台湾旅ログ④|古くて新しいが息づく、台湾花甎博物館
3日目は、レトロでかわいいマジョリカタイルの世界に浸れる「台湾花磚博物館(台湾マジョリカタイル博物館)」へ行ってきました。
台湾の屋台で朝食を
朝の街には似たようなお店がずらっと並んでいます。
少し迷いそうになりましたが、目的のお店が決まっていたのでそのまま向かいました。
到着すると、すでに出勤前らしき数人が。
これは当たりの予感です。


大根餅とは、千切りやすりおろした大根に米粉を混ぜて蒸し、さらに表面をカリッと焼き上げたものです。
これが素朴なんだけど、すごく美味しい!
外はカリッと香ばしく、中はもっちもち。
シンプルなのにちゃんと満足感があります。
そして重要なのがタレ。
少し甘みのある台湾の醤油ダレ(醬油膏)なんですが、これがあるのとないのとでは本当に別物です。
以前食べたとき、タレを控えめにかけてしまって最後ちょっと物足りなかったんですよね。
なので今回はしっかりと多めにかけました。
一瞬「かけすぎたかも?」と思うくらいで、ちょうどいいです。
台湾高速鉄道で嘉義駅へ
この2日間で、地下ダンジョン(駅構内)はだいぶ攻略済み。
迷うことなく改札へ向かいます。

本当は台鉄でも行ける距離(時間は倍)なんですが、せっかくなので台湾高速鉄道に乗ることにしました。
こういうところ、ちょっとした乗り物欲が出ます。
ただ、移動時間はあっという間の1時間20分ほど。
駅弁を楽しむ暇もなく……ちょっとしょんぼり。

ちなみに、タイミングが合えば外国人向けの割引キャンペーンが出ていることもあるので、事前にチェックしておくとお得です。
予定通り嘉義駅に到着しました!
ここで早速つまずきます。
実は、目的地のある嘉義市街は、この台湾高速鉄道の嘉義駅から車で20〜30分ほど離れている場所にあるんです。
分かってはいたものの、いざ来てみると想像以上に不便でした。
駅を出てすぐのバス停に向かったものの、どれに乗ればいいのか分からない。
これかな?と思ったバスは40分待ち(しかも違った)。
どうしようかと立ち止まっていると、すかさずタクシーの運転手さん登場。
「タクシーなら早いよ、一人1,000円で行くよ」
……いや、“一人”1,000円って何?(笑)
怪しさ満点だったので、「No, thanks. 謝謝」とだけ言って、そっと駅に引き返しました。
ここで一旦初心に返って、インフォメーションへ。
嘉義市街への行き方をたずねると、まさかの一言。
「チケットをお持ちなら、そのままBRTに乗れますよ」
……え、そうなの?
知らなければ、普通にお金を払ってバスに乗っていたと思います。
バス停の場所も、次の発車時刻も丁寧に教えてもらい、なんとか軌道修正。
本当にありがとうございました!
少しバタついたものの、ロスは40分ほどで、無事に市街へ出ることができました。
この時点で、すでに限界レベルの空腹です。
マジョリカタイルの前に、まずは腹ごしらえ
今回も、地元の人で賑わっているお店を探します。
見つけたのがこちらのお店。
カウンターで注文し、そのまま流れるように会計&受け取りに進みます。


店員さんの動きがとにかく速い。
人は多いのに、ほとんど待たされないのが気持ちよかった。
そして肝心のお味は……大当たりでした!
しっかり味が染みていて、シンプルだけどちゃんと満足感がある。
正直、もう一回並んでもいいかもと思ったくらいでした。
ついに台湾花甎博物館へ
台鉄の嘉義駅から台湾花甎博物館までは徒歩12分ほど。
いわゆる“博物館”のイメージと違いすぎて、一度そのまま通り過ぎてしまいました。
勝手に大きな建物を想像していたんですよね。
でも実際は、ひっそりと佇む古民家でした。

目印は大きな壁面タイル。
インターホンを鳴らして、入館するシステムです。

中に入った瞬間、視界いっぱいに広がるマジョリカタイル。
一気にテンションがあがります。

館内は、靴を脱いで上がるスタイル。
台湾では少し珍しい印象でした。

写真でも伝わると思うのですが、タイルの量と密度がとにかくすごい。
一面びっしりで、どこを見てもタイル、タイル、タイルです。


マジョリカタイルは、西洋生まれの装飾タイルで、表面に浮き彫りの模様が施されているのが特徴。
明治期にイギリスから日本に伝わり、日本でも量産されるようになりました。
台湾建築で使われていたタイルも、日本から輸入された和製マジョリカタイルが多かったそうです。








中二階には、この博物館ができた経緯が展示されていました。
台湾のマジョリカタイルは、古い建物の解体とともに失われつつあったそうです。
それを館長さんら有志が解体現場から一つひとつ救い出し、保存・再生してきた結果、今ここに並んでいる。
そう思って見ると、ただ「きれい」なだけじゃない重みを感じました。



いかがでしたか?
マジョリカタイルの魅力が、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
「正しく古いものは、永遠に新しい」
スウェーデンの画家、カール・ラーションの言葉です。
まさにその通りだな、と感じる空間でした。
館内には若い方の姿も多く、それぞれが楽しそうにタイルを選んでいるのが印象的で。
この文化がちゃんと今につながっているんだな、と少し嬉しくなりました。
私もいつか、キッチンにマジョリカタイルを使う日を目標に、こつこつ貯金していこうと思います(笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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それでは、また。
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