる。
普通に困る人が出る。
これは三方よしではありません。
売り手だけよし。
買い手は苦しい。
世間も困る。
こういう転売はダメです。
チケットの高額転売。
災害時の生活用品の買い占め。
医薬品や規約で禁止されている商品の販売。
こういうものも同じです。
人が困っている状況に乗っかって利益を取る。
ルールや法律に反する。
これは物販ではなく、
信用を削る行為です。
長く続けるなら絶対にやめた方がいい。
じゃあ、
ゲーム機や限定品の転売はどうなのか。
ここは意見が分かれます。
生活必需品ではない。
買えなくても命に関わるものではない。
だから経済活動として成立する、
という考え方もあります。
一方で、
本当に欲しい人が買えなくなる。
子どもが楽しみにしていたのに買えない。
メーカーや店舗の意図とズレる。
こういう見方もあります。
だからこそ、
ここは慎重に考える必要があります。
ただ一つ言えるのは、
世間よしになっているか。
ここです。
自分だけ儲かればいい。
買いたい人が困っても知らない。
市場が荒れても関係ない。
この考え方は長続きしません。
物販をやるなら、
目先の利益だけを見ない方がいいです。
アカウントは資産。
信用も資産。
リピーターも資産。
一度信用を失うと、
取り戻すのはかなり大変です。
だから、
短期で儲かるからといって、
何でもやるのは危険です。
僕が目指したいのは、
三方よしの物販です。
売り手である自分が利益を得る。
買い手が欲しい商品を手に入れて喜ぶ。
店舗や社会にとっても在庫が循環してプラスになる。
この形。
これなら堂々とできます。
物販で大事なのは、
「安く買って高く売る」
だけではありません。
そこに価値があるか。
誰かの役に立っているか。
困っている人を増やしていないか。
ルールを守っているか。
ここです。
例えば中古アパレル。
お店で売れ残っている服を仕入れる。
きれいに整える。
必要な情報を載せる。
欲しい人に届ける。
これは価値があります。
家で眠っていた不用品を売る。
必要な人に届ける。
これも価値があります。
仕入れ先に困っている人に、
良い仕入れ体験を提供する。
これも価値があります。
逆に、
人が本当に必要としているものを買い占める。
ルールを破って売る。
説明をごまかして売る。
相場を無理やり吊り上げる。
こういうのは、
長く見たら自分の首を絞めます。
転売という言葉だけで、
全部を悪と決めつけるのは少し乱暴です。
でも、
転売なら何でもOKというのも違います。
大事なのは、
どういう姿勢でやっているか。
誰に価値を届けているか。
三方よしになっているか。
ここです。
もし今、
物販に少し後ろめたさを感じているなら、
自分に聞いてみてください。
その商品を買った人は喜ぶか。
自分は正しく利益を取っているか。
仕入れ先にもメリットがあるか。
世間に迷惑をかけていないか。
ルールを守っているか。
これにYESと言えるなら、
もっと堂々とやっていいと思います。
僕自身も、
大量の在庫を抱えて、
スタッフに手伝ってもらいながら、
物販をしています。
もちろん大変です。
でも、
売れ残っていた商品が、
必要な人の手に届く。
購入者から喜ばれる。
仕入れ先にも貢献できる。
こういう形なら、
物販にはちゃんと価値があります。
今日のまとめ。
転売そのものが悪なのではありません。
悪いのは、
買い占め。
ルール違反。
人を困らせる販売。
三方よしになっていない転売です。
一方で、
売れない場所から売れる場所へ商品を届ける。
商品に手間をかけて価値を高める。
欲しい人に届ける。
こういう物販は、
立派な経済活動だと思っています。

売り手よし。
買い手よし。
世間よし。
この3つを意識する。
これが、
長く物販を続けるうえで大事です。
後ろめたい物販ではなく、
胸を張れる物販をする。
短期の利益ではなく、
信用を積み上げる。
この考え方でやれば、
メルカリ物販はもっと楽しくなります。
転売は悪なのか。
答えは、
やり方次第です。
三方よしの物販を、
一緒に目指していきましょう。
