「黒いデニムシャツ」という言葉で片付けるには、あまりにもったいない服の話。AURALEE
メルカリ徘徊日記#599
デニムって、本来は重くて硬いものだと思っていた。
でも、触った瞬間にその認識が崩れるシャツがある。タテ糸はロープ染色、ヨコ糸にはあえて太番手の糸を選び、シャトル織機でゆっくりと時間をかけて織り上げる。
速く織ると生地が詰まる。だからこそ、時間をかけることで空気が入る隙間ができる。この工程が、デニムなのに羽のように軽い、あの独特の風合いをつくる。
WASHED BLACKという色も面白い。ただの黒ではなく、洗いをかけることで表面に奥行きが生まれ、光の当たり方によって表情が変わる。
着込むほどに育つセルビッジの耳、スナップボタン、開き衿。夏の一枚として羽織っても、秋にインナーとして重ねても、季節を選ばずに活躍する。素材の話から始まる服づくりをしているのが、AURALEE。
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