マルチAIエージェントの routing(振り分け)を、3D空間で。 ― Threedive AI ならすぐに試せます!
こんにちは、メタバーズのエンジニアです。
メタバーズが2025年11月にローンチしたサービス Threedive AI は、3DGS
などの3D空間に複数体の生成AIキャラクターを配置してブラウザで表示できるという、結構ユニークなサービスです。
生成AI × 3D空間(バーチャル空間、メタバース、デジタルツイン…) でどのようなことが実現できるのでしょうか? Threedive AI はすごい速度で進化中なのですが、現時点での面白い機能や得られた知見についてご紹介したいと思います。
1.オートパイロット機能=専門AIたちをオーガナイズ
https://threedive.ai で体験できる「Threedive AIサービスカウンター」デモは、最初に表示される「総合案内AI」から各種窓口に案内する、という構成になっています。(本当に市役所や総合病院に行ったときもそうですよね?)

場所を移動したあと、各担当者との会話になります。それまでに総合案内AIと交わした会話内容も引き継がれます。

以下は実際の設定画面です。各窓口に異なるAIを割り振っていることが確認できます。

これは、マルチAIエージェントのデザインパターン(定石テクニック)の一つである routing(振り分け)を、3D空間で行なっている、といえます。
※ 多くの範囲を一つのAIで引き受けるよりも、専門知識に特化したAIに回答を任せたほうが、回答精度の向上が期待できます。
上の例では、各専門家(市役所窓口)への切り替えをビジュアルに行なうことで、誰が見ても会話相手が変わったことが分かり、より自然に会話を進行することが出来ます。
2. 会話の説得力UP
チャットAIが姿形を持ち、テーマに沿った空間に配置されると、ユーザーもこのAIに「何を聞くべきなのか」「このAIはどんなことを知ってそうなのか」というコンテキストをすぐに把握して会話に入ることが出来ます。


Scaniverse などで現実世界をスキャンしたものと組み合わせれば、画面からえられる情報量は更に豊かになります。「デジタルツイン」的な利用方法と言えます。

3. AIによる空間把握、紹介 ※近日リリース予定
Threedive AI で作成するスペースの情報は、すべて JSON 形式で保持しています。
このデータの一部をAIのシステムプロンプトとして利用すれば、AIに特別に指示することなく、空間内の的確な案内が可能になります。
たとえば以下のようにスペースの説明文とパネルの説明文を記述します。(※画面は開発中のものです)


AIがこれらの内容を踏まえて回答してくれるようになりました!

おわりに
3D空間にAIキャラクターを配置することで、どのような効果が期待できるのか、ということの一例を Threedive AI の実例を交えながらご紹介しました。
先日の CES2026 では「フィジカルAI」が話題になりましたが、バーチャル空間のAIもそれに負けず劣らず可能性のある分野だと思っています。
気になった方は、是非一度 Threedive AI でAIを配置してみてください!AIとの会話機能は有料ですが、1ヶ月無料でお試し頂けるプランもご用意しています。
