映画『青春ゲシュタルト崩壊』初日ネタバレなし感想
本日初日、映画『青春ゲシュタルト崩壊』を観てきました。
観終わったあと、まるで過去の自分が救われたような気持ちになっていました。
それは、青年期失顔症を患った主人公・間宮朝葉と、彼女に寄り添う朝比奈聖、二人の姿に強く共感できたから。
劇中で描かれる「青年期失顔症」は、現実には存在しない架空の病気。
でも、
「嫌われたくない」
「期待に応えられないのが怖い」
「自分がどう見られているのかわからない」
「自分が何を望んでいるのか分からない」
そんな思春期の悩みや葛藤をまるで具現化したかのような病気に胸が締めつけられました。
朝葉の苦しみや戸惑いに、自分自身の過去が重なって、ピンチの場面では思わず息を飲んでしまい心臓バクバクでしたよ。
そんな朝葉を演じた渡邉美穂さんの演技が、本当に素晴らしかったです。
戸惑いの表情も、葛藤の中で揺れる瞳も、涙のシーンも、すべてが自然でリアル。
まさに「リアル間宮朝葉」として息づいていました。
そしてもうお顔が美しすぎる!ドアップがたびたびありますが、全て美しくてため息がでるレベルでした。
そして、朝葉の心の支えになる、朝比奈 聖を演じた佐藤新さん!
一見ぶっきらぼう不良っぽいけど、本当はとても心優しい少年。
そんな役どころを、初めての主演とは思えないほど繊細かつ芯のある演技で演じていて、「聖って、こういう子だよね」と納得のキャラクター造形でした。
さりげない優しさを表現できるって、本当にすごいことだと思います。
顔は王子様みたいに綺麗なのに、脱いだら凄いのも羨まし過ぎです!
そんな二人ですが、朝葉の孤独や苦しみが、聖の寄り添いによって少しずつ癒えていく様子は、恋愛”というよりも人と人との信頼関係”として描かれていて、それもまた心に沁みました。
「幸せになってね!」そう心の中で呟きながら映画館を後にしました。
この映画は、今まさに青春のただなかにいる学生さんにはもちろん、かつて子どもだったすべての大人たちにも観てほしい作品です。
特に、親御さんや学校の先生にはぜひ観てほしい。
「ちゃんと話せ」「逃げるな」──そんな言葉がプレッシャーになってしまっている子どもたちに、そっと手を差し伸べてくれるような映画でした。
登場人物で言えば、杏里、中条、祈(いのり)、雨村先生、桑野先生、そして朝葉の母や兄との関係性も語りたいことが山ほどあるのですが、それはまたネタバレ感想として後日まとめたいと思います。
一つだけ!
二人をあたたかく見守る雨村先生(瀬戸朝香さん)が聖母すぎて!
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、あのシーンはめちゃくちゃカッコよかったです!!
今日は、心に深く残るこの物語に出会えたことにただただ感謝したいです。
明後日15日には公開記念舞台挨拶で二度目の鑑賞、そして、これからも何度でも劇場に足を運ぼうと思っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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