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中目黒の古着屋が生んだ「架空のオフィス」で、黒デニムは一番静かに主張する OUAT

メルカリ徘徊日記#650

流行に振り回されないアイテムには、たいてい理由がある。

OUATの「OFFICE JEANS」もそのひとつ。もともとこのブランドは、中目黒のヴィンテージショップを営むデザイナーが、既製の型紙に頼らず、信頼できるパタンナーと一つずつ形にしてきたプロダクトだ。

名前の由来になっている「架空のオフィス」というコンセプトは、堅苦しいドレスコードではなく、そこで働く人の気配や空気感を服に落とし込むという発想からきている。

だからこのデニムも、ただの黒パンツではなく、ワークウェアとミリタリーの緊張感を纏いながら、日常でも力まずに履ける絶妙な塩梅に仕立てられている。

実際、YouTuberグループ・アワーズのモーガン蔵人も私服で愛用しているのを見かけたことがある人は多いはずだ。

黒デニムというジャンルは選択肢が多いようで、実は「これで間違いない」と言えるものは意外と少ない。素材の落ち感、シルエットの緊張感、経年変化の予測がつく縫製。その全部が揃って初めて、長く付き合える一本になる。

派手ではないけれど、着るたびに「わかってる人が選んでいる」と伝わる。そういう静かな自信を持たせてくれるのが、このデニムの一番の価値だと思う。気になった方はストア内も覗いてみてほしい。

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