ラベルを外した場所に、本物がある。Maison Margiela
メルカリ徘徊日記#549
普通のブランドはラベルで語る。
Maison Margielaは4本の白いステッチで語る。バックに走るその線が、このデニムトラウザーの正体をさりげなく、でも確実に示している。
ウエストのプリーツが生むボリュームは、ただ「ゆったりしている」のとは違う。重力に従って落ちる生地が、穿く人の動きに合わせて表情を変える。ワイドレッグというシルエットは今や珍しくないが、Margielaのそれは少し違う空気を持っている。
解体と再構築を繰り返してきたブランドが作るデニムは、デニムという素材そのものへの問いかけでもある。カジュアルの皮を被った、実はかなり思想的な一本。
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