ゴボウはお好きですか
唐突ですが、根菜が好きです。
大根、人参、芋類、そしてこのゴボウ、手に取りよくその顔を見て、しっかり身の詰まった元気そうなヤツを買ってきます。近鉄八尾駅前の商業施設の地下でいつも地場野菜を並べる特設会場があります。今回目に付いたのは奈良県宇陀の『金ごぼう』でした。奈良に住んでいた頃に息子を乗せてよく車で室生寺や曾爾高原を訪ねました。山ばかりの山中です。そこでゴボウを作っているとは知りませんでした。
太いごぼうでした。その中でも一番太い、武具としても使えそうな二本を買って帰りました。帰ってタワシで洗えば白くきれいな肌が見えてきます。サラダにしようと思い適当に洗って細い短冊にしました。しかし、刻めば驚くような量です。半分は我が家で定番のキンピラゴボウとして使い、一本はまだ残してあります。
晒すほど水には漬けず、洗った程度でサラダは湯に通し、キンピラは炒めました。アクはなく茹でてもしっかり歯ごたえの残る美味しいごぼうでした。
最近食べたゴボウのなかで一番おいしくいただけたゴボウでした。

美味しい根菜と言えばこのnoteのクリエイター『うちの子も夢中です』さんのニンジンを年末に送ってもらいました。前から気になっていたニンジンでした。ニンジン独特の臭みがなく、甘く、私の人生で一番おいしいと思えたニンジンでした。
これはお勧めですよ。(うちの子さんの宣伝マンじゃないんですが、、)
それにしても、今回のこのゴボウに限らず、人間の『食への追求』には感心するばかりです。
よくたとえに上がるのはナマコ、フグもそうですよね。キノコの選別でも多くの古人は命を失っているんじゃないでしょうか。
このゴボウもそんなふうに思いませんか。
大阪八尾には『若ごぼう』という春に出てくるゴボウの仲間を特産品として栽培しています。これは根ではなく葉を主に食べます。根は申し訳程度しかありません。同じゴボウでもずいぶん違います。
私たちが今普通に食べるゴボウには異国の親孝行息子、周明の母への愛と努力があったと私はひそかに信じています。
以上
