UNDERCOVER、ライダースを「服」にした。
メルカリ徘徊日記#405
高橋盾は、ライダースジャケットから「強さ」を抜いた。
ライダースといえば、革、スタッズ、圧。そういうものだと思っていた。でもアンダーカバーのそれは違う。
薄く、軽く、どこか内向きで、着た瞬間に「守る」より「隠れる」感覚がある。攻撃性をまとった服じゃなく、自分の輪郭をそっとなぞるような服だ。
アウターとしてではなく、レイヤードの一枚として機能する薄手の仕立て。春先、コートを脱いだ日にそのまま外に出られる。そのさりげなさが、アンダーカバーらしい。
日本製。その一点だけで、縫製と素材への誠実さが伝わる。ブランドの哲学が、ディテールではなくつくりそのものに宿っている服がある。これはそういう一着だ。
ライダースを「かっこいい記号」として着る時代は、もう終わっていいと思う。
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